あらすじ
なんなのこの人たち? なんなのこの会社!?
高給優遇・初心者歓迎……求人広告に誘われて、フリーターの桃子が就職した先は、事件・事故現場の後始末が専門の掃除会社だった。そこで働くのは、超犬好きの社長を筆頭に、売れない役者の重男、ギャルの未樹、イケメンだが無愛想な翔、と変人ばかり。 ようやく仕事にも慣れてきた桃子だったが、ある事件現場の清掃中、フラッシュバックに襲われる。
個性豊かな清掃員達が、桃子に起こる超常現象を手がかりに、事件や事故の謎に挑む日本初! お掃除サスペンス。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
モップガールを読むまで、事故現場の後始末をする清掃会社があるなんて知らなかった。
この本は、怖くなくて、すごくおもしろい!
ドラマも見てみたいと思った。
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特殊清掃員として働く桃子は、突発性難聴と引き換えに誰かの遺した感覚を感じるようになる。その間奪われる五感を取り戻すため、事件を解決するうちに、仲間の過去に近づき…
超能力と主人公の若さか違うものの、インディゴシリーズと構成はにたような感じである。が、仲間が魅力的なのはインディゴと同じなので、インディゴシリーズが好きな人は好きなはず。個人的には重男が、何だかんだでかなりいいやつではないかと。未樹ちゃんは格好いい。
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自分を磨くための出会いを求めて、たどり着いた場所がわけあり清掃会社だった。そして初めて向かった仕事場所で昔からある原因不明の左耳だけの難聴と共に不思議な出来事が起こって……。
面白かった!
それぞれの事件によって主人公に起きることが違うところがいい仕事してます(*^^)v
最後の短篇を読み終わった時に、チッ! 続き買ってないよと少しばかりお行儀の悪いことを呟いてる自分がいました。
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この作者の本、初めて読みました。
超能力者で時代劇マニアの主人公、桃子ちゃんが
事故、事件現場専門の清掃会社に
バイトに入ったのをきっかけに
次々と事件に巻き込まれていく、というストーリー。
この清掃会社のメンバーがみんな変わり者で、
犬マニアの社長、ギャルの事務員、
無愛想なイケメン←(これは特に変わり者属性じゃないよね?
などなど、かなりデフォルメされたキャラ立ちぶり。
ドラマ化先行で書かれた小説らしいので、そのあたりいかにも
ドラマにしやすそうな感じになってます。
ま、わたしは過剰なくらいキャラが立ってる小説好きなんで、
これも楽しめましたけど。
ちなみに私のいち押しはチーフで兼業役者(?)の重男さん。
不安定な若者(イケメン)より
頼りになる現場監督に惹かれるお年頃。。。
ミステリーなので毎回事件に巻き込まれるんですが、
事件に関わるきっかけとなる桃子ちゃんの能力がまた、
絶妙に遠まわしでw
見たことのない風景が見える、まではともかく、ずっと変な匂いがする、
なにを食べても『赤いきつね』の味になってしまう(!?)、などなど
ここからどうやって事件の真相に近づくの?!と思うような
ビミョーなレベル。
でもそこからひとつひとつ、地道に可能性を探りながら
真相にたどり着く流れがうまくできてて、ミステリーとしての完成度は
高めじゃないでしょうか。
ちょっと地道に、まじめにやりすぎて、全体に地味な感じなのは
否めませんが。
で、ラストは。。。
次回に続く!!。。。って感じ?
続編が出てるのね。
何やら主人公の過去に秘密があるような。。。
重男さんにもまた会いたいし、続編も読まなくちゃ!
