三辺律子のレビュー一覧
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「人間たちはなんのために戦うんです?」
「わしは知らんよ。馬にはわからないことさ。だが、敵というのはよほど悪い連中なんだろうな。わざわざ海を渡ってはるばる殺しにいくくらいなんだから」
はい、ヴィクトリア朝時代の動物文学の名作『黒馬物語』です
なんと、黒馬ブラックビューティーの視点で書かれた馬の自叙伝です
すげーなヴィクトリア朝!
なんでもあるやんヴィクトリア朝!
人間のために働いてくれているお馬さんたちをもっと大切に扱わないといかん!と思いました
人間のために働いてくれているお馬さんたちをもっと大切に扱わないといかん!と思って書かれた小説ということなので100点の感想です
100点しかとら -
Posted by ブクログ
やったことがないからあくまで想像だけど、各国の背景のみならず、時代や宗教などまで絡んでくるだけに、ただ右から左へ訳せばよいというものではなく、目に見える遥か上の労力が必要となるに違いない翻訳という作業。基本的には自分が気に入った作品を訳するとはいえ、並々ならぬ決意的なものが裏には存するはず。となると、その翻訳者自身が評する場合、批判的なものにはなり得ない。知る限り、書評はポジティブなものが大半だし、本書の趣旨に何ら反対はなく、本作も前作同様、楽しく味わわせてもらったんだけど。そして読みたい本もまたたくさん見つかり、列挙するのも大変な量だったから、本書の中に直接チェックを入れました。
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Posted by ブクログ
近未来のイギリス。ロボットが人間社会を支えているが、世界は水不足で長く戦争状態が続いている。11歳のオーデンの父親も戦場ヘ行っており、母親と二人で暮らしている。研究者である母親の兄が突然亡くなり、住んでいた家がオーデンに残される。荒れ果てた家の庭の地中にロボットが隠されていた。
夏休み、生まれつ色を認識できないオーデンは、友達のヴィヴィとおじさんがロボットに託したものを解明する。
舞台の近未来は技術は進んでいるものの、車や居住空間は今と変わらず、逆にかなり荒れている。それが不安感を増す。ヴィヴィとオーデンのコンビと残されたロボットのパラゴンが、いいチームワークで、テンポよく読み進められるの。 -
Posted by ブクログ
父と二人で暮らす12歳のエイブリーのもとに、ある日ベットという知らない女の子(らしい)からメールが届いた。二人の父親同士が付き合っていて一緒に旅行を計画しているので、そのためにふたりを同じサマーキャンプに入れようとしているのだ、と。旅行もキャンプ(エイブリーだけは行きたかった)も再婚も阻止したい彼女たちは、メールでやり取りしながら対策を練るが、残念ながら父親たちは中国バイク旅行にでかけ、娘たちはキャンプに行かされる。性格も好みも正反対のふたりだったが、メールのやりとりとキャンプでの出来事等から次第に仲良くなっていく。しかし父親たちの仲は、アクシデント続きの旅行から険悪になり、ついに離別すること
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ボツワナを始めとしたアフリカ各国で今尚発生している「儀礼殺人」(富や地位をもたらすと信じられている儀式に必要な人体の一部を得る目的で犯される殺人)を題材としたサスペンス小説。アフリカ発のサスペンス?!儀礼殺人?!しかも現職の女性外務大臣が執筆、っておいおいおい情報量多過ぎるだろ!と興奮しながら手に取った一冊。そもそも儀礼殺人や呪術は一般的な日本人からして見ればだいぶ縁遠い話だが(かつてアフリカで働いていた援助業界の同僚曰く呪殺/毒殺は割と日常茶飯だったらしいけども)、権力者の欲の犠牲となる平民の姿は普遍そのもの。巨大な悪に闘いを挑む主人公、終始どちらが勝つかハラハラ、サスペンスとしてしっかりと