天狼プロダクションのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ黒死病の流行が落ち着いたサイロン。グインの愛妾ヴァールーサは子を身ごもり、シルヴィアは幽閉中。
宮廷で、街中で、不審にトルク出まくり。
街中で、シルヴィアの元侍女クララのゾンビが出て以来(クララのエピソード、どこかの巻であったはずなのだが、覚えていない)、売国妃シルヴィアを殺せ、と民衆反乱。
そして魔道がはりめぐされているサイロン。グインが立ち向かう。
そして、シルヴィアの子を殺したと白状したハゾスに、怒ってそんな仕打ちするかなぁ。が今回の違和感。
何もできない赤子を手にかけるのを嫌がるのはわかるんだけど。なんかね。
とか言いつつ、読み進める。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最新刊137巻をサラッと
読んでみて思った以上に悪くはなかったので
131巻から購入して読んでみました。
登場キャラに感じる違和感
そして”あの人”の復活等々・・・
思うところ言いたいことはたくさん
あるけれど”あとがき”を読めば
それもやむを得ないかと・・・。
まあ、開き直りと言い訳にしか
聞こえないわな(笑)
ただ、それがイヤなら続篇プロジェクトを
止めるか、少なくともこの作家に
依頼しなければ良かっただけのこと。
読者側としても読まなければ済む。
作家側のプレッシャーも並大抵では
なかっただろうし。
とにかく自分としては続き読んでみますよ♪
って言うか131~137巻一気読みし -
Posted by ブクログ
ケイロニアの後継者問題で揺れる大帝没後の様子を描いているこの巻で、グインにシリウス王子の生存が判り、今まで一枚岩であったケイロニアの臣下もなかなかドロドロした思惑があることが綴られていきます。ただし巻末における皇女オクタヴィアの即位に繋がる「マルーク・ケイロン」の叫びは圧巻で、グインの清廉な人柄も健在であることが知れ、やはりこの国は大丈夫だなと感じさせます。
しかしながら…パロは前の巻で壊滅的な被害を被ったとは言え、アキレウス帝の葬儀に大層胡乱な人物を差し向けているのが哀れで薄黒く、グラチウスと闇に落ちたナリスの跳梁を思わせて情けないの一言に尽きるのが悲しいところ。国政の要を欠いたゴーラとこ -
Posted by ブクログ
グイン王の愛妾、ヴァルーサがどんな経緯でグインと結ばれたか、という、本編でも外伝でもすっ飛ばされていた部分が描かれています。
本編で暗躍しているエイラハの企みと綺麗に繋がっているので、まさにミッシング・ピースの部分がバチッと嵌った感じで、すっきりしました。
だって、グインに愛人?っていうのは、私はずっと
違和感があり、納得の行く経緯が読みたかった。
ですから納得も行ったしすっきりもしました。
ああ、そういうことか、と。
ただ、やっぱりちょっと、そんなに深く愛しあって
始まった二人という印象はもてませんでしたが。
むしろ成り行きに近いな、と。
それにヴァルーサの恋人がガンダルだったとか -
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Posted by ブクログ
御大が紡ぎ続けたこの遠望長大な物語。
御大の死後も二人の紡ぎ手が恐る恐ると書き繋いできたグインサーガも、よぉ〜やくここに来て大きすぎていくら力を入れても廻らなかった物語の歯車が回り始めました。
というのが、率直な感想かも。
今回の135巻は、紅に染められた表紙の通り。
なんといっても侵略するつもりは無いといいながら、他国から見た結果は侵略としか受け取られないことをしでかしたイシュトバーンのパロ篇が一番の展開。
『紅の傭兵』の陽気さはいずこへ、ますます『紅の凶星』いや中原に鳴り響く『凶星』と化していくであろうイシュトバーンの転機となるエピソードです。
それ以外にも、イェライシャに導かれたとい -