Posted by ブクログ
再読。
残留思念もの好きには面白い。
実際のところ、色々宿っていそう。
2013.1.27
再読。内容を全く覚えていなかった。
事件・事故現場の後始末が専門の特殊清掃会社で働き、残留思念をキャッチすることができる能力を持つ桃子を主人公とするミステリ。
残留思念のキャッチの仕方や特殊清掃会社のメンバーのキャラも面白いが、謎解きの結末がいまいちなのが残念。
Posted by ブクログ
特殊清掃という職業にスポットを当てた軽めのミステリー。事件、事故現場などなんでも来いの掃除屋で働くことになった主人公。個性溢れる従業員たちと、亡くなった人の意識(?)を読み取ることのできる能力をきっかけにドタバタと事件に首を突っ込んでいく。
短編集ですし、ドラマ化を視野に入れた作品なので、コミカルでとても読みやすいです。ですが、事件そのものに魅力があまり感じられない。展開のご都合主義は特に気にならないのですが、解決すべき事件はもっとインパクトのあるものが良かったかな。
あまり知られない特殊清掃の仕事風景、社長のパンチの利いた個性、ちょっと迷惑な形で現れる主人公の特殊能力など魅力的な要素が多いので続編に期待。
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設定上手の加藤実秋さん。
登場人物のキャラの濃さがバランス取れていてよかったと思う。
連続短編なので一つずつのお話が1時間ドラマのようで、完結までがだらだらしないのがいいですね。
ただ、この一冊で終わりなのが残念。
Posted by ブクログ
事件・事故現場の後始末をする清掃会社でバイトすることになった主人公が、現場に残された事件・事故に巻き込まれた人の思念を、視覚や味覚、時には嗅覚や触覚(寒暖)として拾ってしまい、その感覚がうっとうしいほどに日常生活で繰り返しよみがえってしまうので、仕方なく事件・事故の真相解明に奔走する。という話。フォアグラ食っても、コーヒー飲んでも、赤いきつねの味しかしないって、深刻…。面白くて、テンポがいいので、二日くらいあれば読めちゃう。
Posted by ブクログ
ドラマ化前提で書かれて、結局ドラマとしては全く違うストーリーになったらしい作品。
ドラマは見ていないけどこの作品、これはこれで素敵だけどな。
掃除屋、といってもいわくつきのお家の掃除まで行うという会社、
そこにうっかり紛れ込んだ主人公。
最初は嫌っていたものの、クールで平坦ないいオトコ、
明らかなギャル、イチイチ劇団の役につかってしまう同僚、
犬が大好きなのにアレルギーの社長。
巻き込まれるたびに変な症状に苦しむ主人公も面白く、
いいオトコ君の謎も解け、物語が進むたびに引き込まれる。
エンディング近くも意味深でつづきそうで、いいなー。
唯一の文句は、ここまで味のある社長が、どうも活かされきっていない感。
そこまでアク強いのに、それでおしまい???
もったいない、次回作でぜひぜひ、しゃっちょー!
Posted by ブクログ
インディゴシリーズよりこちらの方が好みかも?
ドラマ化当初はあらすじだけ見て、ドラマの方は見なかったのですが小説の方はかなり設定が違うようですね。
ドラマは時間を遡って人を助けるとかだった気がするのだけど、あの当時海外ドラマでほぼ似たようなのがあって見なかったのですよねぇ…。
とりあえず小説の方は続きがあるなら是非とも読みたいです。気になりすぎる終わり方!
Posted by ブクログ
事件・事故現場の清掃業というと、映画『サンシャイン・クリーニング』を思い出しますが、映画が家族の再生をテーマにしているのに対して、こちらは登場人物もぐっと若く、恋愛や、やや超能力的要素の強いミステリといった印象です。にも関わらず、主人公が時代劇マニアというアクの強さ。これは続きが読んでみたいです。
Posted by ブクログ
設定やキャラクターたちが程よく濃密で面白かったです。
推理小説として読むと今ひとつ足りない感じですが、
前述の設定がそれをカバーしてると思います。
また、普段気になっていた事件・事故現場のその後のことが
見れてよかったです。
Posted by ブクログ
05月-13。3.0点。
特殊清掃の会社に入社したOL。死者のイメージが憑依する能力が。個性的なメンバーと事件を探っていく連作短編。
サラッと読める。スプラッターシーンが多いのかと予想したが、全然。
次作に繋がる終わり方。
Posted by ブクログ
なんなのこの人たち?なんなのこの会社!?高給優遇・初心者歓迎…求人広告に誘われて、フリーターの桃子が就職した先は、事件・事故現場の後始末が専門の掃除会社だった。そこで働くのは、超犬好きの社長を筆頭に、売れない役者の重男、ギャルの未樹、イケメンだが無愛想な翔と、変人ばかり。ようやく仕事にも慣れてきた桃子だったが、ある事件現場の清掃中、フラッシュバックに襲われる。個性豊かな清掃員達が、桃子に起こる超常現象を手がかりに、事件や事故の謎に挑む日本初!お掃除サスペンス。
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超能力物は過去たくさんあるが、この作品のように、事件の被害者の思いが5感にイメージとして現れるタイプは初めてだ。しかもその時には左側の耳が難聴になると言うのも面白い。この作品で仕事場になる殺人事件後のその場所の処理。つまりお掃除が実際にはどうなっているのだろうか?と言う意味でもこの作品は面白い。でも突然、中途半端に終わる。つまり続編の2を読めと言うことなのだが、あまりにも突然すぎた気がした。
Posted by ブクログ
特殊清掃も請け負う会社「クリーニングサービス宝船」でアルバイトすることになった桃ちゃん(゜゜;)以前から時々起こる左耳難聴になった時に、事件・事故現場へ清掃に行くと被害者に関係する事が桃ちゃんの身体に表れる‼(^^;)それをヒントに会社の仲間と謎を解いていって、身体が元どおりになるんだけど、身体に現れる症状がなんだか笑える!(*^。^*)(今回特に笑ったのは味覚が全て、赤いきつねになる)友人から「すっごく面白かった!」とオススメされた本だけれど、それほどでも…(--;)笑えるんだけどね~期待大きすぎたかな~(^^;)
Posted by ブクログ
訳アリ現場も掃除する(有)クリーニングサービス宝船に就職した桃子。訳アリ現場の清掃で桃子の体調に怪奇現象が起こる。 北川景子主演のドラマ好きでした。主人公の名前以外設定等は全く違うものだけどこれはこれで面白いです。気になる終わり方をしたので次巻を読むことにしました。 桃子と翔はどうなるのか楽しみ。
Posted by ブクログ
事件事故物件の清掃も請け負う会社のアルバイトに入った女の子が、突発性難聴の症状がでている期間にサイコメトラーのような状態になって、死者の想いを捜査する話し
特殊能力とか非科学的な何かを使ったミステリってあまり好きじゃないんだけど、これはまぁまぁ受け入れられる
(そういえば、榎木津もそんな能力があるけど百鬼夜行シリーズは好きだな)
キャラ的に、時代劇好きという特徴もいいね
そしてある程度は事件解決やストーリーに絡んでいるあたりも高評価
事件の捜査にあたってはこじつけな面もあるけれども、これ系の小説では珍しくもないのでOK
ただ、最後の終わり方だけはどうなんだろね?
