天狼プロダクションのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ついに、栗本薫正伝の中断地点からの語り継ぎ。
初巻は、少し肩に力の入った感じも少しあるのだけれど、長い中断のストレスを解消させてくれるような怒濤の展開!ちょっと盛りだくさん過ぎるかなぁ、次巻からの展開が少し心配になるのだけれど(これじゃあ、150巻くらいで終わってしまう(^^;))、まずは歓迎。あとは、過去の伏線・登場人物の、消費と再生産のバランスくらいかと思うけれども、まあその点は、大量の原作に支えられて、「豹頭王の花嫁」にたどり着くまで心配ないかな。
気になる、語り手の交代による違和感だけれども、読んだ感覚は、外伝1 七人の魔道士あたりに戻った感覚で、個人的には(連続性はともかく)それほど -
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Posted by ブクログ
「グインサーガ」がお話半ばで終わってしまったことが
残念でしかたなかったわたしにとってみれば、
誰かがこのお話を引き継ぐ、ということに賛成なのです。
だけど、それってもちろん、
このお話の読者にとっても
引き継がれた作者にとっても
めちゃくちゃプレッシャーのかかる大変なことだと思うのです。
栗本薫が考えていたこの先のグインサーガが
いったいどんな結末を迎えるはずだったのか、
それはもう知る由もなくて、
だからもうそこは新しい作者の方に完全にゆだねるべきなのでしょうね。
しかし!しかしです!
この巻の途中辺りから「なぬっ?そんな?まさかっ?」という展開が起こった時には、
わたしはけっこう心の中 -
Posted by ブクログ
ネタバレグインサーガ、途中で読みやめてた組です。
だって、あの黒髪の美人が
「ああ・・・」とか「おお・・・」とか言われまくって、
花のようにお美しくはかなく、おいたわしい「だけ」になっちゃってて、
ファンの方には本当に申し訳ないけれど、
「うわー、超ウゼー」でやめてました。
んが。
栗本薫氏が亡くなったのに、新刊が?と思って本屋でパラパラ見てたら
「おもしろい?かも?」と、結局レジへ。
で、結果、面白い。
リギアさんて、こんなに「姐さん」だったっけ?と記憶を引っ張り出しながら
読んだけど、話が転がる転がる。
よしよし、こういうのを待ってたんだよ。
うおーい、どうなるんだあ、これから、でページを -
Posted by ブクログ
ネタバレグイン・サーガ続編プロジェクト2巻目にあたる132巻「サイロンの挽歌」、著者は宵野ゆめさん。
中島梓(栗本薫)さんが開いたワーキングショップに参加していた直弟子にあたります。
既に外伝を1冊仕上げているとはいえ、その外伝がデビュー作ということで五代ゆうさんの131巻同様不安感で一杯だったのですが……
舞台はサイロン。
外伝1巻の「七人の魔導師」の事件が収束し、皇女シルヴィアが幽閉されることが決まったあとの話。
落ち着くかに見えた舞台にトルク(ねずみ)の大量発生という事態が巻き起こり……
しかしまぁ、よりにもよって最初から主人公(グイン・サーガではグインだけが主人公とは言えないけれども)の物 -
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Posted by ブクログ
(No.13-54) グイン・サーガ、新著者で再開。
外伝的な「グイン・サーガ・ワールド」が何冊か出版されましたが、最初の一冊を買っただけでした。
こういうのは私が求めているものではない、と感じたからです。
別の著者による正編の続きが出版される・・・・、買うかどうか悩みました。
で、ともかく一冊買ってみました。
私が買った外伝では五代ゆうさんは書いてなくて他の著書も読んだことがないので、五代さん初読みです。
普段はなるべく「あとがき」を本文を読む前には読まないようにしているのですが、今回は読んじゃいました。
あとがきを読んでから本文に入ったのは、私にとっては良かったと思います。
多くの -
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