カズキヨネのレビュー一覧
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購入済み
リアル系オカルトお仕事小説
「もののけトラブル係」と一見とんでもない設定に見えますが、やってることは電話を受け付けて書類を書いて、お宅訪問してプリントを渡して、決済して、とまさにお役所仕事。そんなリアルなオカルトお仕事小説でした。
主人公の悩みも突き詰めれば世間一般の『普通』にはなれないという悩み。そんな主人公が怜路や先輩、上司の助けを借り『宮澤美郷』という自分を自分で認め、巴市で生きていこうとする様が丁寧に描かれていて、読後感も爽やかな物語でした。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレキャラクター造形はライトノベルテイストですし、特殊能力も出てきますが、それが何か、そしてそれをどう逆手に取って相手を倒すか、その辺りの駆け引きや推理まで楽しめる物語でした。
命を賭けた手に汗握る攻防戦。
彼が勝つのだろうなと分かっていても嫌な汗をかきました。
不利な状況から逆転、また相手に逆転されて、また逆転……と優位な立場が二転三転するのもいい。
何より彼の特殊能力とそれに対する代償を知った時の驚きと納得としてやられた感は本当に凄かった。
全体通しての大いなる伏線。
これは二度読みしたくなる展開。
最後の最後にあの種明かしは本当にずるかった。
思っていることを上手く表現できないのがもどかしい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ長男がどうしてあんなに不憫な扱いなのか理解できません。本シリーズを完結させるためだけに登場させたみたいに思えます。(これから長男が活躍する話があるのか?)そして、予測していた女鬼の登場(笑)女鬼を登場させたかったんだろうけど、どうして長男じゃだめだったんだろう…。
神無を長生きさせるためには仕方ないんだろうけど、あんな状態になってしまうのも、個人的には、うーん…という感じ。あんなにきちんとプロット組んであったのにそれを覆すってどうなのか…。華鬼が甘すぎてちょっと…。ストーリーも急展開で、なんだかよく分からないうちに終わってしまったという感じがしました。
ですが、響と桃子好きにはたまらないお話が -
Posted by ブクログ
ネタバレHPで読んだことがありました。
本になることは知ってたんですが、なんか手を出せずにいたんです。ですが、イラストがカズキヨネさんだと知って、全4巻すべてが発売になってから一斉に購入し読みました。おそらく、カズキヨネさんじゃなかったら手を出さなかったのかな、と今自分で思います。
ですが、とても面白いです。絵のおかげ…感は否めませんが、プロットがちゃんと組まれていて最後まで飽きません。鬼というテーマも好き。個人的には響と桃子が好き。主人公の魅力がイマイチよく分からないのが欠点だとは思いますが、ゲームにまで手を出してしまうほど、本当に面白かったです。 -
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