長谷川圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレリソース効率とフロー効率について日常生活で起こる出来事を例えに説明していてわかりやすかった。その上で、現在の企業ではリソース効率を重視するあまりにフロー効率が悪く、企業視点ではうまく運営されているように見えても本来主眼を置かれるべき顧客からすると非常に問題のある状態であることが書かれており、フロー効率を目指すために目指すべき価値体系をリーンと呼ぶと理解した。
リーンとはつまり、ツールやメソッドの集合体ではなく根底にある価値「無駄を省く」をもとに原則、メソッドと波及されていくべきものであって、メソッドを取り入れただけで「これがリーンだ」とはならない。
また、「リーン」ができている状態も一律的に評 -
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Posted by ブクログ
最新の科学と長年の観察が明かす木々の驚くべき社会的な営みとは?ドイツで長年、森林の管理をしてきた著者が、豊かな経験と科学的事実をもとに綴る樹木への愛に満ちた世界的ベストセラー。
面白かった!無知すぎてこんなに樹木が助け合いながら何百年もかけて成長し、危険に立ち向かっているとは思いもよらなかったな。動物と同じ、もしかしたらそれ以上に感情や記憶もあるのかもしれないと考えるとすごいことだ。人間の目に映らないからといって、イコール何もないわけではないという事実を分かりやすく伝えてくれる一冊。完全に手を加えずに育った森林を見てみたいけど、それを見るのは何世代も後の子孫たちになる。せめて彼らに今より豊かな -
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Posted by ブクログ
腸を中心に、食べ物を目にした時からウンチが排泄されるまでのウンチク集。
■プラス
著者の文才なのか、翻訳者の文才なのか、文章がとても綺麗で流れるようで、かつユーモアもたっぷりと含まれており、クスクスと笑いながら読むことができた。弱冠25歳の方が書いたなんて末恐ろしい。また、食べ物を目にした瞬間から口に入れた時、食道や胃、腸を経て大便として出る時(排便時の最適な姿勢についてまでも!)までの一連の流れについて幅広く言及されていたのも面白かった。
■マイナス
とても広範な範囲の話で、勉強になる話はたくさんあったのだが、エッセイ集のような感じになっているので、読み進めるうちに前の内容をどんどん忘 -