名和高司のレビュー一覧
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著者の名和氏がスーパーハイキャリアで超博識過ぎて第Ⅰ部が空転しまくっている。あっちこっちに話題が飛び過ぎて説明を端折りまくり「これからはパーパスだ!」と結論ありきになっている。なので第Ⅱ部からが本番だ。ネスレやユニリーバ、ノボ・ノルディスク、堀場製作所などの具体的事例、禅など日本古来の風習や文化、マッキンゼーの回顧と一刀両断などなかなか面白い。コンセプトワードになるが「資本主義」ならぬ「志本主義」や新SDGsといった軸は明確。しかしそれが何なのかが情報量が多すぎるあまりはっきりしない。PurposeやMassive Transformtive Purposeは今の30代以下にすれば当たり前の話で、バブル世代以前でないと「売上と市場シェア至上主義の無目的な米国追従経営」は実感が湧かないであろう。部分部分は知的好奇心が刺激されて大変面白いのだが、全体からすると「で?」という感じは読後にあるのが勿体ない。
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【稲盛和夫と永守重信】
言わずと知れた京都発の世界的企業の経営者の二人の本質に迫った著書です。
二人に共通するのは、一意専心の心構え、そこにはニーチェの『汝の足下を掘れ、そこに泉あり』、専門分野をさらに深く掘り進めることによって新たな鉱脈を掘り出し、業容を拡大していく、このような基本を大切にしていることが理解できます。
また二人は中村天風の思想的影響を受けていることも共通しており、経営者としてブレのない力となっていることは、私たちビジネスパーソンにも見習うべきものだと思いました。
稲盛和夫さん90歳、永守重信さん77歳。
これからの日本、まだまだ牽引してもらいたいです。
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ネタバレSDGs/ESGの波が来ている中、「そんな客観正義を示したところでステークホルダーの共感は得られないので、各企業が主観正義を打ち立てることが重要」という指摘には、納得させられた。確かに、SDGsと企業活動の紐付けやら、コーポレードガバナンスコードの全コンプライに勤しむ企業は多いが、義務感からやっているだけに見える。本来は、これを機会に、企業の志に立ち返ることが求められているのかも知れない。
一方、「ガバナンスは株主のためにやっていることで、株主資本主義から決別した今、そんなのは無用だ」という筆者の主張は極論な気がした。ガバナンスは株主のためだけにやっているわけではないし、会社は株主のものではないとしても、資金調達先として株主の存在が大きいことは事実。あと「ガバナンス態勢を構築することで、企業をリスク回避に走らせるのも問題」という主張もあるが、リスクテイクの精度向上も、ガバナンス態勢構築の目的なので、その点も踏まえて、ガバナンスを軽視しすぎている印象を持った。 -
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これから日本企業が目指すべき経営の方向性とは?バブル崩壊後、「通説」として流布する経営論のウソを暴き、自社ならではの強みを生かして成長を遂げるための「真説」を説いた書籍。
●「株主」から「社会」へ
・通説:「企業は株主のもの」である。経営者は、株主の利益を最大化するよう行動しなければならない。
・真説:「株主至上主義」は、当の米国でも見直されている。例えば企業の役割は、商品や雇用の提供、イノベーションの推進などにあるとされる。これは、企業を社会の公器とみる、本来の日本型経営に通じるもの。
●「既」顧客から「未」顧客へ
・通説:既存顧客の体験価値を最適化することが重要。
・真説:既存顧客との関係を深める前に、将来の顧客、すなわち「未」顧客の見極めが重要である。既存顧客に焦点を当てすぎると、新たな事業機会を取り逃がす。
●「コト」から「モノ」へ
・通説:「モノ消費」(所有価値)から、「コト消費」(体験価値)への移行が不可逆的な流れとなっている。
・真説:体験の質を高めるためには、コトを演出するモノに仕組まれた価値の高さが問われる。よって、コトに価値がシフトすると、モノの価値が高まる。
●「競争優位」から「学習優位」へ
・通説:環境の変化に戦略を適応させてこそ、生き残れる。
・真説:先が見えない時代、あれこれ戦略を思いめぐらせても答えはでない。戦略転換ではなく、学習転換が求められる。つまり、非連続な学習ループを作動させ続けることが、次世代の優位性の源泉となる。 -
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ネタバレ経営改革に関する本。
nfvなど将来価値的な部分の話、言いたいことはわからなくないが、結局数値化できないと比較等の観点で決定が難しいし、そのあたりはどう捉えるべきなのか疑問になった。、
