天狼プロダクションのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり、グラチーが来た。そして、恐らくはキタイも弱っているケイロニアを狙っていて。
とうとうアキレウスが崩御、遺言は意味深だけどたぶんオクタヴィアに託した→オクタヴィアが即位ってこと?
妾腹とはいえ長女な訳だし、ケイロニアの剣→グイン、イリスの涙→マリニアと考えると、多分そうなるよね。
そして相変わらずグラチーにだまされるバカなシルヴィア、亡命って…なるほど。
前巻から考えると、私の予想はパロかな。
あちらもナリス様を生き返らせたし。
どんどん話が広がり、楽しみです。
運命の子供達の今後と、若い世代の台頭も気になる。
マローン、アラン、アウロラ。
何か起こりそうですね~ -
-
-
Posted by ブクログ
かなりの覚悟を持ってのことでしょうね、この展開。
ま、長く書き続けていく中で、自分の色を徐々に出していくよりも、最初から「五代ゆう・グイン」というテイスト前面に出していくことの方が良いのでしょう。
中途半端に「栗本グイン」を標榜すると、後々変な派閥争いみたいになりそうですから。
派閥が出来るのは仕方ないですが、神格化みたくなるのはイヤなので。
しかし、この方法でグインが続くのであれば、完結はしないのでしょう。延々と語り継がれていく物語になりそうです。
まさに、サーガ。
イシュトはいつになったら、やんちゃ親分から抜け出せるのか?アリがヨシュア殺したせいか。彼さえイシュトの元で育っていてくれた -
-
-
Posted by ブクログ
シルヴィアというのは、いつまでグインの足枷になるのか。本文では貝殻骨と表現されているけど、なかなか解決されない問題です。そして、今さらながらグインが王ではあるが皇帝ではないということが浮き彫りになる事態が…。サイロンの町中に溢れるトルクを相手にグイン自ら乗り出していく話で、トルクがなんとなく気持ち悪く早く次に進んでくれないかなと読んでいました。作者が亡くなり、続編が始まり、2冊めです。2人の作家がパロとケイロニアの話を交代で進めることになっています。(現在は1人)グインやイシュトヴァーン、リンダ、フロリーとスーティ、それぞれの未来を早く見たい。
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
グイン・サーガ最新作。今回は外伝。
同シリーズ外伝『黄金の盾』を執筆した円城寺忍さんの作。
クムのタイス。快楽の都を訪れたマリウスが、ミアイル公子殺害事件とナリス婚礼襲撃事件の直後にタイスに滞在した折の、遊郭での恋と冒険を回想するというもの。
タイスでは、遊女見習いの美少女が拐かされる事件が続発していた。そんな時、モンゴールのミアイル公子殺害事件の濡れ衣も晴らせぬまま、パロの義兄ナリス死亡の噂を聞いたマリウスは、調査を試みようとしていた、ところが、美少女誘拐の犯人に間違われ、遊郭で過ごすことになる。犯人疑惑は晴れたものの、どうもきな臭い。
おまけに花魁格の遊女ジャスミンは、マリウスをしって -
-
Posted by ブクログ
まずスーティがフロリーと再会。義弟ドリアン王子と母を引き合わせ、母子3人のささやかな家庭が再出発しはじめます。惜別の中、スカールやヨナ、ヴァレリウスはパロへ。ドライドン騎士団のブランは、帰着とともに、カメロンを殺害した、ゴーラ王イシュトヴァーンに復讐すべく懊悩します。一方、グインは、ナリス麾下の魔道師から逃れ、もと妻のシルヴィアの救出と、ワルスタット候ディモスの豹変に心を残しつつ、彼らを残してパロを脱出。シルヴィアの親友アウロラ姫を守りつつ、どうにかケイロニアに帰還します。
おそらくここから、対パロのナリスおよびヤンダル・ゾック/対ゴーラのイシュトに大きく話の筋が振られていくのでしょう。ただ