【感想・ネタバレ】剣客商売三 陽炎の男のレビュー

あらすじ

若衆髷をときほぐし、裸身を湯槽に沈めた佐々木三冬に、突然襲いかかる無頼の浪人たち。しかし、全裸の若い女は悲鳴もあげず、迎え撃つかたちで飛びかかっていった。隠された三百両をめぐる事件のさなか、男装の武芸者・三冬に芽ばえた秋山大治郎へのほのかな思いを描く表題作。香具師の元締のひとり娘と旗本の跡取りとの仲を小兵衛がとりもつ「嘘の皮」など全7編。シリーズ第3作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

剣客商売第3弾。秋山父子の活躍はいつ見ても、飄々としていて、それでも筋が通った気持ちのよいもの。
3弾に至り、子・大治郎の変化・成長と、美冬の心境の変化というこれまた見ていて次がどうなるのか気になる展開が広がっていきます。
にしても、食事の描写、匂いが漂ってきそうで涎がたまるのが分かるくらい、おいしそうなんですよね~。あぁ、お腹減った。

0
2015年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

巨匠に対して失礼だがいつもながらになかなかおもしろい。

小兵衛の老獪ながら熱い一面も垣間見得るところもよいが、大治郎の成長も読んでて心地よかった。

基本的には読みきり短編なんだけど出来れば1巻が読むのがやっぱり望ましいね。

三冬がすっかり女らしくなってきたので続編も楽しみ。

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2012年02月10日

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