あらすじ
雪(せつ)、清流(せいりゅう)、総一(そういち)が個人戦で一堂に会する弘前津軽三味線全国大会。まずは、団体戦でチーム竹の華の一員として参加した雪は、そこでかつて共に三味線を弾いてきた梅園学園の津軽三味線愛好会のメンバーと再会を果たした。一方、青森で行われる津軽三味線日本一決定戦には、竹の華の梶(かじ)と、雪の兄・若菜(わかな)がエントリーしていた。同日に行われる二つの大会。それぞれの勝者になるのは果たして――。
...続きを読む
このマンガは、青森から一人津軽三味線を担いで上京してきた根暗男・澤村雪(せつ)の友達探しの物語です。
仕方なく入学した高校では「いつでもお天気気分」的なおせっかいな仲間が次々に現れ、とまどいながらも「津軽三味線愛好会」を設立して学園生活をエンジョイすることになってしまいます。一人遊びが好きだったはずの雪ですが、母親・梅子の陰謀で津軽三味線甲子園「松五郎杯」に仲間たちと出場することになり、(主催がマイペースな母親の会社)、同じく友達がいない天才・田沼総一と運命の出会いを果たします。そして、ついに日本中の変わり者高校生を巻き込んだ三味線バトルが開幕するのでした。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
前巻とのギャップ…
前の巻は明るく楽しい雰囲気だったのが一転…!
緒形浩輔さんの幼少期…まさかこんなに不憫だったとは……あの父親は小さく可愛い浩輔くんになぜあんな痛ましいことができたのか… そして一見華麗な彼の三味線が、そんな切実な想いでできてきたとは… 今まではクールなイメージでしたが、見る目が変わりました。
雪はどうなるんだろう
純粋さも怖い気はするけど、それ以上に暗い美しさって怖い。緒方は闇が深いんだろうが幼少時の経験は辛い。
でもこの先の雪のライバルは田沼総一になるのかなと勝手に想像中。