堀辰雄のレビュー一覧

  • 鼠(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    仲良しの友人達との秘密の共有…と思いきや。挿絵の雰囲気も相まって、漂う仄暗さ。

    作家さんも作品も、今回初めて知りました。乙女の本棚シリーズに無ければ、きっと読むことは無かったと思います。どこか暗い雰囲気があり、でも何とも言えない味わいのある作品でした。

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    2025年07月16日
  • 鼠(乙女の本棚)

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    彼等は鼠のように遊んだ。

    乙女の本棚シリーズ。彼等(小学生?)は空家の物置き小屋に畳を敷き秘密基地のようにして遊んでいた。そこに一人の少年が女性の石膏像を持ち込み…
    子供の頃のちょっとした背徳感みたいな部分が、ねこ助さんのゴシック風イラストとマッチしていて良い作品!

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    2025年07月12日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    この時代の小説は難しい。
    当時の軽井沢の自然の美しさがよく伝わってくる1冊です。ストーリーというよりは、自然と心の描写の美しさに感動します。

    昔の結核は、お金持ちの場合、こういう別荘みたいなところで療養していたことがわかりました。

    この時代の軽井沢に是非行ってみたい。

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    2025年06月18日
  • 鼠(乙女の本棚)

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    たぶん乙女の本棚になかったら、この『鼠』を読むことはなかったと思います。私が持っていた堀辰雄のイメージとは、全く違う作品でした。ねこ助さんが描いた少年達は、表情に秘めた気持ちが現れているようでした。

    子どもの頃、秘密基地みたいな場所で友達と過ごす楽しさと、子どもでも一人きりになれる秘密基地のような場所を持ちたいと思う気持ちが、うまく表現されていると思いました。最後に少年が味わった思いが、心を癒してくれるようになればいいなと思いました。

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    2025年05月31日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    堀辰雄文学忌、辰雄忌

    先日ultraさんの本棚に山口百恵の「蒼い時」が登録されて、その世代の方々がざわめいておりました(*´꒳`*)
    私の持っている文庫の表紙折り返し部分には、
    三浦友和、山口百恵の「風立ちぬ」の映画から
    3枚の写真が掲載されています
    何作かこの二人の映画は観ているのですが
    こちらは残念ながら観ていません

    「美しい村」
    1933から1934年
    軽井沢で療養中、プルーストに触発
    各章を徐々に発表
    ⚪︎序曲 精神的に弱った青年
    ⚪︎美しい村 あるいは小遁走曲(フーガ)
    ⚪︎夏 ひまわりのような少女登場
    ⚪︎暗い道 少女との散歩 迷う
    バッハのフーガを聴いているうちに小説を音楽的

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    2025年05月28日
  • 風立ちぬ・美しい村・麦藁帽子

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    堀辰雄の名作。登場人物の心情が風景描写のところどころに表れており、暗いストーリーのはずが、透き通った物語であるなと感じた。しかし、もっと深く読めるような箇所が多くあったかもしれない。自らの読書力が足りないことを感じさせられる作品でもあった。純文学を読み砕ける人かっこいいなぁと思いながら手にとった本書ではあるが、まだまだ実力不足…実力をつけてまた再読したい。

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    2025年03月17日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    風立ちぬも美しい村も詩的な美しさを感じられ情景がありありと浮かんでくる文章であった。しかしそれが故に動きのないストーリー展開であり、その表現が寧ろまどろっこしくも感じた。

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    2024年05月27日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    美しく精緻な季節や風景描写が、本当に軽井沢のようなところに自分を飛ばしてくれる。風立ちぬ、は、2人で幸福だと必死に思い込もうとしている中に、迫り来る死の影の恐怖をすごく感じられた

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    2024年03月31日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    あまりこの手の小説を読んだ事がないので上手く言い表せないが、ゆっくりとした空気感の描写が上手い。ただ節子の人称が「彼女」や「患者」などコロコロ変わるので読みづらい部分もあった。結局亡くなったってことなのかな。

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    2024年03月12日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    両作品とも自然の描写が素晴らしい。
    静かに淡々と時が流れる。
    人の気持ちも自然を通して語られる。
    美しい村は少し難しいと感じた。
    風立ちぬは流れるように読み進められた。
    他の作品も読んでみたくなった。

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    2024年02月17日
  • 鼠(乙女の本棚)

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    「彼等は鼠のように遊んだ。」という一文から始まる耽美な小説。
    母の死と、企みと、屋根裏のような場所で過ごす孤独をきっかけとして、一人の少年が青年へと孵化していくような姿には、見てはいけないものを見ているかのようなスリルを感じた。
    母のような顔をした石膏の女神の幻想と口づけをしてエクスタシーを感じるという終わり方には驚いたけど。なんだかアンデルセンのマッチ売りの少女を読んだときのような読後感だった。

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    2023年12月01日
  • 鼠(乙女の本棚)

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    どりゃあ!(巴投げのときの掛け声)14おネエは堀辰雄の『鼠』です

    『鼠』でイラストねこ助さんって洒落が利いてるね!って思ったのは俺だけ?

