カズキヨネのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一人MF文庫祭りを開催中。カズキヨネ氏の美麗なイラストと相まって一つの素敵な物語が作られている。イラストレーターの選別にせよ、カバーの厚みにせよ、編集部が力を入れているのが分かる。そして実際に面白い。館もののミステリを思わせる重厚感、それでいて重苦しさは感じさせないリーダビリティの高い文章、過不足ない登場人物に、光と闇の配分に、傷ついても前へ進むエンディングと、まるで映画のようだ。
語り手が変わることで物語の様相ががらりと変わる。アランという裏事情を知っている男の子が美しい少女マノンに恋をする物語から、見た目で怖がられる男性がきれいな写真を撮る少女マノンと愛を育む物語へと。この設定でしっかりと -
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ネタバレ面白かった!途中、語り手の視点が変わってからぐいぐいと読めた。
ファンタジーな世界観の中で描かれるシリアスなラブストーリーものかと思いきや、途中で作品の雰囲気が一転する。
子どもたちの視点と、おとなの視点とで、同じ事象でもガラリと受け取る印象が異なってしまうのが面白い。その仕掛けもうまく出来ていたし、軸となる切ない恋愛も「その二人か!」と意表を衝かれた。
読み終わるとドゥドゥのことが愛おしくなります。そしてまた頭から読み返したくなる。
ドラマCD化するということで読んだ一冊だったけれど、この話をどうやって音声化するのか興味津々。楽しみです。 -
Posted by ブクログ
光晴を読み始めた当初“みつはる”と読んでいたのでとても納得でした
温和で優しい彼が疾風によって揺さぶられてしまったのはとても辛かったです
自分の中でとうに納得は出来ているけれど……
誰しもが感じたことのある感情でしょう。だから余計に疾風が憎くて仕方なくなります
疾風は自分の中にいるもう一人の自分の心を的確に見抜いてつついて来るんですよね。一番厄介な相手ですよ本当
それとは打って変わって京也と神楽の会話には笑わせていただきました
怪我しているのに余計な贅肉とか……(笑)
けれどこれはあくまでも“はじまり”。彼らの物語が気になりますが続きは出るのでしょうか気長に待ちたいと思います
追記 響 -
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Posted by ブクログ
おもしろかった~!
が、現代編の登場人物たちを殆ど覚えてない~!
三吾ちゃんって誰だっけ?
あれ?精霊鬼ってなんだっけ~??
うーん、ま、いっか~っと読み進める。
まあ、2人の鬼が分かってるからおっけーってことで!
いやーまっすぐに殺しにきてるなあ、めっちゃこわい。トイレは怖かったー。
聖が絶対たすけたいと思ってるのはあの女の子のことなのは
わかっていたんだが、祟り方面に関係してる子かと思いきや・・・・。
ヒトガタふたつ渡された時点で気づけよ私・・・・・。
高階さんが女の子をぎゅっとした時点でよーやく気付いたなんて、
観察眼、つーか推察力なさすぎだー。
そーいや2人とも本家の使役じゃなくな -
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Posted by ブクログ
ネタバレ積読していてようやく手を付けることができた。
本編から追いかけていて番外編も安定して楽しむことができた。
桃子と響の関係も満足のいく結果であった。かわいい。
あまさずキャラがかわいらしい。
しかし時系列がばらばらでつっかえてしまうことが数度。
癖のない文章である反面とっかかりがなく、目が滑ってしまって同じ文章を読み返してしまったり。
華鬼シリーズはもともとはネット小説ということもあり全体的にとっつきやすく、特に女性が好むストーリーになっている。
イラストも美麗だから惹かれる方も多いかと。
ふと思い出したときやときめきが足りない!というときにさらっと読むことができるので少女小説としてはとても -
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