【感想・ネタバレ】鬼平犯科帳(一)のレビュー

あらすじ

斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵。その豪腕ぶりは、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として苦労をし、義理も人情も心得ている。昔は大いに遊び、放蕩無頼の限りを尽くしたことも。テレビに舞台に、人気絶大の鬼平シリーズ第一巻は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時代劇って勧善懲悪が多いけど
鬼平は違う

むしろ盗人が主人公だったりする

悪いやつは悪いやつなりに、心に正義と悪があり、それがとても人間臭く描かれているのが面白い

江戸時代に生きたこともないのに、目の前に江戸の街並みや食べ物の匂いまでもが広がるようで、本当にこの著者の表現力は鮮やかだなぁと感じます

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。

さすがは一巻。
粂八との出会い、大好きな彦十との再会。
酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。
などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。

TVシリーズ第一話も入ってました!!
本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。

二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。
あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。

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2016年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時代劇=テレビで観るもの、という意識だったので、「読む」ということを今までしなかったのですが、面白いですねぇ。いろいろな方がお薦めなのがよくわかりました。古めかしいイメージを勝手にもっていましたが、池波さん、全然古くありません。火付盗賊改方というのをこの鬼平で知りました。池波さん、もっと読みます!

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2013年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たくさんあるので1巻に代表して。
日本のハードボイルドの最高峰は間違いなく鬼平犯科帳でしょう。
ハードボイルドの名文句といえばフィリップ・マーロウの「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格はない」に尽きると思うのですが、長谷川平蔵は間違いなくマーロウよりもこの言葉を体現している!
マーロウのシリーズは女性に読んでもらいたいのですが、鬼平は間違いなく男子が読むべきでしょう!

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2014年04月02日

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