【感想・ネタバレ】サザエさん(23)のレビュー

あらすじ

令和になっても愛されつづける長谷川町子の世界。長年にわたって読者から復刊を望む声が多かった、昭和21(1946)年から刊行されたオリジナル版の『サザエさん』(全68巻)がついに刊行。新たに新聞掲載日と注釈が付き世代を超えて楽しめます。

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Posted by ブクログ

本巻もすばらしかった。
しかしだんだんと作者の目線が上がっていくのを感じる。
前から波平は非常に魅力的に描かれていたが、本巻はフネも魅力的だ。
特にフネが誰もいないことを確認し、少女時代を思い返しながらブランコに乗るシーンは胸が熱くなる。
明らかに長谷川町子はサザエさんからフネに自分を投影しているのだ。
そう考えてみると、サザエの子育てシーンが基本友達の子のお世話をする方向に変わっているし、タイ子などの新米母には先輩的な目線になっている。
この作者の年齢に応じた柔軟な変化が、本作の傑作たるゆえんだろう。

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2021年10月02日

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