あらすじ
剣の要諦はつまるところ敵との間合いにある──それは生きる事の全てに通じる。田宮流抜刀術の達人で三味線の名手、矢内栄次郎は、知行二百石の家に生まれたが部屋住の身。ある夜の帰途、篠と名乗る女から“これを羽村忠四郎様にお渡しして”と一つの印籠を押し付けられた事から巨きな陰謀に捲き込まれる事になった……。 人生と野望の深淵を描く傑作長編！
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Posted by ブクログ
矢内栄次郎・・・やんごとない生まれらしい
三味線を愛する
でも、スゴイ剣客（まだ成長半ば）
救われない時代劇を書く人も多いのですが
小杉先生の「コノシリーズ」は安心して
読めるかもしれない
う〜ん
物凄い、出生の秘密が有った！現将軍の異母弟で、尾張藩の、次期当主になるという話を、蹴って、今のままの未分をも捨ててただの三味線弾きに、なりたいとは！？これから、どういういきかたを、するのやら？ある意味、清々しいというか、無謀というか……