続編があるんだろうけど、もしアレで終わりだとしたらやはり祖父母の何かなんだろうね
Posted by ブクログ
ホストシリーズと同じ作者の作品。主人公の設定はかなりマニアックな感じもするが、「新感覚ミステリー」という言葉の通り、清掃会社がかかわるサスペンス。
ドラマ化したら結構面白いんじゃないか…と思っていたら、実は2007年に北川景子主演でドラマ化されていた。全然知らなかった。2巻に期待。
【2014.11】
Posted by ブクログ
『インディゴの夜』で気になってた作家・加藤実秋さん。その人のミステリィというか何というか……。って感じの本。
まぁ気軽に読める本かなーって感じで楽しめました。純ミステリィではないので,ミステリィファンにはお勧めできない。ただ,臭わせぶりな終わり方にまんまとはめられ(?)2巻目に手を出してしまいました(笑)
Posted by ブクログ
引き続き軽めの本が読みたくて購入した作品。
ドラマの原作だったんですね。知りませんでした。
短編連作なので、さくさく進みます。軽いし。
テーマ、というテーマがあるのかどうかは置いておくとして、
読み物としてはおもしろいかな。
とりあえず、キャラは濃いです。
Posted by ブクログ
心因性難聴で時々突然左耳が聞こえなくなるフリーターの桃子。
求人広告に誘われて就職した先は事件・事故現場の清掃会社だった。
事件現場の掃除中に、突然フラッシュバックに襲われる桃子。
その映像はどうやら事件と関係がありそうで。
あっさり軽く読めた。
翔くんがずっと思わせぶりなんだけど、引っ張った割にバタバタなラスト。Eテレの子どもむけミステリのよう。
ただもう、桃子の時代劇オタクぶりに震える。
大川橋蔵やっぱイイよね。
小出しの時代劇ネタに本編より持って行かれてる。同志みつけた感じ?
周囲にはいないからなあ。
私も月代が似合う人が好きなんだーとこの本で気づいた。
あ、でも竹脇無我は総髪のほうが似合うけど。
解説で警察の二人の名前にやられた!と思い、そういえばメインキャストはみんなソウなんじゃ?
「酒飯屋 五郎八」い、行きたい。
「江戸特捜指令」「同心部屋御用帳 江戸の旋風」懐かしすぎ!
Posted by ブクログ
ドラマが面白かったので、ずっと気になってた作品。
ドラマとは全く別物として楽しめた。
個人的にこういうチーム感のある謎解きものは大好物。
テンポ良く、キャラも立っていて、さらっと読める。
桃子と翔(無愛想イケメン!)の関係もいいなぁ。
えっ!これで終わり??と、ラストは少々おいてけぼりでしたが、
続編が最近出たみたいなので、そちらも早く読みたい。
Posted by ブクログ
能面こと翔が自分の好みな男性すぎて吹いた。
重男と社長にかなり笑わされた。
最後が理解できなかった。んー、一度でなるほどとうなずけれるほどの読解力がほしい。
Posted by ブクログ
ストーリーも無理のない展開だし、それぞれのキャラも立っててサラッとしたギャグテイストも盛り込まれているけど、なかなか読み進めることができなかったのはひとえに好みの問題かもしれない。
よくまとまってるし設定も好きだったけど、四つの短編それぞれが同じようなストーリーで飽きてしまうのかな、と思った。
Posted by ブクログ
さっくり読みやすいページ数と内容、というのが第一印象。少し、登場人物の味付けというか人格付けが濃いかな。世代によっては、どうしても作品のシルエットが某サイコメトラーと被ってしまうのがマイナス印象だと思う。
Posted by ブクログ
5人の個性の強さや、会話がとても面白かったです。でもミステリーとしては少し物足りないかな?どんでん返しがあまり無いからかもしれない?あと先が気にならないというか…これは好みの問題なんでしょうけどね?
文体は軽いですが、あまり先が気になることがなく読むのに少し時間がかかりました?