長谷川圭のレビュー一覧

  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    実際に現場で活躍しているスタッフプラスエンジニアのインタビューが多く掲載されている。エンジニアとしてキャリアアップしていきたい気持ちが今あり、スタッフプラスエンジニアに必要なスキルや資質等、参考になる。自身のキャリアがもう少しリーダー寄りに進んだら、この本を読み返したい。

    今の自分に響いたのは、ミシェル・ブー氏の以下。
    "自分の技術力に隙間があること、携わっているプロジェクトでその隙間を埋める努力をすること、そして今の自分の能力よりも少し高いレベルを要求するプロジェクトに果敢に挑むことの3点をふだんから意識していれば、私は自分の技術スキルを高め、活用することができると信じています。

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    2024年03月18日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    木同士が香りで会話をするなんて知らなかった。虫や菌の侵略により身の危険を感じると葉の成分を変化させて身を守り、さらに香りや根のネットワークを使って周りの仲間に危険を知らせることまで出来るなんて想像もしなかった。木は本当に生きているし、人間が思っている以上に仲間と繋がっている。そんな仲間からはぐれた街路樹をストリートチルドレンと名付ける著者のセンスには脱帽である。木に関する様々な知識を、著者の木への愛を持って科学的に教えてくれる良書。

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    2024年03月07日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ドイツの森林管理官が書いたタイトル通りのノンフィクション。

    ・感想
    まさか樹木たちがこんなに多様性に満ちあふれそれぞれ個性にあふれた生活をしていたとは知らなかった。
    これから街路樹や山の木に対して、ほんのちょっとでも彼らの生活を洞察するという視点で見ることができるようになる…かもしれない。
    登山が趣味なので、樹木のことをもっとたくさん知ることができればより楽しくなるだろうなと思った。
    自然とはどういう状態なのか、やるべきこと、やらなければならないことなど色々考えさせられた。

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    2024年02月25日
  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    5章と2章がよかった。5章の実際のスタッフエンジニアへのインタビューでスタッフエンジニアとはどのような役職なのか具体的にイメージできる。2章で役割を抽象的な言葉に落とし込まれている。

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    2023年11月25日
  • This is Lean 「リソース」にとらわれずチームを変える新時代のリーン・マネジメント

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    フロー効率とは、システム境界を定義し、スループット時間が中の付加価値アクティビティ時間の割合を高めること。

    スループット時間=システム境界で定義されたプロセス内にあるフローユニットx サイクルタイム。

    leanは目的とする状態であり、上がり続けるものである。
    目的に達するためにメソッドやアクティビティが存在する。

    これだ!すごく理解したって感じではなくなんとなく感覚としてわかったかも?ぐらいの感覚。次はリーン・スタートアップを読んだみたいと思った。
    フロー効率は一個流しすることだという単純理解から思考が広がった感じはする。

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    2023年08月30日
  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    シニアエンジニアの先の、エンジニアリングマネージャーではないエンジニアとしてのキャリアをstaff engineerと呼ぶ。

    スタッフエンジニアというキャリアの役割や目指し方について書かれた本だが、構成にまとまりがないため、あまり本題に関する理解は深まらなかった。

    ・snacking を避けること
    仕事を労力とインパクトの二軸で分類した時、労力=小、インパクト=小の仕事をsnackingと呼ぶ。スタッフエンジニアが簡単な仕事から学べることは少なく、機会費用が無駄になる。そして、そのような仕事を通じて大きく成長する人もいるはず。

    ・エンジニアリングマネジメントとの比較
    チームを育てたい、成

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    2023年07月12日
  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    やるべき、やりたいことするためにできること、最初は投資?時間確保どうしたら、プロモーションパケット
    テックリード進化?

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    2024年03月23日
  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    最近ではエンジニアのキャリアパスとして、マネジメントだけでなくプレイヤーとしての道も用意されていることが当たり前になってきたが、プレイヤーの道で上位役職者に求められる役割は世間的にはあまり明確に定まっていなかった。
    この本では、役割について4つ類型化したり、何十名のスタッフプラスエンジニアの具体的に果たしている役割に関するインタビューを掲載することで、スタッフプラスエンジニアとは何かを解説しようとしている点が良いと感じた。

    結局、スタッフエンジニアに関して会社を跨いで共通の明確な定義はなく、「シニアエンジニア以上の何かしらの役割を果たすエンジニア」という役割だと理解した。
    自社にスタッフプラ

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    2023年05月21日
  • スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ

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    スタッフエンジニアの役割のアーキタイプ(典型)や、あるべき姿・考え方・行動指針・キャリアステップなどについて語られている。第1部では筆者によるスタッフエンジニアの定義が書かれていて、第2部では18名のスタッフエンジニアへのインタビューが書かれている。
    スタッフ(重要/参謀)エンジニアとは、シニア(上級)エンジニアからテクニカルリーダーシップへ進む場合(つまりマネージャーへ進まない場合)の最初のキャリアである。また、スタッフエンジニア以降のキャリアをスタッフプラスと呼ぶ。
    本書の想定読者はスタッフエンジニアを目指しているエンジニア、キャリアプランに悩んでいるエンジニア、エンジニアを部下に持つマネ

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    2023年05月14日
  • ラディカル・プロダクト・シンキング イノベーティブなソフトウェア・サービスを生み出す5つのステップ

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    会社の方針とプロダクトについての考え方の本。イテレーティブ(繰り返し)によって改善を目指すのは危険で企業指針を基に修正が必要である。その企業指針は利己的なものでなくグローバルマキシマムな多くの人にとってプラスとなるようなものにすべきである。

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    2023年04月30日
  • 4段階で実現する心理的安全性

