名和高司のレビュー一覧

  • 稲盛と永守 京都発カリスマ経営の本質

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    筆者の意見には正直賛同できない部分もあったが、純粋に稲盛さんと永守さんの経営哲学をわかりやすく学ぶことができた。

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    2021年11月21日
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

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    マッキンゼーやBCGが活用する基本技のご紹介。思考法もフレームワークも参考になるが実践しないと定着できないなと感じた。仕事にガンガン取り入れていきたい。

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    2021年11月12日
  • 稲盛と永守 京都発カリスマ経営の本質

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    終章にある「日本はグローバルスタンダードという卑屈な幻想を追い求めて、失われた30年間を迷走し続けた」という一文が著者の問題意識であろう。
    グローバルスタンダード、SDGsなどの流行には見向きもせず、圧倒的な成長を果たした二人の経営者の比較論。比較論であり、深度にかける嫌いがあるように思うので、稲盛氏・永守氏の著書へ導入として読むことを勧めたい。

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    2021年10月05日
  • 経営改革大全 企業を壊す100の誤解

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    これから日本企業が目指すべき経営の方向性とは?バブル崩壊後、「通説」として流布する経営論のウソを暴き、自社ならではの強みを生かして成長を遂げるための「真説」を説いた書籍。

    ●「株主」から「社会」へ
    ・通説:「企業は株主のもの」である。経営者は、株主の利益を最大化するよう行動しなければならない。
    ・真説:「株主至上主義」は、当の米国でも見直されている。例えば企業の役割は、商品や雇用の提供、イノベーションの推進などにあるとされる。これは、企業を社会の公器とみる、本来の日本型経営に通じるもの。

    ●「既」顧客から「未」顧客へ
    ・通説:既存顧客の体験価値を最適化することが重要。
    ・真説:既存顧客との

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    2021年08月08日
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

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    コンサル職に興味があり、本書を読ませて頂きました。
    様々な技法と、考え方が語られておりコンサルという仕事の面白みを感じることができました。
    内容の中でコンサルに限らず通ずる部分も多くありましたが、その中でも課題解決では無く価値創造ができる人材になることの重要性が説かれており、
    どの様な仕事をしていく上でも念頭に置きたい内容であると感じました。

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    2021年07月13日
  • 経営改革大全 企業を壊す100の誤解

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    ネタバレ

    経営改革に関する本。
    nfvなど将来価値的な部分の話、言いたいことはわからなくないが、結局数値化できないと比較等の観点で決定が難しいし、そのあたりはどう捉えるべきなのか疑問になった。、
    各章のとぴっくについてはシンプルにまとめられていつつも本質を抑えられており、参考になる良著
    経営に重要な概念も多数網羅されている

    メモ
    ・働き方改革から働き甲斐改革。
    ・働きやすい会社から働きがいのある会社へ
    ・既存顧客から未顧客へ
    ・深層学習から転移学習へ。
    ・人工知能から人間拡張へ
    ・自社独自の事業開発プロセス
    ・オープンイノベーションはいかに自らの資産を磨き上げるかが重要。自ら独自資産を磨き、切磋琢磨し

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    2021年02月06日
  • CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

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    ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授が提唱するCSVについて解説した本。NECのフォーラムにおいて竹内弘高氏の講和を聞いて興味を持った。CSVは、Creating Shared Value(共通価値の戦略)の略であり、社会価値と経済価値の双方を追求することを強調する。利益のみを追求するのではなく、社会貢献することが大事というわけであるが、日本では逆に、社会貢献をより強く追求する企業があり、利益の上がらない生産性の低い企業が多いと指摘している。持続可能性を高めるためには、双方が重要であるという理論は理解できた。
    企業の取り組み例が数多く挙げられているが、参考になるものばかりで

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    2018年10月24日
  • CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

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    社会課題を解決することで、新たな価値が創造され、経済的リターンがもたらされる――。マイケル・ポーターが唱える、新しい経営モデル「CSV」について解説する書籍。

    これまでの資本主義は、経済価値の創造のみを追求した結果、社会的な価値と乖離した利益至上主義を助長した。一方で、社会課題が膨らんでいく中で、NPOやNGOの活動だけでは、焼け石に水だ。社会課題を解くことによって新たな価値が創造され、それが経済的リターンを生む。そのような社会と経済の正の循環を作ることこそ、資本主義の本来の役割だとポーター教授は主張する。
    これからの資本主義が目指すべき姿として、ポーター教授が提示した経営戦略が、「Crea

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    2018年02月10日
  • CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

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    経営戦略の新しいキーワード、CSVについての現状が網羅されているわかりやすい本。マイケル・ポーターの打ち立てた骨組みにさまざまな企業が肉付けしている現在進行形のドキュメントです。アメリカの市場原理の徹底した国の企業、ヨーロッパにルーツを持つ成熟した社会の企業、まさに社会問題が企業活動の至近距離にいる新興国でのケース、そして「論語と算盤」「三方よし」的な日本らしさをDNAとする我が国の企業、それぞれに違ったアプローチでCSVという言葉を咀嚼しながら模索しています。このキーワードが流行りのバズワードで終わるか、高度経済成長時代のTQCのように時代をつくる言葉になるのか?その一方で「物言う株主」もま

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    2016年07月29日
  • 学習優位の経営

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    改めて強い商品、競争力とは何かについて考えさせられる。2時間の移動の中で一気に読み上げることができた。自社にしかできない価値提案をし続けるために、そのような仕組みをまわすか(メビウスと表現)、を提言する。タイトルと内容のリンクは理解し切れていない。筆者の提唱するスパイラルアップの形ができていることを“学習”と表現しているのか?

