小前亮のレビュー一覧

  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもののぞみはしない。だが何十年かの平和でゆたかな時代は存在できた。吾々が次の世代になにか遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和がいちばんだ。そして前の時代から手わたされた平和を維持するのは、つぎの世代の責任だ。それぞれの世代が、のちの世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和がたもてるだろう。忘れれば先人の遺産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。まあ、それもいいけどね。

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    2025年11月23日
  • 学習まんが 世界の歴史 6 モンゴルと東アジア 宋から清前期、朝鮮

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     先日なんの知識もなく、中国の冒険歴史ミステリー『両京十五日(Ⅰ)』を読みました。とてもおもしろかったです。そこで、続編『両京十五日(Ⅱ)』を読む前に、そのころの歴史について学習しました。 
     この本は、「宋(そう)王朝」から「清(しん)王朝」の前期まで、907年から1796年までの890年間の中国史がまとめてあります。
     学習まんがといえども、知らないことを学ぶのは、それなりに時間がかかるものですね。
     でも、この本で『両京十五日』は、バッチしですよ〜\(^o^)/  
     『両京』気分、あげあげです!
     

     以下はわたしの、『両京的』調べ学習?探究?のざっくり成果物です!ご興味があれば、お

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    2025年06月28日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    読み終えるまでに時間はかかったものの、三作くらい読むと後は毎夜日課になって直ぐ読み終えた。
    各者の銀英愛が眩しい。
    太田忠司の暖かで素直なミステリも素晴らしい。
    小川一水はビジュアル面で印象的に切り取って終わる。
    小前亮の実に正攻法な艦隊同士の大戦は銀英伝の面白みを再確認させる。
    藤井太洋の短編は「これどうなってるのかな…」などと見ていたら実に衝撃的な展開で成程!と。ある意味ニヤリともした。
    激推しは高島雄哉の「星たちの舞台」で、ヤンというキャラクターを見たまんまのパロディやコピーにせず、彼ならばこの状況ではこうもあり得るだろう、という絶妙で繊細なキャラクターに仕上げ、若き日のヤンの繊細さに惚

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    2025年05月13日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    なんとも豪華な公式トリビュート。執筆者は、石持浅海、太田忠司、小川一水、小前亮、高島雄哉、藤井太洋。
    それぞれの作家の持ち味がしっかりと出ていて面白い。キャラクター重視のものと世界観重視のものがあるのも面白い。
    それら全てを飲み込めるのが銀英伝の魅力だろう。表題作の視点には驚き楽しんだ。

    勿体なくて勿体なくて、ついつい長い間眠らせていましたが、ついに読んじゃいましたよ。
    本伝も様々な作家がそれぞれの視点で書かないかしら。アニメやコミカライズがやっていることを小説でもやれれば面白いのに。三国志とかみたいに。
    なんて思ったりして。

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    2024年05月29日
  • 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始

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    お酒を軸にした時代小説でもあり、ビジネス書でもあり、自己啓発本のような一面もある、色んな楽しみ方のできる本だった。
    お酒好きビジネスマンにおすすめの一冊。

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    2022年01月26日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    高校生以来、人生2度目の山月記。
    しかも現代語訳で文章も綺麗なので読みやすい。
    「自己中心的な考え方は身を滅ぼす」というメッセージが突き刺さります。

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    2021年11月17日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝のトリビュート短編集。ラインハルトがルアーフィッシングをするなら、ヤンは2人劇で女装で役者をする。キャゼルヌ婦人の名探偵っぷりは堂に入ってるし、フェザーンと地球教はなるほどなるほど…

    田中芳樹のすごいところは、あれだけ売れてあれだけ続編を書きやすそうな「銀英伝」を正伝10巻、外伝5巻できちっとけじめをつけたところだと思う。これは真逆の方向性だが、死ぬ間際までグインサーガを描き続けた栗本薫と同じくらいスゲーことだと、俺は思っている。

    だからこそ、銀英伝の2次創作は枚挙にいとまがない。世の中にあふれたくっているのだが…、深い愛とそれを表現できる技術をもった一流の小説家たちが創る二次創作作

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    2021年05月31日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    6人の作家による銀河英雄伝説公式トリビュート・アンソロジー。
    原作が完結してから何年?1989年の完結?30年近く経て、トリビュートされるのは衰えない人気の証明。
    嬉しい。
    タイトルに列伝1とあるからには、今後も刊行の予定があるという含みと思います。銀英伝の世界が、銀河の歴史が1ページ、また1ページと増えてゆくわけです。これは嬉しい。

    「竜神滝の皇帝陛下」
    エミールのラインハルトへの心酔っぷりを評して、釣りをしている時も宇宙を釣り上げているようでした、という一文があったことを思い出す。そこからふくまらせた作品。日常生活というか余暇を楽しむことができないラインハルト。彼の数少ない日常の光景を垣

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    2021年04月07日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    普段アンソロジーは手にとらないのですが、銀英伝トリビュートとくれば話は別です。
    ファン必読の書と言えるでしょう。
    列伝1とあるので、今後2、3と続いてほしいです。
    では、簡単なエピソード紹介を。

    ①竜神滝の皇帝陛下(小川一水さん)
    ラインハルトの新婚旅行中の数日が描かれます。
    僕は最後の作者自身による注釈を見るまで気づきませんでしたが、原案はあの超有名な漫画の1エピソードらしいです。
    冒頭のエピグラフに続いて、史書あるいは史家の論文と思しき記述があってから本編に入るという銀英伝らしさ溢れる構成に、一話目から胸が熱くなります。ラストに年表形式で語られるエピローグもいい。

