【感想・ネタバレ】サザエさん(20)のレビュー

あらすじ

令和になっても愛されつづける長谷川町子の世界。長年にわたって読者から復刊を望む声が多かった、昭和21(1946)年から刊行されたオリジナル版の『サザエさん』(全68巻)がついに刊行。新たに新聞掲載日と注釈が付き世代を超えて楽しめます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

もはやサザエさんを読む事が「癒し」になってしまった。ぼくは「サザエさん」連載時の世相を知らないので、まったくノスタルジーを本作から感じるはずはないのだが、しかしどうやら感じているらしい。この不可思議さの源泉はなんだろう。
おそらくそれは、ぼくの身近な人間、具体的にはサザエさんと同世代人である祖母のバッグボーンに「サザエさん」的なものを感じていたからであろうと思う。
時間の流れは神秘的なもので、一人一人の体内にそれぞれの時間が流れている。祖母の体内で流れている時間を、当然ぼくは感じることはできないはずだが、なんとなく嗅ぎ取ってしまう。
その力が「サザエさん」の描写に現れているのだろう。これは「サザエさん」が傑作たる所以だと思われる。
世代の違う人々の時間を「顕在化」させるパワーが本作にはあるのだ。

0
2021年05月20日

「少年マンガ」ランキング