天狼プロダクションのレビュー一覧
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ケイロニアの未来を担うであろう3人の子供。シルヴィアの子、シリウス。ヴァルーサの子、アルリウスとリアーヌ。あとオクタヴィアの子、マリニアも。担うよりは、争いの予感しかしない4人。
パロの王位継承権を持つ父と、アキレウスの後を継いで即位した母を持つマリニア。
父は知れずとも、ケイロニアの正統な血統であるシルヴィア(継承権は失効)を母に持つシリウス。
圧倒的な人気と尊敬を集める英雄グインを父にするが、愛妾であるヴァルーサを母に持つ双子のアルリウスとリアーヌ。
血統が重視されるグインの世界観からすると、マリニアとシリウスが次代のケイロニアを背負う立場にあるのだろうけど、民意というもの考えると、こ -
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ザザとウーラとスーティ連れて、スカールは人と妖の狭間の世界を旅します。
草原の民であるスカール。魔道とは一番縁遠い彼が、真理に近づく場所にいるというのも皮肉ではあります。
といっても、重要事項はこちらの世界の言葉では理解できない、というはぐらかし。
スカール一行が今の旅で得たことが、この世界の謎を解く起爆剤となるのはいつのことか。ヤガで待つフロリー(というかイェライシャ)と合流したときか。パロで停止中の古代機械なのか。やはり、全てのキーであるグインとの再会なのか。
ヴァレリウスがパロからの逃亡中に保護した少女のアッシャ。
平凡な日々の崩壊。制御できない破壊の力。運命が変転する激動の毎日。彼女 -
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2018年の第1冊目はこの本を読もうと決めていた。
栗本さんが亡くなってから、手に取ることができなかったグインサーガを、本日数年ぶりに読んだ。
物語の背景や説明を交えながらのこの巻は、スムーズに話が進まずかなり読むのに苦労したが、今後はこういった制約も徐々になくなり、読みやすくなるだろう。
グインサーガを読み始めたのは中3だった。
アムネリスが好きだった。度重なる不幸に心が痛くなり、何度も泣いた。物語の主要人物だと信じていたのに途中で死んでしまい、読み続けるのがつらかった。
だから、久しぶりに彼女の名前を目にして(ひどい扱いだった)懐かしかった。
グインサーガが、無事に最終巻をむかえられます -
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Posted by ブクログ
ネタバレオクタヴィアが皇帝になるケイロニア。選帝侯たちは、ちっともひとつにまとまってない。黒い蝶が魔道を呼ぶ。
パロからの魔道師登場。ケイロニアのために仕える感じ。
戴冠式だというのに、不穏な気配を感じたグインは兵を率い。
間一髪のところで、シルヴィアちゃんの子シリウスを助け出す。あれ、まだ助けてないっけ。しかし、グインはそうでないと。宮廷の中であれこれよりもね。
しかし、栗本氏亡きあと、2名によって書かれているが、なんで二人とも体調不良なのか? あとがきの体調不良ネタ見ると、またかよと思う。体調不良にもめげず、書き続けてほしい、とエールを送る。 -
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