各章のとぴっくについてはシンプルにまとめられていつつも本質を抑えられており、参考になる良著
経営に重要な概念も多数網羅されている
メモ
・働き方改革から働き甲斐改革。
・働きやすい会社から働きがいのある会社へ
・既存顧客から未顧客へ
・深層学習から転移学習へ。
・人工知能から人間拡張へ
・自社独自の事業開発プロセス
・オープンイノベーションはいかに自らの資産を磨き上げるかが重要。自ら独自資産を磨き、切磋琢磨していけるか。
・サービスの知識工学化こそがdxの本質
☆資産の三枚おろし
規模の経済のため完全外部共有
範囲の経済のため外部と内部を組み合わせる領域
技能の経済、自社無形資産で勝負する領域
これらにより、スピードの経済を実現する
・newringの基準 独自性、持続性、拡張性
1-10では価値創造から価値獲得へ
10-100はスケーリング。行動の型におとしこみつつ、揺らぎも加えて進化を内生化する。
☆ビジョンに必要な要素
ならでは感、ワクワク感、できる感
☆見えざる資産
顧客資産、人的資産、組織資産
・ティール組織の共通条件
進化する目的
自律性
全体性
・mboとokrの違い
経営目標から現場の結果指標にまで連綿とかつ無駄なく紐付け
key resultsの達成度は70-80%が望ましい
あくまで目標設定ツールで業績評価ツールではない
・リーダーの本質的な仕事は次世代のリーダーを育成すること
・新規事業の期待を持てるのはわかもの、よそもの、ばかもの
・esgでなくnsc cultureを
・csv実戦に向けた5p
purpusing 理念を未来志向によみかえる
personalizing 自分ごとに落とし込む
problemsolving 阻害内部要因を洗い出す
piloting パーパス実現の第一歩を踏み出す
pivoting 半年ごとに振り返り次のアクションへ
・無形資産の強化
ブランド、知識資産、パートナーネットワーク、人材
・csvの神髄。社会価値を高めるために経済価値を高める。
・csvに必要なこと、価値創造、価値獲得、価値伝達
・競争優位から学習優位へ
・超長期と超短期にフォーカスする
☆生命進化のプロセス
ゆらぎ 辺境でのうごき
つなぎ ゆらぎの筋のいいものを他の辺境へ。うねりへ変えていく
ずらし うねりを既存事業開発や他社資産とつなげる -
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ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授が提唱するCSVについて解説した本。NECのフォーラムにおいて竹内弘高氏の講和を聞いて興味を持った。CSVは、Creating Shared Value(共通価値の戦略)の略であり、社会価値と経済価値の双方を追求することを強調する。利益のみを追求するのではなく、社会貢献することが大事というわけであるが、日本では逆に、社会貢献をより強く追求する企業があり、利益の上がらない生産性の低い企業が多いと指摘している。持続可能性を高めるためには、双方が重要であるという理論は理解できた。
企業の取り組み例が数多く挙げられているが、参考になるものばかりではなく、やや冗長であった。
「Creating Shared Value(共通価値の戦略)という論文の中で、ポーター教授は、社会的価値と経済的価値の双方を追求することこそ、次世代の資本主義のめざすべき姿だと論じている」piv
「CSV経営とは、実は日本企業の伝統的な経営思想ときわめて近いもののようにも見える」pvii
「NPOやNGOは誰かが創出した価値を正しく分配することはできても、価値そのものを生むことはできない。企業と両立するのはよいが、NPOやNGO一辺倒で分配するだけでは世の中からエネルギーが失われて、やがて社会主義と同じ末路をたどることになる」p10
「利益を生み出す力のないNPOやNGOには、社会が直面する課題に力強く応えることも、それを持続することもできない」p12
「日本企業は経済価値を創出する力が総じて弱いという批判は甘んじて受けざるを得ないであろう」p21
「(松下幸之助)利益の追求が企業の最大命題ではなく、事業を通じて社会に貢献し、その報酬として与えられるのが利益である。利益を生み出せない経営は、社会に貢献していないことになる」p23
「大きな社会課題には、大きな市場ニーズが眠っています。その鉱脈を掘り当てれば、大きな収益機会を生み出すことができます。健康のニーズ、栄養のニーズ、エネルギーのニーズ、経済開発のニーズ。これらは最も大きな課題でもあり、裏を返せば、最も大きなビジネスチャンスでもあるのです」p33
「(ユニクロ)社員を、海外転勤があるG(グローバル)社員、国内転勤のみのN(ナショナル)社員、転居を伴う転勤のない勤務地限定のR(リージョナル)社員の三通りに分けることにした」p208
「(ユニクロ年間テーマ2011)Change or Die」p212
「私のCSVセッションに出てくる社員には「濃い」人が多い。知りたいことも言いたいことも山ほどある、という情熱と意欲に満ちた人たちだ」p214
