今井絵美子のレビュー一覧
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痺れます。
親子の情愛。
肝臓をやられて瀕死な姉弟子、おしん。
おたみは放って置けずにひと月あまり、仕事を終えてから毎晩のように看病に出かける。
おしんの母で腕利きの髪結おぎん。
そしておぎんが誰よりも愛していたおはな。
おはなは、偶然吉原の女郎が産み落とした娘と知ると、命をかけて駆け落ちを助けるが、発見され顔を焼かれ簀巻きにされ大川に捨てられる。
遺体を確認したおぎんはその後認知症になり、おぎん、おしんの親子は大変な生活に。
偶然しることになったおたみは、師匠親子のために人肌脱ぐ。
人足場に入れられたあにをもつおきぬは、あいぼれの男に裏切られるが、きっぷのいいお涼に助けられる。
今回も -
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猫字屋の周りの人々の思いが交錯する。決して一人ではないんだよと。
孤児になってしまった3人の兄弟、長男の本当の父親は犯罪者。それも、そこまで死が近づいている。
そんな男に一眼長男の姿をと佐吉は思う。
長女が嫁いで出産、通いで髪ゆいの仕事ができなくなった。
組合から紹介された髪ゆいは腕利きだが40過ぎ。訳ありの人らしい。それでもいつものように、暖かくうけいれるおたみの愛情に包まれ心癒される職人。
おたみの師匠が死に、残されたおたみと同い年の娘は、肝臓を煩い余命いくばくもない。
妹の忘れ形見に一目会いたいと願う。
照降町〜シリーズと話が繋がり、登場人物も同じこのシリーズのうれしいところ。 -
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ネタバレ三婆の会が七海の隠居がなくなってしまい途絶えていたが、潤三の気働きで、再開。『葉桜の頃』
亀蔵の店三文屋の入り口で、あさりをにない売りにやってきた青年が倒れてしまう。医者に見せると、白血病らしいと。
おさわは陸郎の代わりにこの不死の病にかかった十一の看病に。『十一』
茶屋の女中頭およねが、脳溢血で亡くなったのち、後を注いだのはおくみなのだが、おなみと折り合いが悪く、とうとうみんなの前で喧嘩になる。『幸せのかたち』
女将になりたくないと、言い放って京都に行ったおきち。
潤三が戻ってきてもまだ帰らない。
そんなおり、菩提寺の住職より人を紹介されるが、実は。。
『河鹿宿』
世代交代の始まって -
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ネタバレいつも人を支えてきたおりき。
シリーズ20巻のこの回は、別れがテーマ。
幾富士が、事故で下半身の麻痺し生きる希望を失った大店の息子、に受け入れられどうか世話をしてほしいと頼まれる。
幾富士は、幾千代からの恩義を返していないと逡巡するが、誰かのためにできることなら、と幾千代から後押しされる。
武蔵の父親が、行き倒れになり発見される。
無実なのに冷酷な若旦那に斬り殺された元芸者の照葉と浪人唐沢。
70の齢を超え、さつきに選択の技を教え込んだとめ婆。
おみのの兄才造は、片恋の労咳の女に届ける魚を調達しようと誰もが出漁しない荒れた海へと。
そして、長くおりきを支えてきた吉野屋。
19巻あ