【感想・ネタバレ】剣客商売十一 勝負のレビュー

あらすじ

その試合「負けてやれ」。秋山大治郎が義父・田沼意次から一刀流の道場を構える谷鎌之助との試合を命じられた経緯を報告すると、小兵衛は即座にそういった。鎌之助はその試合に仕官がかかっていたのである。勝負を前にして苦悩する大治郎には、まもなく初めての子が授かろうとしていた……。初孫・小太郎の命名をめぐる小兵衛の意外な一面など面白さがいよいよ冴えるシリーズ第11弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに大治郎に子供が生まれる。そのこと自体を話の軸に置くことはなく、あくまで日常の中のひとこまとして、さらに季節の移り変わりも織り交ぜて時が流れていきます。
いや、めでたい。話の中のことではあるけれど、ついに生まれたか!と自分ごとのように嬉しいですね。
小太郎がこのあとどのように成長していくのか、どのように話に出てくるのか楽しみです。

0
2015年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

剣客商売もはや11巻

ついに大治郎の息子「小太郎」が誕生。
小兵衛の爺さんぶりに拍車がかかる。

話としてはなかなかヘビーで、「剣の師弟」「小判二十両」ではかつての愛弟子や弟弟子と相対するし、「その日の三冬」でも旧知のものが命を落とすことになる。
「時雨蕎麦」では一点のほほんとしたバカ話だが、やはり武芸者の矜持を問われる「勝負」と「助太刀」の2篇が秀逸。

しかし、小兵衛と暮らしているせいかおはるの腹の据わり具合は大したもんだと思うところも。

初期に比べて、だんだん小兵衛が老いていくようで少し寂しい感じがしました。

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2012年07月13日

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