小前亮のレビュー一覧

  • 賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱

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    清の全盛期を築く名君康熙帝と三藩の乱を描く作品。
    三藩最大の勢力を持つ呉三桂に仕える清の密偵を中心に語られる物語が面白い。清の歴史について学ぶ良い機会になりました。

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    2018年07月05日
  • 残業税

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    ソーシャルサイエンスフィクション。勝手に名付けたジャンル。残業に対して税を課した日本社会を描く。
    文章は端的。少し彩りにかけるかもしれ
    ないが、作風に非常にあっていると思う。主人公のキャラは最初は取っつきにくかったけど、エピソードが進むにつれて背景が浮き彫りになり親しみを持てるようになってくる。
    残業税が導入され、ダブルワークが増えるとか、外国人研修生制度が悪用されるとかなかなか興味深い。過剰に働くことが罪となる世の中はなかなか世知辛いなぁなんて序盤は思ったものの、過労死を扱う頃にはそんなことないのかも。なんて思ったり。冷静に考えると脱税と労災が一緒くたにされてるのだけど、労働基準監督官と主人

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    2018年05月19日
  • 中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影

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    文字通り、古今の中国皇帝について綴った一冊。

    当然名君から暴君まで幅広いものの、著者のわかりやすい文章で一気に読めた。

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    2017年09月04日
  • 残業税 マルザ殺人事件

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    登場人物が多すぎて把握するのが大変ですが、設定やストーリー進行はかなり面白いです。残業に税金がかかる世界の設定で、その脱税をめぐっての殺人事件。設定が相当しっかりしていると思ったら、シリーズ第二弾でした。

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    2017年08月14日
  • 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始

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    はなの内助の功が素晴らしい。やえもそうだったと思わせるけども。叔父甥ではあるけど、二代続いていい嫁さんもらったものだ。甥夫婦はバカップルな面もありますがね。

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    2017年05月09日
  • 朱元璋 皇帝の貌

    購入済み

    人心掌握術の達人

    明の建国の祖というだけでは興味がわかない人も、あの大モンゴル帝国の中心国である元を滅ぼした人間としてみれば興味がもう少しわくかもしれない。

    かつて歴史上最大の領土を誇ったモンゴル帝国も分裂後、最大領域のみならず最強だったのがシナを抑えていた元だった。そしてこの最大部分を倒したのが朱元璋であり、しかも元はモンゴル帝国で最初に崩壊した国家となってしまった。

    ちなみにロシアなどは15世紀後半になってようやくタタールのくびき(キプチャク)より独立できたのだから、朱元璋の軍事力の強さはそれだけでも歴史的なものだった。

    この小説は貧農~乞食僧より白蓮教に加わり、持ち前の人心掌握術を駆使し

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    2017年04月28日
  • 残業税

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     舞台設定や人物、展開などの構成がとにかく魅力的。全体に文章は平易だし制度の説明もそう難しくなく、読みやすい。ちゃんと本としての盛り上がりもある。五話で娘と話すシーンは感涙した。主人公コンビも筋が通っていて、葛藤も変化もあり気持ち良い。
     解説にもある通りのひとつのシミュレーションとしていろんな人と共有したくなるし、架空の制度だけど現実の労働問題もたくさん盛り込まれていて、小説を読みながらそれらに触れられることにも意味があると思う。

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    2017年04月06日
  • 残業税

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    残業をしたら残業税を払う。

    長時間労働が問題になっているだけに、リアルな話にも思えました。経団連が真っ先に批判することになるとな思いましたが。

    お金を時間で買うのが労働かもしれませんが、その時間で何ができるか、お金は目的ではなく手段。とわかっていてもお金はあるに困ることはありませんよね。

    矢野と西川の労働基準局と税務署の職員コンビ。西川の真っ直ぐな態度を見て、こういう人がいたら、仕事も楽しいのかなと思いました。

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    2017年04月05日
  • 残業税

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    面白かった。
    矢島さんの生真面目さを「車が来てなくても人が見てなくても赤信号は渡らない人」と例え、「かっこ悪いけど、そういう人が本当はかっこいい」のだと娘さんに教える元妻はカッコイイ!

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    2017年03月04日
  • 知の孤島

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    ネタバレ

    大学内での自殺者の遺体が消えた。世界最高レベルの研究水準を誇る、偏差値レベルの高い私立の超エリート大学『山城工科大学(YIT)』。YITの自殺率の高さは有名で平均年10人以上が自殺しているらしい。・・・そりゃ多すぎる。私立大学だからって、極端に偏りすぎるのもどうかと思う。

    安西「ドーナツをどうやって切ったらおもしろいかとか、雑貨屋でこれとこれが同相で・・・と考えちゃう」
    哲哉「わかるー、歩いている人を避けるためのプログラムとか、風呂に入ると水圧が気になったりする」(要約)
    ・・・エリートな人って普段からそういうこと考えて生活してるのか・・・と興味深かった。

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    2015年11月25日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    文章が綺麗で読みやすい!

