あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】白翔野球部は甲子園出場を賭けての決勝戦の最中。つばさの夢である甲子園での応援は実現するのか──。そして「甲子園出場できたら、つきあおう」というつばさと大介の約束も叶うのか!? 部活も恋も熱い高校3年の夏休みです!
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表紙から高校野球の話かと思いきや、高校野球を応援する吹奏楽部女子のお話。
このヒロイン、精鋭だらけの名門ブラバン部に初心者で入部しちゃうのですが、マンガによくある「眠っていた才能が開花して大活躍!」みたいのはありません。下手だけど、とにかく地道に、苦しくっても悲しくっても毎日練習。才能ないから辞めろと言われて泣きべそをかいても、クラスメイトの野球少年と励まし合いながら頑張る姿がケナゲ。
1年先輩ってだけでこういうエラそうな先輩いたわーとかいう小さな懐かしさから、年齢を重ねたからわかる顧問の先生目線の葛藤や悔しさまで、いろんな思いを感じながら読みました。
主役が華々しく活躍する話ではないし、奇跡が起きたりもしないけど、だから余計に自分の昔に重ね合わせて、頑張れと思いながら読み進めてしまうんでしょうね。
部活少年少女だったオトナにぜひオススメです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
甲子園!ついに!付き合ったー青春だー嬉しいー(;_;)やっと甲子園のアルプスでの応援!と思ったら一波乱あり、最後の顧問の先生の、喜べ小野!には愛を感じた。水島くん粋なことするなあ。もう気になりすぎて「必殺仕事人 テーマ 高校野球」でYouTubeで調べちゃったよ。トランペットのソロカッコいい。大介どんどんカッコよくなっていくなーと思ってたけど、つばさもすごく成長してて先輩らしくなってた。この漫画の素晴らしいところは、主人公とその相手だけではなく周辺の子たちまでしっかり成長しているのを見せてくれるところ。作者さんのそれぞれのキャラクターへの思い入れ?愛?かなって思う。