加藤実秋のレビュー一覧
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インディゴの夜の第二弾。
間違えた。
渋谷川沿いのホストクラブ、Indigo Clubの裏オーナーは
フリーライター二人ではなく、
編集者とフリーライターだった。
アフロヘアもタトゥーもナイロンジャージも好みではないし、
かといってダークスーツにキラキラアクセサリーも好きではないので、
登場する男の子達、もとい、ホスト達には興味がわかず、
どうしてもなぎさママや、今回の主役の一人、トイプードルのまりんちゃんに
目が行ってしまう。
とはいえ、せっかくの活躍どころ、スクーター二人乗りでの追跡劇を、
そのおっさん編集者に取られてしまうとは、
ホストの面々、どうよ。
やはり楽しいのは、ちらりひ -
Posted by ブクログ
メゾンドポリスと同じ作者だったので。
渋谷川沿いにあるホストクラブは、
DJやダンサーみたいな男の子がいる
変わったホストクラブ。
伝説のホストがマネージャ兼オーナーだが、
真のオーナーはフリーのライター二人。
内装と音響設備にお金をかけ、
有名クラブのDJに元一流ホテルのバーテンダーをそろえているのに、
本格的なホストクラブより安めのホストクラブとか、
元ホストのマネージャーがお金の管理からホストの教育をやってくれるとか、
仔犬のようにじゃれあうホスト達とか、
元柔道部員のオカマのママとか、
さすがに都合が良すぎるというか、嘘くさいというか、盛りすぎなのでは。
それでも面白く読めたのは -
Posted by ブクログ
テレビドラマを見たので。
基本的には、原作の本があっての映画やドラマだと思っているので、
ドラマを見て原作を読もうとは思っていない。
「ボーン・コレクター」を読み始めた時は、
映画の原作だと思っていなかったし、
「指輪物語」の映画化は素晴らしかったけど、
本しかなかった時代に生まれたことを神に感謝したし、
「模倣犯」の原作を読んでから見た映画には激怒した。
その個人的な「お約束」を破ってこの本を読もうと思ったのは、
一にも二にもドラマが面白かったから。
個性的な元刑事たちが住むシェアハウス、
メゾン・ド・ポリスに投げ込まれた新人刑事という設定は
どこまで原作に忠実なのだろうかと確かめたかっ -
Posted by ブクログ
退職した警察官たちと新米刑事が事件解決に挑む〈メゾン・ド・ポリス〉シリーズ第三作。
ドラマの影響か、レギュラー陣たちがドラマで演じていた俳優さんたちに脳内変換される。
今回は偽の爆弾が連続して街のあちこちに仕掛けられるという、いたずらなのか何かの事件の予兆なのか分からない事件から始まる。
いつものようにおじさん元警察官たちと捜査を始めるひよりだが、今回はさらにもう一人、やっかいなおじさん現役警察官が加わる。
梅崎という警備課係長は何故か女性警察官を毛嫌いしていて、その敵意はひよりにも向けられる。
だがそれは単なる女性蔑視や差別とは違う様子。
そして捜査途中で迫田の生き別れ(?)ていた息子とも -
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「ひよこさん、遂にテレビ版のメゾン・ド・ポリスが終わっちゃいましたね」
「ひよこじゃなくて、ひよりです。てか、貴方また出て来たんですか!」
「前巻の感想を述べた時に、テレビドラマの第5話で高遠建設を巡って、ひよりさんや夏目さんの問題にいったんケリがつきそうだ、と言ったのを訂正したくて出てきました。あの時は予告でそれらしいことを言っていたので、勇み足をしてしまいました。高遠建設問題は、最終週まで持ち越しましたね。あ、もちろん当然この2巻目もこの1週間で読みました」
「前巻でも、この巻でも、あの問題の決着が最終章になっていましたね。私もスッキリしました」
「小説版の展開とは必ず違う展開を用意するな