「(柳井)海外に進出すると、常に問われることがあります。あなたはどこから来ましたか。この国に対して、そして世界に対して、あなたはどんな良いことをしてくれますか。これらの質問に答えられなければ、グローバル展開はできません」p214
「短期価値を重視する経営者はCSRやソーシャル・ビジネスはもちろん、CSVにもろ手を挙げて賛成することはできない」p215
「利益をあげて拡大再生産し、事業を成長させるのが資本主義における企業の役割だと、柳井氏は考えている」p216
「(良品計画の松井忠三会長)カリスマ型の経営者が目立つようでは組織としてはまだまだ未熟」p263
「CSVの視点から日本企業の組織を見たとき、欧米企業と比べて決定的に弱いのは経営者のパワーだ。組織にCSVを埋め込むためには経営者のメッセージが欠かせない。何をもって社会に価値を生み、そして利益も追求するのか。社員に対して同じことを何度も繰り返し伝え続けるのは、経営者の重要な仕事の一つである」p297
「入社式では新入社員を前に社会課題の解決にこそ事業機会があると話すが、残念ながら枕詞にしか聞こえない。それはおそらく、魂がこもっていないせいだろう」p298
「会社の存続が危ぶまれるような状況であれば変わらざるを得ないので、放っておいても組織は変わる。しかし、そうした危機感は一過性のものにすぎず、喉元すぎれば熱さ忘れる、で少し良くなればすぐに緩みが生じる。良い状況の中で危機感を維持するのは簡単なことではない。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けていても、そこに立ち止まればすぐに競合に追いつかれ、追い抜かれるのは時間の問題だ」p303
「物まねが本家を超えて成功するケースはない」p318
「専門分野を絞り込んでスペシャリストになるのもよいが、より豊かな人生を生きるのであれば、あらゆる分野の本を読み、人に会って話をして、貪欲に吸収してほしい。知的なたくましさは人生の宝になる」p343
「どの会社に入るとか、何の職業を選ぶとかいったことは、些末な問題であることがわかる。それらは通過儀礼の一つにすぎず、その先には人生の長い旅が待ち受けている」p347 -
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社会課題を解決することで、新たな価値が創造され、経済的リターンがもたらされる――。マイケル・ポーターが唱える、新しい経営モデル「CSV」について解説する書籍。
これまでの資本主義は、経済価値の創造のみを追求した結果、社会的な価値と乖離した利益至上主義を助長した。一方で、社会課題が膨らんでいく中で、NPOやNGOの活動だけでは、焼け石に水だ。社会課題を解くことによって新たな価値が創造され、それが経済的リターンを生む。そのような社会と経済の正の循環を作ることこそ、資本主義の本来の役割だとポーター教授は主張する。
これからの資本主義が目指すべき姿として、ポーター教授が提示した経営戦略が、「Creating Shared Value:CSV(共通価値の創造)」である。
CSVがこれまでのCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)と違うのは、CSRが本来の事業活動に付随して行うものであるのに対し、「経済価値」と「社会価値」を同時に追求して実現する点である。言い換えれば、「責任」から「戦略」への転換である。
CSVを実現するカギは、次の3つである。
①気候変動や経済格差といった、社会問題の解決に役立つ次世代の製品・サービスを創造する。
トヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」などが代表例。
②バリューチェーン全体の生産性を改善し、効率化する。
ユニリーバがインドの農村部の女性を販売員にして流通網や販売チャネルを確保すると同時に、彼女たちの自立支援を行っている「プロジェクト・シャクティ」は、その典型例
③事業を行う地域で、人材の育成、インフラ整備などを行い、地域に貢献するとともに強固な競争基盤を築く。
地域における産学連携、地産地消などの活動が該当する。
この3つは、ポーター教授がこれまで著作で述べてきたことを、CSVというフレームワークの中で整理し直したものだ。
①の製品・サービスは「ポジショニング」、②は「バリューチェーン」、③の地域生態系は「クラスター」というコンセプトである。
CSV経営を実現するには、次の7要件をクリアする必要がある。
①自社が取り組むべき「社会課題」を正しく設定する。
時には、顧客本人も気づいていないような本質的な欲求を捉えて、こうすればもっと幸せになる、より良い社会につながるという方向へ導くことを意識して、どこで社会価値を創出していくかを考えなければならない。
実際に、正しい課題設定によって社会を変えた例もある。日本発の女性求人雑誌『とらばーゆ』(リクルート)がそれだ。
