カズキヨネのレビュー一覧

  • 破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S

    Posted by ブクログ

    ある怪事件と共に消えた国家機密ファイル。唯一の手掛かりは、事件当時現場で目撃された一人の男子大学生・戻橋トウヤ。
    内閣情報調査室に極秘裏に設置された、”普通ではありえない事件”を扱う「特務捜査」部門、通称CIRO-Sに配属された新人捜査官・珠子は、トウヤの協力を得て、予想もしないようなやり方で事件の核心に迫っていく。


    事件の目撃者である男子大学生と共に、異能力を使う犯罪者に迫っていくサスペンス・ミステリ小説です。
    正義感の強い新人捜査員と、どこか破滅主義的な男子大学生のバディもの。2人の関係は、大学生と捜査官と考えると立場が逆転しているようにも思えますが、振り回される珠子がかわいいです。罵

    0
    2024年03月14日
  • 破滅の刑死者4 特務捜査CIRO-S 真昼の夢

    Posted by ブクログ

    豪華客船から脱出した、その後。

    あれ? な始まりと、相棒。
    一体どういう事なのか、と思いつつ読み進めれば
    さらにわけがわからない状態に。
    彼女に何が起こったのか。
    どういう事なのか、と読み進めてみてもさっぱりで
    違う話を読んでいる感覚に。

    結局、どういう事かは分かるのですが
    何故、そんな勘違いを…w
    まぁ色々都合がよろしかったやもしれませんが
    それで一体どういう事? な状態で終了。
    続き、するんですか??

    0
    2023年06月09日
  • 破滅の刑死者3 特務捜査CIRO-S 死線の到達点

    Posted by ブクログ

    今回は、船上。

    船上でオークションという、よくあるような展開ですが
    金額上限が決まっている、という台詞に
    微妙なリアルがw

    今回も、勝手行動に憤慨している女性ですが
    こっちもまたピンチ。
    そのピンチに陥る前に、ちょっと行動考えて、と
    思わなくもないですが。
    動く人がいなければどうにもならないので
    話を動かそう、と思ったら当然なのですが。
    結果的に、な話にもなっていましたし
    終わり良ければ総て良し?

    0
    2023年05月12日
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱2 十年の孤独

    Posted by ブクログ

    叔父に頼まれ迎えに行った相手は
    刑期を終えて出て来た人物。

    温和そうに見えるからと言って、そうだとは限らない。
    しかし姪はそうは見えない、と言う。
    それがきっかけになって、調べていくわけですが
    娘にしてもやりきれない状態に。
    まさかの10年間と、まさかの現実。
    いやもう聞こうにも聞けない状態ではありますが
    そこに至る心理状態は、周囲が作ったのか
    『拠り所』が作り上げたのか。

    0
    2023年04月24日
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱

    Posted by ブクログ

    犯罪を専門に研究はしているが、探偵ではない。

    一緒に暮らしている姪は幽霊が見えるので
    犯人探しは楽? と思ったら、そうでもなかったです。
    確かに、姿が見えるだけで、話せるわけでもないので
    そこは自力になります。

    推理小説、ではないので、そのまま読んで
    想像していくので、犯人には驚きでしたが。
    確かに、登場人物の中に犯人はいるものですが
    そうなのか…でした。

    0
    2023年04月14日
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱2 十年の孤独

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【目次】 プロローグ/ショーシャンクから来た男/彼等の願うこと/二人の間に愛はあるのか/抜けるような夏空の下で/エピローグ
    准教授の椥辻霖雨は「犯罪社会学」の研究者。霊の見える不登校の中学生・姫子と共に叔父の家に居候している。
    叔父の知人である小山源次を紹介された二人は、彼が妻殺しの罪で十年弱の刑期を終え出所してきたばかりだと聞き、疑問を抱く。そして、事件の再調査を始める。

    ミステリとしては特に面白みはない。
    加害者家族であると共に被害者家族でもある小山夫婦の娘・奈々を初めとする、当事者家族へのバッシングがテーマ。
    被害者側が加害者に対して「許せない」という気持ちを抱くのは仕方がないことだ。

    0
    2022年03月20日
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱

    Posted by ブクログ

    犯罪を専門に研究する社会学者と、霊が見える親戚の少女がある連続自殺事件を調査する。
    住人が連続死する呪いの町屋の真相はいまいちインパクトがないが、毎章冒頭の社会学の講義は興味深く、二人の不器用な関係もよかった。続編があるようなので読んでみたい。

    0
    2021年12月15日
  • 破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S

    Posted by ブクログ

    内閣情報調査室の極秘部門に採用された新米捜査官と事件に偶然関わった目撃者の大学生が、消えた国家機密ファイルを追う。
    異能力による戦いというストーリーはありがちだが、願望やコンプレックスが異能力となり、それを使うごとに代償を払うという設定が面白い。続編ではどんな異能力が登場するのか楽しみ。

    0
    2021年11月07日
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】プロローグ/幽霊の見える同居人/自死と殺人/孤独な21グラム/助けを求めたのは誰か/エピローグ
     犯罪専門の社会学者・椥辻霖雨は、叔父の家で同居することになった不登校の中学生・椥辻姫子の頼みで、近所で起きた自殺事件を調べることになる。
     他人は他人、その考えはわかるはずがない。それを認識した上で共同生活するのが社会、という主人公のスタンスや考え方には共感する。みんながそれをわきまえれば、よほど生きやすい世の中になると思う。
     ただ、「やむなしなこと」と「面白い」と言った後にいちいち、「興味深い」と言いかえるのは、極り文句でのキャラづけなのだろうが、頻発しすぎでうっとうしい。

