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テディシリーズ 第2弾
短編4作。
第一話 帰ってきたあいつ
第二話 黒い髪の白い女
第三話 探偵家族
第四話 テディ・ゴー
和子の手芸仲間のミトンの盗作騒動や幽霊事件、近所で起きる雑誌投げ込み事件や康雄の娘・杏が関係者の女子高生転落事件など。
雑貨のネットショップの店長となった和子とミル太に宿った元刑事・康雄が事件を解決し、家族との絆も取り戻す。
なんかほんわかして、続きが気になります。
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「アー・ユー・テディ?」の続編。
事件を解決して無事に成仏したはずの康男が戻ってきた。
というのも,三途の川が大行列で,あの世に行くためには,現世で人の役に立ってポイントを稼いでいかなければならないらしい。
和子ははじめ康男との再会を喜んでいたが,うるさ型親父に辟易。
成り行き任せに再びコンビを組むことになります。
また,次の日,和子は編みぐるみ作家のmittonに,やっていない盗作疑惑をかけられる。その疑いを晴らすため,康男と二人,捜査を開始します。
和子と康男の世代間のギャップや,小気味よいやり取りはそのままに,少し成長した和子の姿が良いです。
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読書記録をつける!と決めて読書を始めて...
記念すべき一冊目です☆
殉職した後、縫ぐるみに憑依した元おっさん刑事の康夫としがないアルバイトの和子の二人が 探偵の真似事をしながら事件を解決するという痛快なコメディー作品。
設定がはちゃめちゃだけど、物語として読むならこのくらいぶっとんだ設定のほうがおもしろい!
ということで、ぐんぐん読み進んであっという間に読み終わりました。
面白かった…。
加藤実秋さんの作品は、インディゴシリーズで知って。
それ以来、大好きな作家さんのお一人です♪
ちなみにこの作品。
本当は、「アーユーテディ?」という作品の続編だったらしい(笑)
こっちも読まなくちゃ!!(笑)
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アー・ユー・テディ?の続編です。カエルになって戻ってきた殉職刑事、康雄。ふたたび主人公、和子とコンビを組みます。カエルを持ち歩くのが嫌な和子は一念発起してクマのあみぐるみを作り、康雄はお引っ越しします。ということで、今回もテディが活躍。この巻では和子の家族も巻き込まれ、康雄の娘も巻き込まれるなど、「半径二メートル以内」の身近な事件が中心です。だからこそいつもそばにいる人の大切さが伝わり、自分の周りを見直すきっかけとなるような気がします。
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重たいミステリではなく、ラフな感じに書かれていて好きですね。
「ほっこり」を愛する女の子×おっさん刑事。
このでこぼこ加減がおもしろい。
前作は長編で今回は短編形式。
事件は多く解決していきますが、おもしろいほど息が合っていっている?のかな?
今時の女の子っていう主人公と時代遅れのおっさんっていう組み合わせだからこそ、お互いの考えが見事に違う。
ありがちな父娘みたいな感じもしておもしろいです。
3作目・・・期待していいのかな?
ぜひともまたこのコンビに会いたいです。
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今回は短編集だったけど、テンポの良さは変わらず面白かった。
タイトルのテディゴーがよかった。康雄さんと安ちゃんのわだかまりが次作などで消えるといいな。
和子と康雄さんのコンビもますますいい感じに馴染んでるし、まだまだ続きの読みたい作品
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「アー・ユー・テディ?」続編。登場人物は同じで短い話がいくつか。
事件を解決していく話で、そのオチは最後まで読まなくても分かる(気付く)ものばっかりだったけど、それでも楽しく読めた。
特に康雄さんの娘、杏の話で、電車の中で読んでいたけど危うく泣きそうになった。
あと着メロ設定が実際にいるバンドの曲だったり、ほっこり好きな和子の影響でタカモリ・トモコさんの名前が出てくるのもちょっと楽しかったり。
これはまだ続くのかな?ぜひ続けてほしい。冬野との関係も気になるので(笑)
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20210503
雑貨店で働きたい和子とぬいぐるみに憑依した親父刑事の亡霊康雄のコンビによる探偵モノ第2弾。
今どきの若者でありつつ大人になっていく和子と昭和感満載の康雄がいいコンビ。加藤さんの作品は安定感があり、ハズレがない。
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テディーベアに死んだ名刑事の霊が宿り、手に入れた雑貨店店員と意思の疎通をして事件を解決していくという奇天烈な話です。謎解き的な物は特に見るべきところはありませんが、なかなかに軽妙なので頭が疲れて重い物を読みたくない時にはいいかもしれません。前作は後半で死んだ刑事と残された家族の情愛の部分がいい重みを持っていたのでホロりとしましたが、今回はそのアドバンテージが無かったのでちと弱いか。実際は2.5点って感じなんですが、2にするには不人情かなという作品です。それにしてもおっさんが読むには辛い表紙です。
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本屋さんで見つけて、即買い。
康夫さん、前回で旅立ったのにどうして戻ってきたの??と思いながら読み始めました。
和子と康夫さんのかけ合いは面白かった。
次回作も期待。
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軽いんだけど、意外と無駄なディティールが面白い。
もと脚本家作家?なので、すごいテレビっぽい話の進行だけど、
それなりにキャラに愛着を抱いて、
前作は話的には終わりだったんだけど、無理やり
変な設定を作り上げて、なんとかシリーズ化してくれたのが
ちょっと良かったり。
なにより、この作家、男性だよね??
妙に可愛いものへのディティールが力入っているのだが…
まぁ、可愛いもの好きの男性だっているわな。
でもそういう細部のこだわりが、適当に書いている本との違いを
感じさせるんじゃないかな~~とも思う。
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下北沢の輸入雑貨店で再びアルバイトを始めた和子が持ち帰ったぬいぐるみのカエルから、突然野太い声が聞こえてきた。「よう。俺だよ!」。心中偽装事件を解決し、成仏したはずのオヤジ刑事・康雄が、「ポイント稼ぎのために戻ってきた」と言うのだ。翌日、盗作事件に巻き込まれた和子は、身に潔白を証明するため、“あみぐるみ刑事”と再びコンビを組んで、捜査を開始することに…。待望のシリーズ第二弾(「BOOK」データベースより)
今回は短編集になってました。
ドラマ化狙ってそうな感じでやや萎える・・・。
でも短編の方がもっとテンポよくなって楽しめるのは確かかな。
しかし霊界もポイント制って、なんかゲームちっくですね。
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先日読んだアー・ユー・テディ?の続編です。
加藤実秋さんって結構年齢が行っているはずなのに、
作風が大体ライトタッチなんですよねぇ。
どんなおじさんなんだろう、と不思議に思ってしまいます。
ということでライトに読める短編4つで織り成す、
頑固刑事の親父の魂が乗り移った編みぐるみと
ゆるふわな主人公の和子の物語です。
読み口が軽いので、すいすい読めましたが、
逆に言えば若干続編としての立ち位置に甘んじすぎている感じで
その点はイマイチでしたね。
ま、でも面白かったです。続編に期待したいですね。
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【下北沢の輸入雑貨店で再びアルバイトを始めた和子が持ち帰ったぬいぐるみのカエルから、突然野太い声が聞こえてきた。「よう。俺だよ!」 心中偽装事件を解決し、成仏したはずのオヤジ刑事(デカ)・康雄が、「天国に行くためのポイント稼ぎのために戻ってきた」と言うのだ。翌日、盗作事件に巻き込まれた和子は、身の潔白を証明するため、“あみぐるみ刑事”と再びコンビを組んで、捜査を開始することに……。待望のシリーズ第二弾!】