②自社が取り組む社会課題の「大義」を明らかにする。
「なぜあなた方はそれをやるのか」と問われて、説得力のある答えが出ないような課題には、最初から手を出すべきではない。社会課題と大義が揃って初めて、社会にどんな価値を生み出していくのかというCSVの土台が固まる。
③自社の本質的な強み(DNA)を掘り下げて定義し直したり、純化させたり、広げたりするなど、「ひねり」を加える。
志と大義があっても、それを実現する手段がなければ価値を生むことはできない。
その手段が、よそにはまねのできない自社ならではの「ひねり」だ。何をひねるのかといえば、自社の本質的な強み、すなわちDNAである。DNAを掘り下げて定義し直す、純化させる、横にずらして広げるという一連の作業が、ひねりである。
そして、このひねりを繰り返すことによって、DNAそのものも進化し続けることができる。
④自社の儲けの仕組みに合った経営モデルを取り入れる。
「旬」な経営モデルを表層的に取り入れても、効果が出ないことが多い。それどころか、自社の本来の強みを見失うなど、逆効果になることも少なくない。経営モデルは、自社らしい儲けの仕組みに埋め込んで初めてパワーを発揮する。流行りの経営モデルに安易に乗ってはいけない。
⑤良いアイディアを形にするため、外部を巻き込む。
全く新しいもの、自分とは異質なものと重ね合わせる「クロスカップリング(異結合)」がなければ、イノベーションの本質である「新結合」は起きない。
ファーストリテイリングは、東レとのコラボレーションによって、ヒートテックなど数々のヒット商品を世に送り出した。これは、ファーストリテイリングの商品を企画して売り切る力と、東レの世界初の繊維を開発する力が新結合した結果だ。
⑥イノベーションを起こしたら、レバレッジ(梃子の原理)を利かせて、一気にスケールを拡大させる。
その代表例が「プラットフォーム・モデル」だ。ひとたびプラットフォームを形成してしまえば、ネットワーク効果によって幾何級数的に拡大し、市場支配力を高めることができる。
⑦戦略に時間軸を取り入れ、持続的成長を実現させる。
DNAや大義も、長い歴史の中では読み替えが必要になることもある。さらに7要件の④以降は、常に最適解を求め続けていかなければ、成長どころか生き残ることさえ危ぶまれる。
では、どうやってそれを実現するかといえば、戦略論に求めても答えは出ない。
競合でも市場でもなく、自分たちの中から湧き出る成長力こそが、CSV経営を実践するための唯一無二の力となる。 -
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経営戦略の新しいキーワード、CSVについての現状が網羅されているわかりやすい本。マイケル・ポーターの打ち立てた骨組みにさまざまな企業が肉付けしている現在進行形のドキュメントです。アメリカの市場原理の徹底した国の企業、ヨーロッパにルーツを持つ成熟した社会の企業、まさに社会問題が企業活動の至近距離にいる新興国でのケース、そして「論語と算盤」「三方よし」的な日本らしさをDNAとする我が国の企業、それぞれに違ったアプローチでCSVという言葉を咀嚼しながら模索しています。このキーワードが流行りのバズワードで終わるか、高度経済成長時代のTQCのように時代をつくる言葉になるのか?その一方で「物言う株主」もまたまた声を上げ始めているようです。「社会」と「会社」という関係は進化できるのでしょうか?それにしても最後の方で社会を変えるのはNPOではなく、企業である、と力強く訴えている著者の信念が印象的でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今日、グローバル競争に勝てる戦略となり得る可能性があるのは、以下の2つの要素を満たす戦略である。
1.差別化
2.低コスト化
これを実現するために、以下の4つの資産の活用が必要。
1.顧客接点
小売りの店頭やクレーム対応、アフターサービスなど、実際にオペレーションを行っているところ。
2.顧客洞察
顧客が何を望んでいるのか、顧客にとっての新しい価値は何なのか考えること。
3.組織DNA
自社ならではの着想をする時の根っこにあるものを考えること。
4.事業現場
企業が商品やサービスを顧客に提供する際に運営しているオペレーション。 -
Posted by ブクログ
大物経営者をヨイショして生計を立てているビジネスライター、欧米の経営手法に追随する日本の経営者をしりぞけ、独自の経営スタイルである二人を盛守経営と呼び、新たな志本主義が必要と提案する。でも人の経営手法を自分なりの解釈でまとめただけなので、まぁそれがどうしたということで終わる。
最後にでてきたカズオ・イシグロの『クララとお日さま』の話がよい。「魂といわれるものはおそらく、その人を大切に思う周りの人々の感情の中にこそ宿っているものではないでしょうか。これは科学者からしてみれば、あまり優れた思いつきではないかもしれない。でも、私は(小説家として)そのように答えたい。」まずはこの作品を読まねば。