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    ネタバレ

    心理的安全性を認める方法 には、「尊重」と「許可」という二つの要素の組み合わせに基づいて四つの段階があ る。「尊重」とは、私たちが互いに与え合う敬意や尊敬の度合いのことで、その人の 価値を認め、感謝することだ。一方の「許可」は、組織のメンバーとして参加を認めることを意味している。要するに、誰かが組織に参加して影響を及ぼしたり関与した りするのを許容する度合いのことだ。

    組織が「尊重」と「許可」を多く与えれば与えるほど、メンバーはより強く心理的 安全性を感じ、それを反映した行動を取るようになる。どの段階においても、心理的 安全性はもっと多くのことに関わるようメンバーを促し、個人の成長と価値創造

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    2023年04月14日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    登山をしているとき、樹林帯に入ると言葉では表現するのが難しいが、外の場所との空気の違い、心地良さを体感する。それが森林が生み出すものなのか何なのかは分からない。本書を読むと樹木にはまだまだ未解明な謎が詰まっていることが分かる。樹木は数千年生きるものもあり、樹高もあることから研究には時間もかかり、難しさもあるのだろう。本書はドイツの森林を扱っているが、森林が国土の大半を占める日本でも考えなければならないことが盛り込まれていると思った。読んだ人は次に森林を歩くときの視点が変わるのではないだろうか。

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    2023年03月19日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    森にかんして、知らないことが多すぎると気づかされる読書だった。菌類との共生は、ほかの本でも読んでいたけれど、ゾウムシたち微生物についてはまったく考えにも入っていなかったため(おそらくだが、「目に見えず『うつくしくもない』」という偏見のせいだ)、驚いてしまった。森に入るときは靴を拭ってからという金言があるのに。
    ただ、ーー個人的な考え方の過渡期にあるからだろうか。それともまだ物知らずに、森に夢を見ているのか?ーー私は、蒙を啓かれた気持ちにはなるけれども、本著の内容に、どうしても完全に賛成はできない。樹木たちの自浄作用に期待しすぎて外来種を持ち込んだり、かれらを待ち続けることでしか再生が待たれない

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    2022年12月07日
  • 7人目の子(下)

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    「エーリク・ヴァレア」の長篇ミステリー作品『7人目の子(原題:Det syvende barn)』を読みました。

    北欧ミステリは7月に読んだ「エルスベツ・イーホルム」の『赤ん坊は川を流れる』以来ですね… 「エルスベツ・イーホルム」と同じデンマーク作家の作品です。

    -----story-------------
    その孤児院には秘密があった……〈ミレニアム〉〈特捜部Q〉読者必読の北欧サスペンス

    〈上〉
    誰かぼくたちをもらってくれますか?
    ―児童養護院の一室で撮られた7人の幼子の写真。
    それが載った古い記事とベビーソックスの入った封筒が、デンマーク国務省に届く。
    中に養子縁組申請書も同封されて

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    2022年10月10日
  • 7人目の子(上)

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    「エーリク・ヴァレア」の長篇ミステリー作品『7人目の子(原題:Det syvende barn)』を読みました。

    北欧ミステリは7月に読んだ「エルスベツ・イーホルム」の『赤ん坊は川を流れる』以来ですね… 「エルスベツ・イーホルム」と同じデンマーク作家の作品です。

    -----story-------------
    その孤児院には秘密があった……〈ミレニアム〉〈特捜部Q〉読者必読の北欧サスペンス

    〈上〉
    誰かぼくたちをもらってくれますか?
    ―児童養護院の一室で撮られた7人の幼子の写真。
    それが載った古い記事とベビーソックスの入った封筒が、デンマーク国務省に届く。
    中に養子縁組申請書も同封されて

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    2022年10月10日
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実

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    著者は、ポテトチップスをパリパリという音を聞きながら食べると美味しく感じる、ということを発見してイグノーベル賞をとった人。
    食の喜びは味覚だけではなく人間の五感すべてが影響して脳の中で生まれることを多角的なアプローチで解説している。嗅覚や視覚が影響するのは知っていたが、音やカトラリーの手触りなども重要な要素であることは知らなかった。特に音との関係は面白く、新たな知見がたくさん得られた。
    後半のモダニスト・シェフたちの、食事の提供を超えて総合芸術といえる試みは興味深いが、あまり体験してみたいとは思わない。

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    2022年09月22日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    樹木は生き物で無機質なモノじゃないんだ、人より長生きをするし、ゆっくりだが成長もする、もしかしたら言葉って発する、樹木同士助け合いをする仲間思いであり、時に負けず嫌いてもある。そんな樹木の魅力がこの本に詰まっています。ぜひとも読んでほしい一冊です!

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    2022年06月13日
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実

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    普段何気なく感じている美味しさ、実は味以外の様々な要因に影響を受けているということを、実際の事例を交えて教えてくれる本。

    美味しいものが溢れた時代、飽食の時代に、新しい価値をつけるならば、ガストロノミーは必須なのかもしれないと思った。

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    2022年05月01日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    森林にある広葉樹は子どもの木を教育している。…なんて、面白い。樹木の根が人でいう脳で、春が来たかどうか記憶している。
    樹木を観る目がかわる一冊。

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    2022年04月28日
  • フォルクスワーゲンの闇 世界制覇の野望が招いた自動車帝国の陥穽

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    2016年に起こったディーゼル排気ガス不正の事件。業界内では大きな事件として取り上げられたが全貌を知ることは難しかった。この本はこの事件の概要をしることができ、そもそものフォルクスワーゲンの歴史、文化、なぜ起きたのか、なぜ発覚したのかまでとこと細かにかかれている。終始フォルクスワーゲンが悪いというような目線で描かれているので見方に注意が必要だがものづくりをしている会社に勤めている人は他人事ではなく自分ごととして読んでほしい一冊。

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    2022年04月17日