あらすじ
芸者の幾富士が、呉服屋「京藤」たっての希望で、身体の不自由な京藤の一人息子・伊織の世話をするようになって早八ヶ月近く。白金の寮で、可憐な花たちに囲まれておだやかな日々を過ごす二人のもとに、ある日、伊織の母・芳野が訪ねてきて……(「名残の扇」)。他に、謎のお客からの予約に、立場茶屋おりきで起きた騒ぎの顛末を描いた「一流の客」を含めた全四篇を収録。あつい真心にあふれる立場茶屋おりきを舞台に、品川宿にいきる人びとの情と絆をこまやかに綴る大人気シリーズ、感動の第二十二弾。
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Posted by ブクログ
幾富士が半身不随の伊織と心通わせ、正式に結婚する『名残の扇』
奉公していた大店のお嬢さんの死を知ってしまい、店を飛び出した与之助が、托鉢僧となって亀蔵に巡り合う。
その心を知って彦そばは、新しい揚げ方を探すのだが。
元浪人がいつかは入りたいと願った夢が叶い、初めておりきに。『一流の客』
おまきは諦めていたはずが妊娠を知り当惑する。
ところが7ヶ月で流産。
わりない仲のお京が、いつしか成長し立派におまきの助けになった『残る秋』
達吉のお節介で、巳之吉の気持ちをはっきり知ることができた『巳待ち』
少しづつシリーズ完結に向かう兆し
Posted by ブクログ
ついに、おりきと己之吉が大番頭の企みで
御互い好きだと言う気持ちを言葉で確認す
る場面が来た
「知ってた」だって24巻先に読んだから
※本を読むときは順番に読みましょうw
一流の客 立場茶屋おりき22巻