樺沢紫苑のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大人に向けて勉強の重要性およびその勉強法をまとめた一冊である。
勉強することによって自己成長、そしてその先の自己実現につながる。自己実現までの過程における、少しの改善、自己成長は、幸福ホルモンであるドーパミンを出すため幸福になる。
大人の勉強法は、子どもの勉強と異なりテキストがなく確実に自己成長する勉強法というものは確立されていない。
そこで著者は、短所克服、勉強の目的意識、気づきと行動、守破離の重要性を戦略として挙げている。
戦略の手段としてアウトプットの具体的方法を説明している。
気づきとto do
•本を読むときは前から読んではいけない
目次を読み全体の内容を把握したのち、自分が最も -
Posted by ブクログ
以前に読んだムダにならない勉強法のアップデート版。
勉強脳を読むことで、ムダにならない勉強法の内容を再度思い出すきっかけとなった。
私個人としては、ターゲット勉強法が自分には足りない点だと感じた。
勉強を習慣化できてはいたが、目的や目標などが曖昧であり、ただ勉強するだけとなっていた。
もう少し自分の習得したいスキルや必要な資格、将来どういう風になりたいのかなど明確に目標を決めなければならないと感じた。
また、樺沢先生はアウトプットの重要性を長年説いており、自分がインプットばかりの勉強になっていることを改めて実感した。
知っているけれども、行動に移せてないことが本書を読むことで改めて認識すること -
Posted by ブクログ
映画鑑賞が趣味である著者が、歴代大ヒット映画やアニメを分析し、母性や父性について熱く語っている本。最終的に行き着く先は、父性消滅してしている現代の考察。父性の回復の重要性を延々と説いている感じであった。
私にとってはかなり楽しい本だったが、父性、母性、エディプスコンプレックスとか全く興味ない人にとっては苦痛を伴うレベルの読書になりそう。著者は精神科医なので、どうしても父親殺しだのユングだのそういう話に発展していく。
母親の庇護から自立できない状態。母性愛に依存してしまうと、社会に出ることのできない状態「不登校」「引きこもり」「ニート」などの引き金になる。安全な家庭から現実社会へと引き出す役