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市場でのポジショニングを重視する欧米型の戦略論は果たして日本企業にも有効なのか。外資系コンサルティング・ファームに勤める著者は、本業を重視する日本企業ならではの戦略があるはずだと説く。それは事業から学ぶ仕組みを作ること。トヨタ、ユニクロ、セブンイレブンなど豊富な事例と共に、学習型戦略論を提起する。
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Posted by ブクログ
本業こそ次世代成長の宝庫!! 自社のDNAを覚醒させ、自社の強みをずらしていく。 読み直せば、都度発見があるようなシブい本。
改めて強い商品、競争力とは何かについて考えさせられる。2時間の移動の中で一気に読み上げることができた。自社にしかできない価値提案をし続けるために、そのような仕組みをまわすか(メビウスと表現)、を提言する。タイトルと内容のリンクは理解し切れていない。筆者の提唱するスパイラルアップの形ができていることを...続きを読む“学習”と表現しているのか?
フレームがちょっと複雑で(私にとっては) フレームをきちんと理解するのには、最後まで読みきる必要がありました。 「脱学習」というコンセプトには、大きな気づきがあり、 今後の仕事に活かしたいと。。。 再読したい本です。
2024/08/17「学習優位の経営」名和高志◎2010年 マイケル・ポーターの競争戦略論を超えて、ダイナミックな経営戦略論を目指す問題意識は判るが、成功はしていない。経営トップの構想力と担う社員のトライ&エラーの学習プロセス。理念には判るが現実にどう進めていくか? 発刊後の15年を見ると、Digi...続きを読むtalの活用が不可欠と思う。 1.日本企業の3弱点 ①Marketing「新しい体験価値」を創造する ②事業モデル構築力 自前主義から脱皮 ③経営レベルの決断力 トップ経営者の資質・訓練・選抜 2.Innovationのジレンマ 成功体験を持った強いDNA 免疫力高く、異質・変化を拒絶 Innovationを起こし続けられるかは「経営の問題」 3.トップだけが長期の事業ポートフォリォを変える 欧米のようにM&Aはメイン戦略にし難い 日本企業は「本業+隣接新規事業」により事業拡張? ⇒とりわけ「新規事業部門」が重要 エース人材・長期コミット (任天堂山内溥社長) 「任天堂が一番強みを発揮できる部分に絞る」=上手に捨てていく 積極的に他社と提携 SONY Microsoftに対抗できる
経営コンサルタントの著者による、リーン・スマート経営に関する書籍。余分なものを削ぎ落とすのがリーン、顧客体験価値を大きくする仕掛けがスマート、ということ。粘着度の高いマーケティングが必要だが、顧客視点での価値設計を従来よりも重視する、そのための社内体制を整備して、というあたりは理解しやすい。顧客視点...続きを読むでインサイトを得ること、それに技術をぶつけることということの全体設計が経営視点で必要である。 最後には、独立する著者によるこれまでのコンサルティング経験のまとめのような経営者へのアドバイスがあり、全体としていいまとまりだったと思う。
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