紫音のレビュー一覧
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建国祭
国民にとっては街が浮かれる日、王族にとっては外交の日...。揃いも揃ってあちこちから陰謀めいたやり取りが。笑顔を貼り付けて水面下で探りあいとは、ストレスなことで。
でも他国との社交の一環のダンスで、アルヴィスは自分の内に芽生えた気持ちに気付くんですね。
女性が主人公だと、女性が言って欲しい言葉を甘く告げる王子様が多い気がしますけど、アルヴィスはそれほど器用には振る舞えなくて、でも現時点での最適な言葉を伝え、伝わってる感じがいいな、と思います。
あと、リティが怒って泣くシーンがよかった。 -
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は?
書き出しが↑で、サブタイトルがアレなんで、どんな話かと思ったら。
従弟がやらかした婚約破棄のその後。いやいや大変です。色々背負いこんでいく性質の新•王太子殿下。"そうせざるを得なかった"感が強い始まりですが、そんな気持ちで王太子は務まらず。周りがアルヴィスの性格をよくわかっていて、フォローもしてくれるのが救いです。
今のところ国内問題が中心だけど、話の流れで周辺国も出てくるし、神様も色々みたいだし、これからもっと広がっていくようです。
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3巻もとっても面白くて夢中で読んでしまいました!
少しだけアルヴィスとエレナの距離感が埋まったような…♡
アルヴィスの抱えてるものも気になりますし、建国祭もどうなるのか…
ストーリー展開が巧妙で入り込めるところが魅力的です☆ -
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徐々に距離が縮まる二人
待ちに待ったルベリア4巻、楽しませてもらいました。
アルヴィスの性格や家族の過保護の理由、結構複雑な公爵家の関係性なども徐々に分かって来ました。
一般的な悪役令嬢断罪劇であったかの様に始まりましたが、エレナはとてもいい子だし自分の役割や義務も分かっている才女。
その彼女や似た者同士のアルヴィスが諸々な出来事があって徐々に義務感だけでない関係を築いていく様が素敵です。
なのに二人にはまだ試練が!舞踏会というより心の武闘会であるイベントが幾重にも続いていきます。
この二人が落ち着いて心安らかに国を治めていく日が訪れるのは、まだまだ遠そうな気がします。
でも各々の国の思惑がこれからどう展開していくの