名和高司のレビュー一覧

  • 資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター
    会社で信頼のおける上司からシュンペーターの紹介があったため購読を決意。ページ数は多いが分かりやすく内容展開しており、非常に読みやすかった。
    経済発展するためにはイノベーションが必須となり、そのためには既存の高いレベルの事業を組み合わせる新結合が重要となることが良く理解出来た。日本企業が縋りがちな両利...続きを読む
  • 桁違いの成長と深化をもたらす 10X思考(テンエックス思考) これまでの思考法の限界を超える知の全技法
    未来への思考法。個人的にはドラえもんの世界に行くにはどういうハードルがあるかという視点で見てました。SFの問題点など参考になります。
  • パーパス経営―30年先の視点から現在を捉える
    動的平衡を貫き通すという一途さ。
    著者の言う世界観に著しく共感。

    まさに『習破離』を実践しなくては。
  • コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法 無料お試し版
    マッキンゼーとボスコンとの違いがわかりやすく説明されていて、両社の問題解決の技法をより深く知りたいと思わせてくれます。
  • パーパス経営―30年先の視点から現在を捉える
    小気味良い軽快な語り口で、現在のビジネスの潮流を読み解き、古今東西幅広い観点から、これから日本企業はどうあるべきかを論じている。
    局所的な課題を抱えていたところだが、全体観を捉えることができ、クリアになった。
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    事業会社でコンサル的な問題解決するための考え方を知りたい自分にはぴったりの本だった。
    基本的な論点思考、仮説思考、フレームワークワークから始まって、これからの時代どう生きるかという示唆まで与えてくれる。
  • 資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター
    均衡・脱成長主義は現実から目を背けた快楽主義でリスクでしかない。今こそ立ち上がり、行動する人になろう。

    以下メモ


    ・資本主義の本質はイノベーションであり、イノベーションによって生産性・創造性を飛躍的に高め、利潤の再投資を促す。

    ・イノベーションとは内発的な活動であり、アントレプレナーは既存の...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    マッキンゼーとボスコンの両方でトップの地位にいた名和氏の本。
    人生100年時代をどう生きていこうか?どう変身していこうか?と悩んだ末ビジネスコンサルの手法を学ぼうと決心したわけだが、この本にはそのすべてのエッセンスが書いてあった。すなわち、どこを目指すか、何を身につけるのか、なぜそうするのか、そして...続きを読む
  • CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する
    ー CSV経営を実現するためには、次の七つの点をクリアする必要がある。
    ①社会課題をどう捉えるか?
    ②大義はあるか?
    ③ 「ならでは」のひねりがあるか?
    ④儲けの仕組みにどう変換するか?
    ⑤誰をどう巻き込むか?
    ⑥ いかにスケールするか?
    ⑦いかに持続的成長を実現するか? ー

    何を問えば良いのか...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    コンサルの手法をわかりやすく解説。また、その問題点も指摘しており、よかった。
    マイケルポーターに批判的。その批判もわかりやすい。
  • CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する
    CSVの本質とその補完すべきポイントを多くの事例と解説をもとに、歯切れよく軽快に論じており、とてもわかりやすかった。実践してこそ価値が生まれる書と感じる。
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    同じコンサルでもマッキンゼーとボスコンでは全然アプローチが異なること、これまで学んできた様々なフレームワークは、そのまま使っても今の時代に合わなくなっていること、今の日本企業は中期計画を重視しているが、本来は長期と短期を組み合わせるべきこと等、他書には無い様々な考え方が書かれておりとても参考になりま...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    ー 一般的な会社は、腹が出た中年を思わせる“凸レンズ”、型になっている。つまり、中期計画を主軸とした経営だ。 短期の計画はおろそか、長期計画
    はもっとおろそかにする「中期計画症候群」。近年おかしくなってしまった東芝は、まさにこの状況だった。そもそも計画は、先が見える時代には効果的だが、非連続な時代に...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    フレームワークの説明・分析だけでなく、それを使って何を見出すのかまで説明されていたのがよかった。SWOTや3Cでも、一味違った切り口が紹介されていて読んでよかった一冊。
    WHY,WHAT,HOWだけでなく、実際の実行に移すための課題は「WHY NOT YET?」が実は大事ということ。
    でも本当に必要...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    コンサルがどうやって問題解決していくのかを述べた本。
    コンサルが考える問題解決法に興味があり読んでみた。
    フレームワークを使った考え方や、マッキンゼー、ボストンの有名コンサル会社を比較したり、自分の知らない世界が沢山あってとても勉強になった。特に納得できたのが、What何が問題なのか?→Whyなぜ問...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    初めて、コンサルティングの本を読んだが非常に奥が深い内容だった。

    コルサルする上で大事なこと!それは、課題設定であり、本質と構造を見極める必要がある。

    では、具体的にどうする?
    本質を見極めるのは、チョークポイントという問題の根っこを探る。この方法として、「イシューから始める」これは、闇雲に色々...続きを読む
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    戦略コンサルのその先として、本質について書かれていてとてもぐっときた。IQだけが高い人は必要とされていない。
    21世紀のバリューを作る人は、価値を真善美の善に基づき判断できる人。
  • コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
    経営コンサルの『本質』はクライアントが解決したい問題の奥にある別の『真犯人』に迫って潰すことにある、と言う。

    ここで名探偵として名高いマッキンゼーとボスコンが登場する。その2社に居た筆者によると、最初に答えを示すマッキンゼーは、犯人を追い込んでいく刑事コロンボ。相手に答えを気づかせるボスコン流は、...続きを読む
  • 企業変革の教科書
    著者の四半世紀にわたるコンサルワークの集大成というに相応しい、すごい読み応え。企業変革というテーマのもとで、取り扱う範囲は広く、通読するだけでは、良さは理解できても消化しきれない。何度も何度も読み返して活用したい。読み応えはあるが、言葉は平易であり、難解さに挫けることはないかも。
  • 企業変革の教科書
    確かに、教科書。
    教科書としては★5。
    McKで長年にわたり多くの企業の変革を携わった経験と、一橋で教鞭を立っている現在のお立場の両方が、よく反映されている。
    すなわち、現場での経験が抽象的な知恵に昇華され、きれいな言葉で表現されている。

    この手の本にありがちなwhatの議論だけでなく、howとw...続きを読む