加藤実秋のレビュー一覧

  • アー・ユー・テディ?

    Posted by ブクログ

     連れてって。
     と、くまのあみぐるみと目が合った瞬間、和子はこの子をうちの子にしようと思った。

     代官山のフリーマーケットで買ってきたこのあみぐるみには、実は殉職刑事の魂が入っていた。そして、その刑事が命を落とすこととなった事件の捜査を、和子は不本意ながら始めることになる……。

     おしゃれで、ナチュラル系、ほっこり系が好きな今どきの女の子である和子と、叩き上げで泥臭く昭和の頑固親父である刑事である天野康雄(ただし見た目はくまのあみぐるみ)との凸凹コンビが織り成す刑事物語。
     物語の中で、無気力気味でバイトも長続きせずふらふらしていた和子が、康雄と行動を共にしていくうちに、成長していく姿も

    0
    2013年11月11日
  • インディゴの夜

    Posted by ブクログ

    短編集で臨場感のある作品という印象であった。
    話自体はホスト関連のネタとしてはベタであったが、そのベタさが逆に良かった気もする。

    続編が出たら読もうかなといったレベル。

    0
    2013年06月25日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    読書記録をつける!と決めて読書を始めて...
    記念すべき一冊目です☆

    殉職した後、縫ぐるみに憑依した元おっさん刑事の康夫としがないアルバイトの和子の二人が 探偵の真似事をしながら事件を解決するという痛快なコメディー作品。

    設定がはちゃめちゃだけど、物語として読むならこのくらいぶっとんだ設定のほうがおもしろい!

    ということで、ぐんぐん読み進んであっという間に読み終わりました。
    面白かった…。

    加藤実秋さんの作品は、インディゴシリーズで知って。
    それ以来、大好きな作家さんのお一人です♪

    ちなみにこの作品。
    本当は、「アーユーテディ?」という作品の続編だったらしい(笑)

    0
    2013年05月26日
  • モップガール

    Posted by ブクログ

    この作者の本、初めて読みました。

    超能力者で時代劇マニアの主人公、桃子ちゃんが
    事故、事件現場専門の清掃会社に
    バイトに入ったのをきっかけに
    次々と事件に巻き込まれていく、というストーリー。

    この清掃会社のメンバーがみんな変わり者で、
    犬マニアの社長、ギャルの事務員、
    無愛想なイケメン←(これは特に変わり者属性じゃないよね?
    などなど、かなりデフォルメされたキャラ立ちぶり。

    ドラマ化先行で書かれた小説らしいので、そのあたりいかにも
    ドラマにしやすそうな感じになってます。

    ま、わたしは過剰なくらいキャラが立ってる小説好きなんで、
    これも楽しめましたけど。

    ちなみに私のいち押しはチーフで

    0
    2013年02月11日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    深く考えずに楽しめるのがいい。
    ぬいぐるみの中に刑事のおっさんの魂って!(笑)
    周辺のキャラも個性濃すぎ(笑)

    0
    2013年02月08日
  • モップガール

    Posted by ブクログ

    再読。
    残留思念もの好きには面白い。
    実際のところ、色々宿っていそう。

    2013.1.27
    再読。内容を全く覚えていなかった。
    事件・事故現場の後始末が専門の特殊清掃会社で働き、残留思念をキャッチすることができる能力を持つ桃子を主人公とするミステリ。
    残留思念のキャッチの仕方や特殊清掃会社のメンバーのキャラも面白いが、謎解きの結末がいまいちなのが残念。

    0
    2017年05月21日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    アー・ユー・テディ?の続編です。カエルになって戻ってきた殉職刑事、康雄。ふたたび主人公、和子とコンビを組みます。カエルを持ち歩くのが嫌な和子は一念発起してクマのあみぐるみを作り、康雄はお引っ越しします。ということで、今回もテディが活躍。この巻では和子の家族も巻き込まれ、康雄の娘も巻き込まれるなど、「半径二メートル以内」の身近な事件が中心です。だからこそいつもそばにいる人の大切さが伝わり、自分の周りを見直すきっかけとなるような気がします。

    0
    2014年04月21日
  • アー・ユー・テディ?

    Posted by ブクログ

    殉職した刑事の魂がクマの編みぐるみに宿り、クマを買った雑貨好きの若い女性と二人三脚で事件解決に挑むミステリー。登場人物の描き方が秀逸で、全員がいとおしく思えます。とくに主人公は刑事の死因を究明し、遺族との関係修復に奮闘。二人の絆は着実に築かれていると感じました。
    そしてきわめて個人的な感想ですが、編みぐるみに魂が宿るのは普通のことではなく、やはり理由づけが必要なのだと思いました。

    0
    2014年04月21日
  • モップガール

    Posted by ブクログ

    特殊清掃という職業にスポットを当てた軽めのミステリー。事件、事故現場などなんでも来いの掃除屋で働くことになった主人公。個性溢れる従業員たちと、亡くなった人の意識(?)を読み取ることのできる能力をきっかけにドタバタと事件に首を突っ込んでいく。

    短編集ですし、ドラマ化を視野に入れた作品なので、コミカルでとても読みやすいです。ですが、事件そのものに魅力があまり感じられない。展開のご都合主義は特に気にならないのですが、解決すべき事件はもっとインパクトのあるものが良かったかな。
    あまり知られない特殊清掃の仕事風景、社長のパンチの利いた個性、ちょっと迷惑な形で現れる主人公の特殊能力など魅力的な要素が多い

    0
    2012年11月27日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。

    身近な事件を取り扱っており、ほんわかムードでいいと思います。
    是非そのままの康雄さんでドラマにしてください!

