最愛の母を亡くし、テント暮らしの女子高生・透をひょんなことから迎え入れてくれた草摩家。
そこに住んでいた同級生の美少年・由希を始めとする、草摩の一族には、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという秘密があった。
かつて十二支を結んでいた遠い約束に、今も彼らがとらわれていることを知っていった透は…。
ファンタジーの設定を盛り込みながらも、家族の在り方や友情について優しく包み込むように描く作品。
草摩家を筆頭に、個性豊かなキャラクターが次々に登場。
同年代女子がそろえば推しメンについて討論になることもしばしば。
由希派?夾派?という問いには皆が一家言持っていることでしょう…!
ラストに向かうにつれ、それぞれの心をときほぐしていくモノローグに涙の連続です。
再アニメ化にも納得の、何度読んでもあたたかい気持ちになる名作!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年07月16日
早く呪いを解かなければ、高校卒業をした草摩夾は草摩家の離れに幽閉されてしまう。本田透の焦りが浮き彫りに。さらに、父・本田勝也死去まもなく、本田家の親族から透が他の父親の子供だと疑われ、母・本田今日子に対し、敬語混じりの話し方になっていた思わぬ経緯だったなんて。
フルバは大好きなのですが、この巻の真鍋から透への発言がどうしても納得できず。。というか許せないというか。。そもそも真鍋は透に何か言える立場でもないような気がするのです。。加害者の娘の彼氏って、結婚してる訳でもないし。小牧も元気だよ、とかも言う必要あるのかな?何か色々謝ってたけど、言葉が違うような。。...続きを読む小牧のお父さんがどんな理由で事故を起こしたのかは書いてないので分からないですが、加害者の子供と被害者の子供ってどちらも悪くないし憎み合う理由も本来ないですが、事故を起こした直後の葬儀の時に第三者が言える言葉ですかね?その後の小牧が真鍋に諭した言葉も。。微妙です。父親が起こした事故を背負う必要はないけど、やはりどうしてもどこかで罪悪感とか感じてしまうと思うんだけど、そういう人の言葉に聞こえなくて。。読んでてただ透がかわいそうだったなあ。自分は心狭いなあ。
Posted by ブクログ 2020年05月05日
透くんの秘密のはなし。透くんだってちゃんと抱えているものがあるんですよ。でも辛い表情をしないで幸せそうに笑ってる人の方が私は強いと思うのです。だから幸せな人は強いのです。辛いことがない人なんていないから…
Posted by ブクログ 2012年08月21日
十二支の呪いを解いて、夾を救うにはもう時間がない!
そんな折、透の母・今日子の命日を迎え、一人墓前に向かった夾は、透の新たな一面を知り…。お互いを想う透と夾――。さらに意外な繋がりを持った翔の彼女も初登場!
Posted by ブクログ 2009年10月04日
大人買いしたくせに、それを忘れて古本屋で見つけて重複してしまった19巻〜最終巻。
合間を縫って、やっと19巻まで読みました。
今の漫画ってここまで来てるんだ、と思いました。最近の語り手はここまでの話がかけるのか、それともこの人特有のものなのか。西尾維新さんとは方向は違いますが、人を多面的に描いている...続きを読むというか、裏側を描いているようなという意味では同じです。読んでいて素直に感動できるし、私自身、救われるような気分にもなります。
最終巻まであと4冊ですが、どうなるのかはあえて想像したりはしないでおきましょう。
私が透くんだったらどうするだろうなあとは考えます。どうするだろうなあ。どうしようもないことはどうしようもない。かなえたいものはかなえたい。理屈より先に来るものなんですよ、愛しいとか好きだって感情は。
あと、関係ないけど、この人このあたりから絵をだいぶアシスタントに描かせてる気がする。タッチが変わりすぎな気がする。大人っぽくしたいからわざとなのかなあ、顔が長いよみんな。
Posted by ブクログ 2011年05月24日
再読。
これも何回読んでも泣くなあ・・・。
フルバを読むたび私は己の人生を顧みてしまいます。
人と人との関わりって大事で愛おしいものだなあと思わせてくれるお話。
大好き。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
(注)当方黒髪性悪スキーのため、レビュー内容がとんでもなく偏っています。
黒髪性悪スキーなので、このあたりの展開は結構どうでも良かった(……)。
でもこの漫画のカポー達は皆幸せそうで良い。
この方の漫画は画力とかじゃなくて、キャラクターの内面の描き方が大好き。
たとえ別の形になったとしても、楓く...続きを読むんには幸せになって欲しいなぁ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
呪われた十二支+猫をテーマにした漫画。これだけ言うとホラーみたいですが、のほほんとした癒され漫画です。主人公【透】の言葉にはとにかく癒されっぱなしです。個人的にマブダチトリオが好きです(* ´艸`)
透の夾を想う気持ちが溢れていて、どうかどうか幸せになってほしいと思うばかりです。
紅葉が大きくなって、ビジュアルの変化とさらに優しく儚くなっていました。
副会長と透の接点にもとても驚きました…!
いつの間に、男の子になっていたのか!!
高校生男子の成長期怖ぇ~(笑)でも、言動がそのままで安心する💖
そして、透ちゃんと夾くん、由希くんと真知ちゃんなど、あらあら。進展…こちらも、成長期(?)ってすごいですね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
透の過去とか見えてきて、今までのいろんなことが少しずつ繋がっていく感じがしました。
あーや&みねも良かった。
「幸せにできる確証も〜」「あたしの幸せは〜」のくだりがもう、もう!
紅葉君とかトブナベ君&肉☆天使とかも良い感じで。
この巻で初めて紫呉さんが気になりだしました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
大分核心通り越してラストに向けて。相も変らず痛くなる話入れてくれます。でも、あったかい。且つ、笑える。
ただ、今回痛すぎたので星4つに抑えときます。今回の話は思考的にツラい。。。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
話は大詰めです。あいかわらずキャラの言葉が重い。いい意味で。いわせるべきキャラにちゃんと言わせられるのはすごいなとおもいます。あーやはあいかわらずで大好き…だ…!!
Posted by ブクログ 2009年10月04日
だんだんとクライマックスに近付いてる感がします。今回は透の口調の真実が明かされたり、猫憑きのことがあがったり。。。
キョンが頑張ってるので、夾透派にはすごく嬉しい巻だと思われます。思い感じのシリアスが続くかと思いきや、真鍋の彼女話でちょっとほぐれたり。でもそれも割とシリアスな要素も含んではいます...続きを読むが。
フルバはいつもストーリーの運びが上手いので読んでてスッと読めてしまいます。5月が待ち遠しい!