【感想・ネタバレ】燃ゆる頬(乙女の本棚)のレビュー

あらすじ

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人気シリーズ「乙女の本棚」第49弾は、文豪・堀辰雄×イラストレーター・粟木こぼねのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし

こうして私の脱皮はすでに用意されつつあった。そしてただ最後の一撃だけが残されていた。

寄宿舎に入れられた十七歳の「私」。学友たちとの交流を通じて、彼の中に何かが生まれつつあった。

堀辰雄の名作が、映画のワンシーンを切り取ったような美しさを持つ作品で人気を集め本シリーズでは江戸川乱歩『悪霊物語』を担当するイラストレーター・粟木こぼねによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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Posted by ブクログ

これは今で言う同性愛がテーマ。
しかしどこをとっても神秘的なようなものに感じられた。それはこんなにも美しいイラストが描かれている影響かもしれないが、性という部分ではなくその周りの感情がとても神秘的でした。
イラストも素晴らしい。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

多感期の少年の恋物語。男子校での生活に同性に憧憬の感情を抱き旅行までするがそこで出会った少女に想いを寄せる。同性から異性に変わるまでの機微を残酷に描く。思春期の子らは残酷さも持ち合わせ、対処の仕方も分からないやるせなさと恋の華やかさをうまく絵とリンクしていて読みやすく切なかった。

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2025年11月28日

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