    ②士官学校生の恋(石

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    2021年03月01日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    これは嬉しい(^^)♪もう読む前から1っていうことは2以降も続くんだよね?o(*゚∀゚*)oと気持ちが昂る♪そして登場人物達の意外な一面が続々と…あぁたまらん( *´艸`)一番衝撃的だったのはルビンスキーの頭(髪)Σ(-`Д´-;)次回はアンネローゼ様とか帝国女子の話が読みたいな~♪

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    2021年01月26日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀河英雄伝説公式トリビュート作品集の一巻。
    六名の作家による六編の短編が収められている。

    それぞれに、作家が本編に出てきた一文に着想を得ていたり、好きな人物をこうだったらと掘り下げてみたり、本編には過去の史実として書かれていることがリアルに知れるシーンが描かれていたり、自由で夢がある一冊。書き手から銀河英雄伝説への愛情が伝わってくる。

    士官学校に通ってた頃のヤンが女装して舞台に立っていたり、オーベルシュタインに女性の部下がいたり、ラインハルトが良き父親として振る舞おうとしつつ釣りをしていたり・・・。
    あれだけドラマチックな物語の中にいた人たちの何気ない日常が描かれていて、読んでいて楽しかっ

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    2021年01月24日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    カテゴリは合ってます(歴史だもんね)
    作者に太田忠司先生がいるだけで「買います」だが他の作者さんも銀英伝好きが溢れてるお
    作者公認の二次創作を嫌う人は多い、イメージが異なるからだと思うが40年も付き合っている作品ともなると別な一面を見る機会を逃す筈がありません
    そもそも歴史はそんな一面だけで理解したつもりになってはいけないのです
    太田先生の「レナーテは語る」
    あのオーベルシュタインが這い上がる基礎を築いた事件です(ネタバレ)突然オーベルシュタインから遺産が当るとなれば人類なら等しく恐怖を覚えるだろう、そんな状況になったレナーテが情報処理課にいた頃「上司で名探偵」でもあったオーベルシュタインとの

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    2020年12月09日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    私の読書のきっかけとなった銀河英雄伝説のトリビュート短編集。
    ミステリ的であったり哲学的であったりと作者によってテイストが少し異なるのが非常に面白い。
    いかにも銀英伝らしいのは「ティエリーボナール最後の戦い」。唯一艦隊戦が描かれている。
    気に入ったのは「士官学校生の恋」。キャゼルヌ夫人の才が本編のイメージを損なう事なく描かれている。
    初めて読んだのは多感な高校時代。ヤンやポプランに憧れ、軽口を叩きながら楽しく生きたいと思った。もうとっくにヤンの年齢は追い越したが、思いは変わっていない。次は是非ポプランを主役に誰か描いて欲しい。

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    2020年12月02日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    短い生涯ながら二年の作家人生の中で名作を残した悲運の作家『中島敦』の代表作三篇を、読みやすい現代語に訳した作品集。

    山月記
     中国の唐の時代、高位の役人が旅の途中人食い虎と出会う。が、そのトラはかつて優れた才能を持ちながら離職し詩人としても芽が出ずに失踪したかつての友人の変わり果てた姿だった。
     多分『中島敦』作品の中で一番有名なものだと。
    高校の国語の教材で読んだことしかなかったので『乙女』シリーズを読むのに、ちゃんと読んでみようと一緒に借りたのですが、むしろあちらのほうが原文でしたね。
    「本気出せばー」って言ってるような奴が頭に浮かんでしまった。いや、だったら出してみろよ、みたいな。

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    2026年02月11日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    ネタバレ

    李陵について
    ・李陵への漢への想いや恨み、匈奴への恩などで思考がぐるぐるし、どっちつかずになっているさまは自分を見ている気持ちになった

    ・寒く困難な状況でも芯を通す蘇武を見ながら自分と対比して恥じる姿に共感

    ・見返りを求めない祖国への愛は立派。李陵の愛は確かに蘇武に比べ低かったかもしれないがそれだけで人の優劣はつけられるものではなく、李陵にとっては祖国よりもっと大事な、それこそ見返りを求めないレベルで愛する何かがあったんじゃないかな?と想像します。確かに芯の通った姿は格好いいけど、それに揺さぶられすぎて好きでもないものに人生を捧げないようにしなくてはな。と思いました

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    2026年02月05日
  • 残業税

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    作者が設定した架空の残業税。これによって社会がどう動くのかをシミュレートして物語にしている。なるほど、こうなるのか、最後までしっかり読むことができました。

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    2026年01月17日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    久しぶりに山月記を読み直したくなって、せっかくならと現代語訳版も読んでみた。
    原作に忠実に訳されていて、話の流れもきれいで読みやすかった。

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    2025年10月16日
  • 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始

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    尼子氏復興のため奔走し、忠臣として名を馳せた山中鹿介。その息子新六が武士の身分を捨て商人として身を立てる事を決意し、酒造業を興したのちに清酒を開発、鴻池の始祖となるストーリー。時代小説にも関わらず読みやすい文章で物語に没頭。スカッと爽やかな読後感で最後まで楽しめた。

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    2025年08月18日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    叢にひっそりと隠れていたところに哀しみと淋しさを感じた。旧友に会えた事の嬉しさと羞恥と、複雑な感情も。

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    2025年08月08日
  • ヌルハチ 朔北の将星

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    女真族の統一を果たし、後に中国清王朝の初代ハン(王朝としては金、二代目ホンタイジの際に明王朝を倒し清王朝となる)となったヌルハチの一代記。

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    2025年01月09日