三辺律子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
パトリック・ネスの作品は初読。
どんな作風なのか、そもそもこの本がどんなあらすじなのか、何も知らない状態で読んだ。
冒頭でいきなり主人公が溺れて死ぬ。
死んだはずだったのに、誰もいない街で目覚める主人公。
自分が誰なのか、ここがどこなのかもわからない状態で。
主人公が眠るたびに記憶が蘇り、だんだんと主人公がどんな人物なのかが見えてくる。
一体この作品はどこへ向かって行くのか、到達点が全く予想できないまま、話は展開していく。
これは一体なんなのか。
ミステリーなのかSFなのかはたまたBLなのか…。
カテゴライズすることに意味はないけれど、あまり読んだことのないタイプの作品で、戸惑いを隠