    0
    2021年09月11日
  • 陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

    Posted by ブクログ

    表紙から、美郷はてっきりクールキャラかと思ったら、シャイで穏やかなタイプだった。二人がいいコンビになるまでのお話、ってかんじだったので、その後の二人も見てみたいなぁ

    0
    2021年06月16日
  • 陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

    Posted by ブクログ

    扱ってる怪異は重いものなのに、全体的に割とほんわかした感じで話が進み、トラブルを解決しながら、能力を持った人の心模様とか生き方を描いた物語って感じでしょうか(^^)
    ほんわかして良かったです。
    陰陽師の美郷のネーミングセンスには笑いました(*゚▽゚*)

    0
    2021年02月15日
  • 緋色の欠片 -参の章-

    Posted by ブクログ

    シリーズ3

    完結巻


    怒涛の展開

    傷だらけになっても諦めずたたかう仲間たち

    そして覚醒



    おまけのエピソードもほっこり

    0
    2020年12月19日
  • 華鬼4【電子書籍特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後でお母さんの扱いがつらい……。
    よわいお母さんと芯のつよい娘。神無は立派だなあ。
    ……野暮だけど、しあわせってよくわかんないなあ。

    あの展開は、ネットらしい若者向けさだなあと思うけれど、書き込まないところは節度だし、境目で踏み止まるのも甘さでありやさしさなんだろうな。
    まあ元々大前提の設定が設定で、の割にそこに割かれていないこととか、神無の自衛ががちすぎることもあって、へんにねと付かないで来た訳だけど
    そりゃあ、あいする娘を、ひどいめには遭わせたくないよね!(なぞのきょうかん)
    でも描写じゃなくて相愛後の行動の肯定には節度がなかった。
    なんかもうだれかふたりを叱ってあげて……!

    0
    2020年10月15日
  • 陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

    購入済み

    ジャケ買い

    表紙のイラスト、バディ物、イケメン陰陽師とやんちゃ系見た目の山伏というキャラ設定。
    そしてオカルトホラー系事件物解決風。これで面白くないはずがない……とおもいきや、なんですよね。
    なんというか「惜しい」。
    あとがきに「巴市の日常」「町を表現」と書いてあったので、あー確かに……と思いました。
    確かに町の描写は良かったし、山の風景などもすらすらと読みやすい。でもね。
    私はがっつり事件バディ物が読みたかったんですよねえ。
    正直表紙のイラストとの解離でがっかりです、期待していただけに…。
    主眼はどこなのってくらいテーマがぶれてる感じ。ふたりの関係性をがっつり書けていない理由はそれか。

    0
    2020年10月01日
  • モーテ ―死を謳う楽園の子―

    Posted by ブクログ

    前作が大満足の内容だったので、勝手に期待値を上げすぎて読んだ結果、なんとも微妙な気持ちにさせられた。
    舞台は同じだが、主人公が変わる。この時点でモヤッとしたが、あらすじの段階でわかっていたので読み進めた。程よくコミカルな部分もあり、謎もあり、バランスは取れているのだがやはり物足りない。
    正直なところ、二巻は蛇足にしか思えなかった。

    0
    2019年12月07日
  • 破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自身の願い、置かれた環境によって手に入れた特異な能力者を持つ人の頭脳バトルもの。駆け引きや心理戦が好きな人には面白いと思う。
    まさかタマちゃんの所属組織自体が嘘だとは…。佐井さんの最期が若干ご都合な感じは否めず、トウヤの能力は代償がそんなに重くない気もするし。ただ、過去に何があったか具体的な事は記されておらず続きの作品で語られるなら読みたいかも。

    0
    2019年08月27日
  • 破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公のバディかあまりにも普通すぎる感じがする。
    でも、この主人公ならこうならざる得ないのかな?
    トリックや特殊能力がありすぎかも。
    つまらないとは思ってないけど、続きが出たときに再度、手に取るかは作者さんの頑張りかな。

    0
    2019年06月06日
  • モーテ ―水葬の少女―

    Posted by ブクログ

    長く積みすぎて忘れてたけどファタモルガーナの館のライターさんか!
    後半の色々繋がっていく感覚は流石というところ。
    なんていうか、作者のあとがきにもあったけど、好きなものを詰めこんだ作品なんだろうなって思った。続きを読むかは悩むところだなぁ。

    0
    2017年01月28日
  • 薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞

    Posted by ブクログ

    いかに中禅寺秋彦と榎木津礼二郎という人間及び神が常人には描き難いものかをよく証明してました。ぜ、善戦はしていると思います。個人的にイラストはあり!

    0
    2016年05月31日
  • 薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞

    Posted by ブクログ

    京極堂に飼われている猫の石榴視点で集まる人々の日常とちょっとした事件を一緒に見ていく話。普段原作では絶対に見れないような京極堂や関くんや探偵の一面もあり、挿絵もあるので読みやすいです。関くんはそういうときだけどもったりしないんだなぁと。なかなか楽しめました。

    0
    2016年01月17日