    0
    2012年11月17日
  • アー・ユー・テディ?

    Posted by ブクログ

    おじさんとの掛け合いは読んでいて笑えます★
    実写化は難しいかもしれないけれど、
    アニメ化とかになったら面白いかも(笑

    0
    2012年10月25日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    重たいミステリではなく、ラフな感じに書かれていて好きですね。
    「ほっこり」を愛する女の子×おっさん刑事。
    このでこぼこ加減がおもしろい。

    前作は長編で今回は短編形式。
    事件は多く解決していきますが、おもしろいほど息が合っていっている?のかな?

    今時の女の子っていう主人公と時代遅れのおっさんっていう組み合わせだからこそ、お互いの考えが見事に違う。
    ありがちな父娘みたいな感じもしておもしろいです。

    3作目・・・期待していいのかな?
    ぜひともまたこのコンビに会いたいです。

    0
    2012年06月25日
  • モップガール

    Posted by ブクログ

    設定上手の加藤実秋さん。
    登場人物のキャラの濃さがバランス取れていてよかったと思う。

    連続短編なので一つずつのお話が1時間ドラマのようで、完結までがだらだらしないのがいいですね。
    ただ、この一冊で終わりなのが残念。

    0
    2012年06月24日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    今回は短編集だったけど、テンポの良さは変わらず面白かった。

    タイトルのテディゴーがよかった。康雄さんと安ちゃんのわだかまりが次作などで消えるといいな。

    和子と康雄さんのコンビもますますいい感じに馴染んでるし、まだまだ続きの読みたい作品

    0
    2012年06月12日
  • アー・ユー・テディ?

    Posted by ブクログ

    初作家さん。
    フリーマーケットで運命を感じ買ったあみぐるみにおっさん刑事の魂が宿っていていつの間にか、おっさん刑事が死の原因となる事件の真相を探る羽目に…というお話。
    テンポもよく、和子も康雄さんもキャラがよく楽しく読めた。

    0
    2012年06月11日
  • テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「アー・ユー・テディ?」続編。登場人物は同じで短い話がいくつか。

    事件を解決していく話で、そのオチは最後まで読まなくても分かる(気付く)ものばっかりだったけど、それでも楽しく読めた。

    特に康雄さんの娘、杏の話で、電車の中で読んでいたけど危うく泣きそうになった。

    あと着メロ設定が実際にいるバンドの曲だったり、ほっこり好きな和子の影響でタカモリ・トモコさんの名前が出てくるのもちょっと楽しかったり。

    これはまだ続くのかな?ぜひ続けてほしい。冬野との関係も気になるので(笑)

    0
    2012年05月08日
  • モップガール

    Posted by ブクログ

    事件・事故現場の後始末をする清掃会社でバイトすることになった主人公が、現場に残された事件・事故に巻き込まれた人の思念を、視覚や味覚、時には嗅覚や触覚(寒暖)として拾ってしまい、その感覚がうっとうしいほどに日常生活で繰り返しよみがえってしまうので、仕方なく事件・事故の真相解明に奔走する。という話。フォアグラ食っても、コーヒー飲んでも、赤いきつねの味しかしないって、深刻…。面白くて、テンポがいいので、二日くらいあれば読めちゃう。

    0
    2012年04月11日
  • アー・ユー・テディ?

    Posted by ブクログ

    「ぬいぐるみ」ではなく「あみぐるみ」に憑依(?)したオヤジ刑事とイマドキのほっこり系の女の子がペアで事件を追い掛けるって、よく思いついたねえ・・・

    憑依刑事の康雄さんが大地康雄さんとしてしか思い浮かばなかった
    是非ドラマ化して欲しい

    最後の最後、気になります・・・

    0
    2012年03月04日
  • チャンネルファンタズモ

    Posted by ブクログ

    アー・ユー・テディ?、モップガールに続けて、
    加藤実秋さん3作品目です。

    元ドヤンキーのオカルト構成作家と
    元敏腕ディレクターと黒猫のヤマトのトリオが
    怪異現象を調べる内に人間の業をあぶりだすというような
    軽快なコメディタッチのミステリです。

    全体的には短編を組み合わせたような構成になっていて、
    ライトに読みやすいです。
    とは言え、最後の章は少し重厚な作りなので、
    読み応えがないわけではないあたり、
    バランスがいいですね。

    主人公の深見百太郎と萩原ミサのコンビが面白かったです。
    巻末のオカルト用語解説も一読の価値ありですw

    0
    2012年02月05日
  • チャンネルファンタズモ

    Posted by ブクログ

    読みやすいし、空気感もおもしろい。
    ただ、読む順番が良くなかったため、薄く感じてしまった。

    登場人物と一緒に展開を先読みして、当たったときはやっぱり爽快感と、がっかり感。

    0
    2012年01月13日