    (…みなさんのレビューを読んでみる)

    俺だけかいっ!(ビターン)

    あーそうかいそうかい
    堀辰雄の優美でちょっと謎めいた世界観とねこ助さんのすんばらしいイラストを前にそんなこと考えてるのは俺だけですか
    あーそうですか
    それは失礼しましたね

    そんならもう★3!(評価基準がひどい)

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    2023年11月11日
  • 風立ちぬ

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    病を患った婚約者とのラブストーリー。幸福とは何なのか。サナトリウムで婚約者に付き添いながら、幸福と感じ、また幸福とは…と考えている主人公。時代のせいか共感は得られなかった。宮崎駿監督の「風立ちぬ」は作者堀辰雄と実在した堀越二郎とを混ぜて、ひとりの主人公に仕立てているらしいので、そちらも観てみたいと思いました。

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    2023年09月27日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    小淵沢に行ったので避暑地の物語的なものを読みたくて調べたらまっさきにこれがヒットしました。

    軽井沢が舞台だと思っていたら、前日譚のような『美しい村』は旧軽井沢が舞台ですが、『風立ちぬ』のサナトリウムは富士見高原療養所がモデルでした。現在は富士見高原病院ですが2012年までは資料館として建物が残っていたとか。

    富士見にはmountain bookcaseさんに行ったとき、少し歩きました。今ではだいぶ変わっているはずだけど、主人公が散歩した谷や雑木林を現在の風景に重ねてイメージしてみる。

    堀辰雄は初めて読みましたが、風景の綴り方や文体のリズムが詩のようで美しいですね。

    中村真一郎の

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    2023年08月12日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめ(和傘)で おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。北原白秋『あめふり』 1925

    慾はなく、決して瞋(いか)らず、いつも静かに笑っている。あらゆることを自分を勘定に入れずに。寒さの夏はおろおろ歩き。誉められもせず苦にもされず。宮沢賢治『雨ニモマケズ』1934

    自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだ。堀辰雄ほり・たつお『風立ちぬ』1936

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    2023年07月29日
  • 鼠(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、堀辰雄さんとねこ助さんのコラボ作品「鼠」です。「山月記」の虎のような、迫力のある「鼠」が描かれていたらどうしよう…と恐る恐る手にした作品です(汗)。でも、そんなことは全くなく、美しい美少年が描かれてます!

     少年たちは、暗くカビの匂いのする秘密の隠れ家で鼠のように遊んでいた。思い思いのものを持ち込んで同じ時間を過ごしていた…。ある日石膏の像が持ち込まれたのだが、それが破損したことが契機となりその後お化けが出ると少年たちはその隠れ家に寄り付かなくなる…。ただ1人の少年をのぞいては…。少年は亡き母を思い、1人泣ける場所としてその隠れ家に留まっていたのだった…。

     この

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    2023年07月26日
  • 鼠(乙女の本棚)

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    秘密基地を作り、そこで鼠のように遊ぶ少年たち。
    秘密基地にお化けが出る噂が出て少年たちは基地を移す――

    ねこ助さんの挿絵が多く、豪華な絵本を読んだ心地がした。

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    2023年05月27日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    心に染みる文章でした。
    語らない姿を語ることに長けた作家です。
    いつまでも悲しい作品でもあります。

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    2023年02月05日
  • 燃ゆる頬

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    絵柄が古風で綺麗て感じでなく、あまり好みではなかったが話としては良かった。古き良きBLは簡単にハピエンにしなかったりあまあまラブラブみたいなのが少なかったりする点が切なくて良い。メリバというか一面的に見ればバドエンかも。病気患いものだしね

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    2022年08月22日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    「風立ちぬ。いざ生きめやも」→「風が吹いた。生きようか、いや生きなどしない」? 諦観?
    もともとはフランスの作家ポール・ヴァレリーの詩。もとの詩は「生きねばならぬ」という意志を感じるもの。
    ・幸福の思い出ほど幸福を妨げるものはない。

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    2022年01月04日