【感想・ネタバレ】執事の本棚は騒がしい 風見七士と数奇な図書館のレビュー

あらすじ

幼少から不思議なモノが見えた大学生・旭は、作家志望のくせに読書は大の苦手。
ある日、怪異現象が絶えないと噂の図書館を偶然訪れた旭は、「本の執事」を名乗る風変わりな司書・七士と出逢う。
七士は読書が嫌いだという旭に驚き「良い本と、それに相応しい人を結ぶのもお仕事です」と一冊の小説を手渡す。けれど読書が非効率的に思えた旭が、つい小説の
あらすじを検索してしまうと、彼の周りでは奇怪な事ばかり起き始め……?
本の執事に、本嫌いな青年が助手となって怪異事件の謎を解く、非日常的ミステリー!

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Posted by ブクログ

ライトな「この本を盗むものは」な作品。

本に憑いた付喪神が
本の内容とタッグを組んで
現実にイタズラする。

半田さんの描くフィクションの可能性は
どれも夢と情熱がこもっていて面白い。

途中まで名前だけで登場する館長の造形が
あまりに想像した通りの人物でびっくりしちゃった。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

付喪神が起こす騒動、いざ巻き込まれたらたまったものではないなと思ったのが正直な感想。
初手から服も屋根もボロボロ、日常生活にも支障が出るし、何より最後の騒動は精神的にしんどかった。
何しろ作中のしんどい展開を「繰り返す」から……主人公も苦痛と言っていたが、読んでいるこちらも苦痛だった。
本の中を冒険できたり、最後の主人公の取った選択も尊重したいし、感動ポイントもある一方で、精神的についていけない展開も多いので、バランスの難しい作品だなと思った。

0
2024年08月21日

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