【感想・ネタバレ】剣客商売八 狂乱のレビュー

あらすじ

足軽という身分に比して強すぎる腕前を持ったがために、うとまれ、踏みにじられ、孤独においこまれた男。秋山小兵衛はその胸中を思いやり声をかけてやろうとするのだが、一足遅く、侍は狂暴な血の命ずるまま無益な殺生に走る……表題作「狂乱」。ほかに、冷酷な殺人鬼と、大治郎に受けた恩義を律儀に忘れない二つの顔をもつ男の不気味さを描く「仁三郎の顔」など、シリーズ第8弾。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

剣客商売第8弾。標題の「狂乱」は、その名の通り、道を誤り一人狂い踊った男の物語。傍から見たら狂気の沙汰だが、その男の背景がしっかり書き込まれていることで、ただの話にならず複雑な運命に翻弄されていたんだと納得できるものになっている。
そのほかの話も、すっきりほのぼのという感じではなく、どこか影のある人物や、二面性を持つ盗人が出てきたりと、不気味さが漂う巻です。これはこれで味があっておもしろかったです。

0
2015年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふと読み始めた剣客商売もはや8巻。
もう新刊は出ないのだから大事に読まないと・・^^;

表題作にもなっている「狂乱」はさすがの迫力。
もう少し違う歯車が噛み合えば違った結末になったのに・・・と思う作品。

個人的にはちょっと毛色が違うのだけど「狐雨」が良い感じ。杉本又太郎が立派な剣客になったのかは気になるところ。

「毒婦」はそうでなくても悪い方に転がる人っているよねぇって妙に納得。

0
2012年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズは2冊目ですが・・・存外面白い!
60歳過ぎて剣士としても達人のまま
そして、女性にも・・・なんだか悔しいですね~

※11月に再読
キャラ設定が頭に入っていると益々楽しい!

0
2011年11月18日

「歴史・時代」ランキング