長谷川圭のレビュー一覧

  • 自由 上

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    ドイツ首相在任期間中、現実主義と多国間協調の政治姿勢で、欧州ひいては自由主義世界のリーダーだったと思う。
    強者への現実主義と弱者への理想主義を持ち、プーチンやトランプにも屈することはなかった。ただ自身も述べているが政治家は支持がなければ何もできない存在でもある。
    メルケルの支持率の低下および退場は、世界が自国中心主義に傾いていることの証左だろう。これは自由を損なうことにつながるかもしれない。ひとりのための自由など存在できず、自由はすべての人のためでなければならないのだから。

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    2025年12月19日
  • 自由 上

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    上巻。東ドイツ出身の科学者が初の女性ドイツ連邦首相になって首相として内政、外交に携わり始めるまで。興味深いのは間違いないが、興味本位で読む層にとっては、かなり書き込みが充実していて冗長に感じてしまうところもある。
    なぜ党首や首相に上り詰めたかったのか、上昇欲求がどう生まれているのか、というところまでは書き込まれておらず、ちょっとよくわからない。

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    2025年11月30日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    樹木にコミュニケーション能力があったり、痛かったり辛かったりすることをテレビで知って、より深く知りたくて読みました。
    自分が今勤めている職場では、人間の都合でいとも簡単に木を伐採したりしているけれど、木にだって気持ちがあるのだと思うと、とても辛いです。
    本の内容は素晴らしいと思う。でも人間に処分されたり、人間の営みが木に悪い影響を及ぼしていることをより深く知ることにもなり、読み進めることが辛かったので、星1つ減らしてしまった。
    木がもっとのびのびと生きていける環境を増やしてあげたいなと思いました。

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    2025年11月29日
  • 自由 下

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     連邦政府の首長としての在任期間の振り返りがメイン。移民政策やロシアとウクライナの戦争など今、問題になっていることについて当時どのような思いで事柄に取り組んでいたのが理解出来た。
     全ては自由の為。自由とは何人も自分の意思で生きていける世界。そのためには何人も強制されない民主主義な国でなくてはならない。EUをひとつの民主主義の共同体として捉えていたからこそメルケルさんは16年間使命を持って首長として在任したのだと思った。

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    2025年11月22日
  • 自由 下

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    読み終わるのに時間がかかりました。
    ロシアとウクライナ問題は、私の知る戦闘よりもっと前から起こっていたこと、欧州はいろんな仕組みを作って何とかしようとしていたがいかんせんコロナ禍で繋がらなかったこと、移民問題も日本より進んだ政策があった上で排斥運動が起こっていることなどを知るいい機会になりました。

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    2025年10月22日
  • 自由 上

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    ドイツ初の女性首相がどのようにして生まれたのか気になり購入。ベルリンの壁が崩壊した事が政治家を志すきっかけになり、変革の時代に上手く迎合しつつ時には厳しく、時には妥協して政治家として力を発揮出来た事が首相就任に繋がったのだと思う。初心忘れずブレない事は事を成し遂げる為に重要なことであると思った。
    また当たり前な事だけどドイツの地名、政治についての知識がないと内容が入ってこないのでもう少し勉強してから読んだ方が分かりやすいと思った。

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    2025年09月21日
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実

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    イグノーベル賞を受賞した知覚研究者による、単純な味覚以外の要素で料理の味が変わる研究について

    「ソニックチップ」という、ポテトチップの食べる時の音を操作するだけで、よりサクサクで新鮮に感じるといったように、食べ物それ自体の要素以外で食べ物の味の感じ方が変わる実例がたくさん記載されていて、飲食店経営者にとっては一読の価値はあると思う
    人間の感覚は、いい加減というか複雑というかといったことの示唆に富んでいて、味覚以外も同様だと考えるととても凄い内容である

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    2025年09月17日
  • 自由 上

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    東ドイツの科学者が、統一ドイツの首相になる。何と素晴らしいことか❗️

    ロシアとウクライナの衝突は今になってクローズアップされているが随分前から始まっているんだと改めて、自分の関心の無さ、メディアの偏った報道を知った。

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    2025年09月14日
  • 自由 下

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    ドイツ首相の回顧録
    割り引いて読むにしても、大政治家の考えていたことが時系列に書かれており勉強になった。移民受け入れを人道理由で行ったとは思っておらず、人間性を感じる。長期の判断としては評価が分かれるだろう。

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    2025年09月07日
  • 自由 下

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    【自由】 アンゲラ・メルケル 著

     『WAR 3つの戦争』では、米国の書籍ながら中東情勢がわかる内容になっていました。今度は、欧州事情などがわかるかとメルケル氏の新著を読んでみました。上巻は主に東ドイツ時代から首相就任までとなっており、下巻からはよく見聞きしたメルケル首相の行動履歴が書かれています。

     多くの自伝では、思想的背景や信条などを吐露しますが、本書は「叙事詩」となっており、事実関係中心に書かれているという印象です。スタッフを集めて精緻に調査した由で、元・物理学者である著者らしいとも言えます。トランプ氏とは相性が悪かったと本人も自覚していたようですが、この点も頷けます。

     それに

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    2025年08月04日
  • 自由 上

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    詳細への興味は別として、著者がどのような人生を歩んでいたかに関心があったので、読んでいて実に有意義だった。