    原文も良いのでしょうが、この本でも十分魅力が伝わります。
    表題の山月記はやはりいい。

    あとがきに原作者のプロフィールがあって、
    短命で、なかなか凄まじい人生。

    僕ぁのんびり生きてるなぁと思わざるを得ません。

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    2015年08月21日
  • 三国志姜維伝 諸葛孔明の遺志を継ぐ者

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    蜀将そして孔明の遺志を継ぐ者として進み続ける姜維の姿は、実に愚直なまでに真っ直ぐで曇りが無いと感じます。諸葛瞻に否定された場面それから再び立ち上がる姿や、トウ艾へ向けた問い掛けはまさに彼を現しているのではないか、と。
    それとはまた違い、陳蓮や羌族の双子へ向ける顔は一人の人間としての彼の姿であったと思われます。陳蓮の最期への想い、時折見せた双子の将来への気遣いなどなど。
    トウ艾や鍾会も様々な姿を見せてくれました。特にトウ艾の苦労して掴みとったチャンスや親としての顔が魅力的です。

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    2015年05月04日
  • 朱元璋 皇帝の貌

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    朱元璋の半生を描いた1冊。粛清に明け暮れた後半生に達する前まで。なので、太閤記と似たような印象です。

    読み物として、粛清に明け暮れることが楽しめるかといえば、否なのですが。読んでみたいなとは、少し思いますね。
    元討伐時と明建国後で、極端な二面性を見せた人物なので、その落差は書いてもらいたいところ。

    それも、太閤記と同じです。

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    2015年03月29日
  • 朱元璋 皇帝の貌

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    朱元璋の半生ということで、どちらかというと(人として)かっこよく見えるまでを描いている。明を建国したのちのことは多くふれられていない。

    それでも、明建国に至るまで初志貫徹したのは素晴らしい。この後どうなることになろうとも。

    皇帝としての貌を見事に描き切ったのではないか。

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    2015年02月20日
  • 三国志姜維伝 諸葛孔明の遺志を継ぐ者

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    姜維の半生、諸葛孔明によって共に慈しまれた蜀漢への忠誠の年譜を、逞しい空想力で描いた。ライバルの?艾、鍾会との対決を、この小説によって目に浮かべることができるのが楽しい。
    もっとも、全体のタッチは、少し弱々しい北方『三国志』のようだ。姜維は真面目だが剛直さに欠ける描像となっている。

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    2018年10月19日
  • 朱元璋 皇帝の貌

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    最貧農層から明の皇帝にまで駆け上がった朱元璋の物語。孔子のいた春秋、始皇帝が戦っていた戦国、司馬遷や三国志の巻、水滸伝や玄宗、岳飛の宋などの時代については読むこともあるが、元から明のこの時代は馴染みが薄い。そのような時代を頭の中に展開させることができる、思い浮かべることがができる、やはりそれが歴史小説の醍醐味である。
    読むべきかな。

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    2014年02月08日
  • 中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影

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    作られた名君もいるが名前残すだけあって劇烈な個性派。コジキ坊主から成り上がった朱元障、異なる肖像画が2つもある時点でヤバイ。

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    2013年12月06日
  • 李巌と李自成

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    李自成のイメージは、ヤンキー出身で今は丸くなりました、の管理職ってとこでしょうか。
    李巌は、大卒で管理者候補、現場修行中?かなぁ。

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    2013年04月30日
  • 中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影

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    歴代中国皇帝から、作者が選んだ28人の人物伝。

    第一章は、王朝の初代皇帝5人。
    第二章は、クーデターで皇位についた5人。
    第三章は、短命王朝・皇位目前で敗れた7人。
    第四章は、外征を成功させた6人。
    第五章は、一癖ある5人。

    三・五がいい。
    紹介されている28人は、それぞれ知名度の差こそあれ、ビッグネーム。
    でも、一・二のメンバーは、歴史上に輝きすぎてる名前。好悪は別です。四もそうか。
    歴史の教科書に、載っていない、載ってても欄外みたいな人のエピソードが、楽しいです。

    そこから、その人物本に広がっていくわけだしね。

    そういう目的だよね、こういう人物伝。

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    2012年12月01日
  • ものがたり日本の乱3 保元・平治の乱 移りゆく勝者と敗者

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    この時代のあとに源平合戦があるから、保元の乱、平治の乱って改めてよく知らなかった。

    小中学生向きなかんじで、文章も平易で頁もうすい。

    でも、知りたいことはちゃんとまとまっていた。

    読んでみると、源氏と平家で2大勢力って訳でもなくて、入り乱れてる感じはよくわかった。親、兄弟関係なく争ったり、当たり前のように政略結婚させられたり、時代感覚は理解し難い。

    時の権力者の悩みや狙いを描いて欲しかったが、それを書いたら小中学生が敬遠するか。

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    2026年03月04日