加藤実秋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現役警察官・牧野ひよりと、シェアハウスで共同生活をする、退職警察官のおじさんたち活躍の物語、第三弾!
前作から異例の速さで出版。
ドラマのイメージが記憶に新しいから、キャラクターが頭の中で良く動いてくれるし、お話の流れもぐっと読みやすくなった。
そして、今回は長編です。
定年間近の梅崎赳夫(うめざきたけお)と組んで偽爆弾事件の捜査に当たることになったひよりは、女性警察官を頭から否定する、梅崎の言動に憤ることしきり。
そして、今度の事件には、メゾン・ド・ポリスの迫田さんの息子の会社が関係している?
つかず離れずで少し先を進みながら落とされるヒントと伏線にドキドキ!
梅崎さんと迫田さんの心情と -
Posted by ブクログ
ネタバレテンポよくさらりと読めました。
ネット上のヴァーチャルシティにインディゴが開店していて
そこでのやりとりに絡んでリアルのインディゴの客が殺されて
…という事件を追う、いつもの面々。
晶さんのヒステリックさもなく、もともとの彼女らしさが戻り
メインキャラたちもよく活躍し、相変わらずフットワークがいい。
ただ、ホストさんならではの活躍の仕方というのとは
ちょっと違う気もしますが。
ネットの話はいずれ出ると思っていたし、やるならこの
タイミングじゃないと古くなっちゃうのでいいと思います。
それでもやっぱり、リアルのアレが人を踊らせ死なせる…。
ネットの迫力とリアルの重さ、どっちも知ってても、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何となく手に取ってみた本。自分がこの物語に入るまで(慣れるまで)ちょっと時間はかかったけど、いつの間にか集中してじっくり読めるくらいはまれた。
ミル太に入った人の年齢を最初30代後半くらいかなと思って読んでたのでおっさんだと分かった時にびっくり。でもよく考えるとおっさんじゃなきゃあんな言葉遣いも、舌打ちも、しないよなあ。
あのミル太が壊された瞬間がものすごくショックで、そう思った自分がいた事で「この物語、私好きなんだな」って思えた。
続きがあるとも知らなかったので、あの終わり方には和子ばりに驚いた。そしてまた読めるんだと思って嬉しくなった。