あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】白翔野球部の甲子園での初戦は熱い戦いが続く。1点リードされたまま9回裏最後の攻撃へ──。つばさと吹奏楽部も必死の気持ちをこめて応援する。甲子園出場が叶い、無事つきあうことになったつばさと大介の暑くて忘れられない、甲子園の夏です!
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表紙から高校野球の話かと思いきや、高校野球を応援する吹奏楽部女子のお話。
このヒロイン、精鋭だらけの名門ブラバン部に初心者で入部しちゃうのですが、マンガによくある「眠っていた才能が開花して大活躍!」みたいのはありません。下手だけど、とにかく地道に、苦しくっても悲しくっても毎日練習。才能ないから辞めろと言われて泣きべそをかいても、クラスメイトの野球少年と励まし合いながら頑張る姿がケナゲ。
1年先輩ってだけでこういうエラそうな先輩いたわーとかいう小さな懐かしさから、年齢を重ねたからわかる顧問の先生目線の葛藤や悔しさまで、いろんな思いを感じながら読みました。
主役が華々しく活躍する話ではないし、奇跡が起きたりもしないけど、だから余計に自分の昔に重ね合わせて、頑張れと思いながら読み進めてしまうんでしょうね。
部活少年少女だったオトナにぜひオススメです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
甲子園9回裏から。泣かずにはいられなかった。つばさの成長がすごい。よく周りを見れる子だな。1人でずっと投げ続ける城戸くんもカッコよく見えた。そして次はつばさの番。甲子園ロスしてるつばさに掛ける水島くんの言葉が良かった。甲子園後のつばさの成長がまたさらにすごい。つばさ腱鞘炎なっちゃうのかな。次が最終巻。心配。