あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】実力不足でコンクールメンバーから外されてしまったつばさだけど、涙を大介に受け止めてもらい、ふたたび前を向けるようになった。そして、いよいよやってきた全国大会──それぞれの想いを胸に、白翔高校吹奏楽部は本番へ挑む!!
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表紙から高校野球の話かと思いきや、高校野球を応援する吹奏楽部女子のお話。
このヒロイン、精鋭だらけの名門ブラバン部に初心者で入部しちゃうのですが、マンガによくある「眠っていた才能が開花して大活躍！」みたいのはありません。下手だけど、とにかく地道に、苦しくっても悲しくっても毎日練習。才能ないから辞めろと言われて泣きべそをかいても、クラスメイトの野球少年と励まし合いながら頑張る姿がケナゲ。
1年先輩ってだけでこういうエラそうな先輩いたわーとかいう小さな懐かしさから、年齢を重ねたからわかる顧問の先生目線の葛藤や悔しさまで、いろんな思いを感じながら読みました。
主役が華々しく活躍する話ではないし、奇跡が起きたりもしないけど、だから余計に自分の昔に重ね合わせて、頑張れと思いながら読み進めてしまうんでしょうね。
部活少年少女だったオトナにぜひオススメです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんかもうすぐ終わりなのかなーと、この漫画がそろそろクライマックスに近付いてるのを感じた。銅賞がまさかでびっくりしたけど、その後の遊園地で水島くんがつばさと1年生に向けて伝えた言葉がすごくグッときた。3年生を送る会は泣きどころだったんだろうなって思うけど、香織先輩が嫌すぎて感動は出来なかった。私素直じゃないのかな。それよりもその後の顧問の先生の、先生が勝手にどうしてもこの代で金賞を獲りたいからですってのが感動した。
Posted by ブクログ
河原さんの取材力は本当に素晴らしいと思います。はい。
全国で私の代も銅賞だったから、一瞬フラッシュバックしました（笑）
金賞いいよね。獲りたいよね。がんばれー！
Posted by ブクログ
二人で修旅抜け出して甲子園を見に行くところが魅せる(^^)
あと、水島くんの「オレたち2人～」のセリフもキュンとくる。そのあとの一年生のみの練習シーンとの緩急もうまい。上級生のスピーチとか、お約束の部活の上下関係の見せ方も出来すぎでなく、うまい。
Posted by ブクログ
全国大会。
大会の結果は非情に酷なものでした。しかし水島もつばさもめげない。この二人は本当いつも真っ直ぐだなぁ。水島にとっても、つばさにとっても、きっといてくれてよかった存在なんだろうなぁ。
そして先輩たちの胸の内がまた泣ける。香織先輩！！
次巻はまるちゃんと水島のお話っぽいので楽しみ。
Posted by ブクログ
『後悔ばっかりじゃなく「やればできた」って後輩に胸はってあいさつしたいよね』
メイン2人の関係性ももちろん、今回は水島君の強さが特に良かった。
