三辺律子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ボツワナを始めとしたアフリカ各国で今尚発生している「儀礼殺人」(富や地位をもたらすと信じられている儀式に必要な人体の一部を得る目的で犯される殺人)を題材としたサスペンス小説。アフリカ発のサスペンス?!儀礼殺人?!しかも現職の女性外務大臣が執筆、っておいおいおい情報量多過ぎるだろ!と興奮しながら手に取った一冊。そもそも儀礼殺人や呪術は一般的な日本人からして見ればだいぶ縁遠い話だが(かつてアフリカで働いていた援助業界の同僚曰く呪殺/毒殺は割と日常茶飯だったらしいけども)、権力者の欲の犠牲となる平民の姿は普遍そのもの。巨大な悪に闘いを挑む主人公、終始どちらが勝つかハラハラ、サスペンスとしてしっかりと
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Posted by ブクログ
パトリック・ネスの作品は初読。
どんな作風なのか、そもそもこの本がどんなあらすじなのか、何も知らない状態で読んだ。
冒頭でいきなり主人公が溺れて死ぬ。
死んだはずだったのに、誰もいない街で目覚める主人公。
自分が誰なのか、ここがどこなのかもわからない状態で。
主人公が眠るたびに記憶が蘇り、だんだんと主人公がどんな人物なのかが見えてくる。
一体この作品はどこへ向かって行くのか、到達点が全く予想できないまま、話は展開していく。
これは一体なんなのか。
ミステリーなのかSFなのかはたまたBLなのか…。
カテゴライズすることに意味はないけれど、あまり読んだことのないタイプの作品で、戸惑いを隠