大今良時のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
まさかの展開…!
7巻で購入を休止してましたが、最新刊(12)のレビューにて13巻から現世編というのを見て火の鳥展開?!と即座にまとめ買いしました。絵が綺麗でキャラクターもそれぞれの時代感や風景描写もすごい上にこのストーリー構成は凄すぎます。後半でフシが孤独じゃなかったことに気が付く黄泉がえりシーンは胸熱でした…。13巻発売までに、魂と肉体について考察しながらもういちど読み直したいと思います。
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購入済み
ありがとう
一巻と比較して見ると、感慨深く思えます。
いくつかの可能性のなかで、最悪からのスタートでしたが最悪のまま終わることは無かった。
人の歩く道をリアルに、それでいて物語としてドラマチックに描いている、終始引き込まれる物語でした。
どうかふと目につけばこの物語に触れてほしい。
勇気と優しさをもらえるはずです。 -
購入済み
面白いっ!
物語を読んでるような世界観で、1巻ではどう進んでいくのだろう?と期待せずに読み進めてました。が、みるみるハマり即全巻購入(笑)出てくるキャラクター達も一人一人優しく素敵な出会いと痛みがあり、自分の時間の過ごし方と出会う人との大切さを感じられます。とにかく奥深い。単純じゃないからこそ、大人が読むのにオススメな1冊だなぁと思います。
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ネタバレ 購入済み
重いが通しで読むべきストーリー
映画化されていて一度読んでみたいと思っていた。
どう収束するのか?そういう期待感で読み切った。重い話だが、人がわかり合っていくストーリー。こなれていないと感じる出だしから、主人公だけでなく他の登場人物の過去までが明らかになっていく終盤まで、話がうまく繋がっていく。償いから始まって、愛情に結び付くハッピーエンドまで、安心して読めます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこのマンガが合わなかった人、嫌いな人と話してみたい。
このマンガのテーマはコミュニケーションだ。だから、このレビューでもコミュニケーションを試みたいとおもう。
(まだ書き終わってません。もし読む人いたらちゃんと文書まとめて続き書くます)
よくある批判として、こんな展開はありえないだとかこんな思考はおかしいだとか、登場人物と読み手の小学生時代を重ねたときのズレをもって強い反発心を抱いているようなレビューが散見される。もちろんその負の感情は大切な感想だし、狙いどおり強い感情を起こした作者冥利に尽きることだとはおもう。しかし、本当の学びはその先にあるはずだ。
なぜなら、そのような負のレビューは、 -
購入済み
今までにないようなストーリー
鋼の錬金術師に似たような気がしたけれど全く違った。
主人公の成長が世界観をどんどん大きくしていってる。
出会う人もただの脇役とかではなく、
一人一人がとても強い存在感を発揮している。
それにより主人公への感情移入を余儀無くされることで登場人物の死に対して素直に泣ける。
奪われた記憶を取り戻せることは
個人的にとても嬉しい設定。
主人公に幸せになってもらいたいと思える作品。 -
Posted by ブクログ
心の底から素晴らしい漫画だったと言える。残酷な子供の描写が非常に上手で、非常に心が痛み、苦しくなる。この本を読んで感じたことは数えきれない程たくさんあるけれど、それを言葉で表すのは非常に難しい。幾度となく感動した場面があったけれど、それが怒りなのか、喜びなのか、悲しみなのか、安堵なのか分からない。
個人的に最も魅力があったキャラは植野さんだった。非常に不器用で、真っすぐなキャラ、うまく際立たせているなぁと感じた。基本的にはどのキャラも非常に丁寧に描かれていた。
とは言え不満(?)な点もある。終盤からの展開が非常に速すぎるように感じた。なぜあんなにも焦って終わりを迎えてしまったのか。もう少し掘り -
Posted by ブクログ
「生きる」とは何かということの一つの答えを教えてくれたような気がする。原作でも映画でもはっきりとは表現されていなかった彼女が自殺を試みた理由。「笑っていれば問題なかった私の世界を彼は変えた。彼は自分のために純粋に行動してくれている。ただ、自分がいたから、彼の世界を壊してしまった。両親も私のせいで離婚した。私さえいなくなれば。」この気持ちが彼女を自殺に向かわせた。彼は、彼女が笑顔でいたことを自分の都合のいいように解釈し彼女の本当の気持ちに気づけなかった。同様に過去を後悔し以前自殺を考えていた彼は彼女に言う。「生きるのを手伝ってほしい」と。
人は弱いし、時には「生きることは嗚咽」なのかもしれない -