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    2012年07月14日
  • 日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業

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    ネタバレ

    今日、グローバル競争に勝てる戦略となり得る可能性があるのは、以下の2つの要素を満たす戦略である。
    1.差別化
    2.低コスト化

    これを実現するために、以下の4つの資産の活用が必要。
    1.顧客接点
     小売りの店頭やクレーム対応、アフターサービスなど、実際にオペレーションを行っているところ。
    2.顧客洞察
     顧客が何を望んでいるのか、顧客にとっての新しい価値は何なのか考えること。
    3.組織DNA
     自社ならではの着想をする時の根っこにあるものを考えること。
    4.事業現場
     企業が商品やサービスを顧客に提供する際に運営しているオペレーション。

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    2012年10月27日
  • 日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業

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    とても分かりやすい文章だった。

    個人的に、新しい話もあって、
    これからは、ポーターの基本戦略を超えるスマート×リーンで行くべきというところ。まぁ、めちゃくちゃハードルは高そうだけど。

    発想の次元を変えてくれる良い本だった。

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    2012年04月09日
  • 学習優位の経営

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    フレームがちょっと複雑で(私にとっては)
    フレームをきちんと理解するのには、最後まで読みきる必要がありました。

    「脱学習」というコンセプトには、大きな気づきがあり、
    今後の仕事に活かしたいと。。。

    再読したい本です。

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    2010年04月06日
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

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    よく聞くようなコンサルの考え方ではなくそこから一歩深く踏み込んでコンサルの技法を解説している。今までの仕事で「この視点、考え方大事なのでは」と思っていたことも書かれていたので、自信持てた。

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    2025年08月24日
  • パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ

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    パーパス経営は人を中心に据えた経営論。長すぎるパーパス経営原著を抽象論を排して要約し、著者自身の経験を踏まえて実践論を追加した本。行き過ぎた資本主義・利益主義に対するパーパス経営。パーパスは会社によってはビジョンと表現。トップのパーパスおじさんだけでは現場は変わらない。現場のトップ(ミドルマネージャー)がパーパスを主張し、グループ内に浸透させる役割。会社のパーパスを自分のパーパスに落とし込む。パーパスだけだと抽象的すぎるので最低限の行動規則としてプリンシプルを決めた花王。OKRの取り組み。

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    2025年08月01日
  • パーパス経営―30年先の視点から現在を捉える

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    組織の向かう方向性と、個人の想いを一致させる事で内発的動機が高まる事は同意。
    行動規範へどう落とし込むか重要。本書では言及ないが、立ち上げ期は現場の納得感と意識を醸成する制度とプロセス設計が必要と考える。

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    2025年07月20日
  • シン日本流経営 成長のダイナミズムを取り戻す「超進化」

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    ExOs エグゾス 無形資産による指数関数的な成長
     スケール化
     MTP(巨大で変革的なパーパス)
     進化する仕組みと磨きあげ

    脱成長 定常型社会 Well Being Bコープ認証(公益性)
    異成長 第三の道 
     量から質 表層から深層へ 有形から無形へ 非線形進化へ 身心一如へ 

    「本」= 利他心/人財/編集力 を軸に
     守破離= 型を身につけ、型を破る、独自の世界を確立する  ずらし

     中川政七商店 創業1716年 工芸 温故知新 今の生活に合わせる修正
     ダイキン工業 1924年軍事産業 空調/フィルター/フッ素 PCM 人基軸 経営
     カネカ 1949年 カネボウの非繊維事業

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    2025年05月25日
  • シン日本流経営 成長のダイナミズムを取り戻す「超進化」

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    未来には、超成長、脱成長、異成長があり、
    異成長こそ目指すべきではないか。

    日本は、守破離を重んじてきた。
    海外に学び、それをずらし、新しい領域を切り開いてきた。
    その根幹には、学ぶことを学ぶ、がある。

    異成長のためには、新たな日本流を目指すべき。
    欧米の思想をたんにもってくることは、
    コスプレである。



    あまり中身のないことを、難しく長く、
    有名人の名前をだしまくり、
    哲学用語でけむにまいている感が否めない

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    2025年02月24日
  • 学習優位の経営

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    2024/08/17「学習優位の経営」名和高志◎2010年
    マイケル・ポーターの競争戦略論を超えて、ダイナミックな経営戦略論を目指す問題意識は判るが、成功はしていない。経営トップの構想力と担う社員のトライ&エラーの学習プロセス。理念には判るが現実にどう進めていくか?
    発刊後の15年を見ると、Digitalの活用が不可欠と思う。
    1.日本企業の3弱点
    ①Marketing「新しい体験価値」を創造する
    ②事業モデル構築力 自前主義から脱皮
    ③経営レベルの決断力 トップ経営者の資質・訓練・選抜
    2.Innovationのジレンマ
    成功体験を持った強いDNA 免疫力高く、異質・変化を拒絶
    Innova

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    2024年08月17日
  • 資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター

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    ちょっと余白が多くて、小さいサイズでも良かったのでは?と思う本だった。内容も軽めで、とても分かりやすくシュンペーターの考えを説明している。シュンペーターの著作はほんとうに読みづらい印象しかないので、それと対比させたのだろうか?

    イノベーションが新発明やアイデアではなく、社会実装ということが何度も強調されている。また、イノベーションの考えを補足するための実業家や他の学者の考えや参考図書情報が多く掲載されており、それらも読んでみたくなった。

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    2024年06月08日