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    2025年07月18日
  • 自由 下

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    正直、読みやすかったとは言えなかった。知らないドイツの固有名詞が慣れず、正確を期そうとしている文章が事実の羅列になって冗長な感じもした。
    それでも、メルケルという人は自分に反対する人がいることを理解していて、優れた政治家だったのだと思った。出自がDDRで、科学者としてのキャリアがあったり、そのような多様な環境にいた素地が活きたのかもしれない。このような政治家が日本にも現れてほしい。
    高度な政治も結局人間同士のコミュニケーションであり、生々しいが意外とやってることは自分たちの仕事と変わらない(スケールや影響が大きい)のだなと感じた。

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    2025年06月22日
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実

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    味覚についての真実が書いてある本。
    味覚というのは、他の感覚からの影響が大きく、人間は味覚だけでおいしさを感じているわけではない。
    著者のチャールズスペンスはポテトチップスの噛み砕く音を増幅することで美味しく感じるという研究でイグノーベル賞を受賞した。
    それだけ聞くとくだらない印象を拭えないが、この本の文脈ではとても意味のある研究であることがわかる。
    スタバのような「個人化」もおいしさを増幅する一因で、個人化によって満足度が増幅するのは味覚だけでなくあらゆる業種につながることが示唆的であると感じる。

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    2025年05月22日
  • 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

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    木は助け合い、社会を作っている。



    森は生きていて、そこに暮らす動植物がそれぞれの役割を担い、構成している。



    人がいたずらに手をいれるのではなく、森林の木々に委ねることが、良い森を作る。



    著者はこの本でそう語る。



    昔から人間は木を様々な用途で活用してきたし、それは今でも変わらない。



    ただ、節度を持って森の木を使っていくことが大切だ。



    使えば植えて育てないといけない。



    未来の人たちのために。



    現代を生きる私たちだけが良ければそれで良いというわけではなく、子や孫の代に恥じないように生きていかなければいけない。



    森をつくるというのは、未来への種を蒔

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    2025年04月14日
  • MORAL 善悪と道徳の人類史

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    読み応えがあった。濃い。
    人類の歩いてきた道は変化の連続で、今日正しかった事が明日には間違っているとされる。
    「現代」というものが変化し続ける限り「モラル」というものは変化を続けている。
    SNSがこういった変化においてどんな役割を果たしたのかも取り上げられていてよかった。情報量が物凄いので何度か読み返したい。

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    2025年03月12日
  • MORAL 善悪と道徳の人類史

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    人間ってしょうもないな、というのが第1感。人は皆それぞれ道徳的な観念を持っている…しかしその正体は所属先のアイデンティティや社会的立場や政治にたくさん影響を受けている…本質は自分の周りには甘く、外側と判断した先に厳しいというのは実感もあるし認めなければいけないところだろう。
    「奇妙な人々」の話が面白く、大学の心理学の実験で人のパターンを科学的に検証しているつもりが、それって全人類を対象にしておらず文化的に似たり寄ったりな人しか対象にしてないよね、という部分が笑ってしまった。西洋文明ではないどこかの部族は、私たちが錯視する絵に引っかからないらしい。そんなレベルで文化や環境は人に影響を与えるのか、

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    2025年02月16日
  • まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために The Irrational Ape

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    ハンス・ロスリングの「FACTFULNESS」に近い内容に思った。内容、事例紹介が多く、読み応えがある。

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    2025年01月22日
  • MORAL 善悪と道徳の人類史

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    ヒトの進化、人類史、社会構造の変化、文化と遺伝子の共進化などに興味がある人におすすめ。
    ピンカーの『暴力の人類史』や『21世紀の啓蒙』と重なる議論もあり、そのあたりのノンフィクションが好きな人は読み進められそう。
    第1章 五〇〇万年、第2章 五〇万年、というように
    、大まかな年代区分ごとに章立てされている。気になる章だけ読むことも可能。
    「カトリック教会の婚姻・家族計画が個人主義の成立につながった」など蘊蓄も豊富。

    ※以下、ざっくりと内容紹介。
    人類のモラル・道徳の進化を500万年前から現代まで追いかけていく。
    モラルの歴史は人類の進化の歴史である、と著者は述べる。
    ヒトが自然界で生き延びて

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    2025年01月06日
  • This is Lean 「リソース」にとらわれずチームを変える新時代のリーン・マネジメント

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    リーンはソフトウェア開発においてよく耳にする言葉で、コロナ前くらいに目にし始めており、その頃に書かれたほん。
    リソース効率とフロー効率を目的達成のためにうまく使い分ける必要があり、その実践において価値観、原則、メソッドツールは明確に区別して対応する。目新しいことはないものの改めて体系立てて文章で読むとなるほどが詰まっている。何回か読み直して深い理解をしていきたい。

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    2025年01月02日
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実

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    めっちゃ面白い。

    最近は、小説以外は少しビジネス寄りな本しか読んでいなかったのですが、この本のように、日常で過ごす時間が楽しくなるような本も大好きです。

    こんなにドッグイヤーをつけたのは、『物価とは何か』以来ですね。
    毎日する食事ですが、どれだけその食事に意識を向けていないのかに気づけました。

    食事は単なる栄養摂取だけではない。
    それでいて楽しいものにするための科学的な実験や研究もすごく面白かったです。

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    2024年11月09日