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Posted by ブクログ
残業すればするほど税金が持っていかれる残業税。
サービス残業は脱税にあたり、働かせる側も働く側も罪になる。
国民のオーバーワークを防ぐことを目的としてブラック企業には威力を発揮するという。
もしもこんな法律が出来たら……。
残業税の脱税にまつわる5話からなる話。
脱税すれば、雇用者も労働者も両成敗となるが、マインドコントロールされて、会社を守るろうとする社員。
法律の網の目をくぐり抜けて働かせる雇用者。
残業税は、働く人の心身の健康を守るために作られた。
ブラック企業の話もよく聞くので、かなり突飛な発想ではあるけれど、今の日本には、コレ系の法律が必要なのかも知れない。
つねに体育系で熱く突っ走る労働基準監督官と冷静沈着な税務署の残業税調査官の凸凹コンビの活躍が良かった。
それにしても残業税とは‥よく思いついたものだ。
Posted by ブクログ
残業代に税金がかかる、というなんとも斬新な働き方改革
そんな方法が!?とハッとして、脳がグッと刺激された
発想力が凄いのって尊敬する
残業させない方法として、ブレーカー落とせばいいじゃん、とか考えてた自分が稚拙すぎるわ…
これ、実現しないのかなぁ
国としても税徴収が増えるのはいいことなんじゃないかと
そもそも、働き方改革とか言ってるけど、やって欲しいことは働かせ方改革なんだよなぁ
働く側が改革起こしていいなら、「定時なんで帰ります」でいいのに
まぁ、日本人なんでそんなことできないんですが…
さてさて、本作はそんな背景の中、残業税を脱税してないか調査するマルサの女ならぬマルザの男が、悪をスパスパと裁いていくお話
難しそうな話かと思いきやそんなことはなく、展開もテンポがよく、いい感じにサクサク読めるし面白い
わかりやすく悪者がいて、わかりやすくそれを倒す、そんな感じ
とはいえ、設定が設定なので、この制度による問題点などもある
続編もある様なので、その辺りのしがらみや葛藤などが描写されてたりすると面白くなりそう
『花咲舞が黙ってない』的なフランクさでドラマ化しないかな?
こういうのって、配役とか考えるの楽しいよね
ただ、主人公の矢島は呪術廻戦のナナミン、西川はなかやまきんに君で脳内再生されるんだよなぁ…
同調した人は教えてください
ここ最近は、病気になって死を近くに感じたことで、今後の人生の過ごし方を改めて考える様になった
ありがちだけど、健康で楽しく充実した日々を過ごしたいな、と
特に仕事に関してはかなり考え方が変わった
何も見出せず、何も得られず、ただただ不快にしか感じないのであれば、それは生きるために必要なものではなく、生活をつまらなくさせている害悪なものでしかないなと
ならサクッと辞めてしまおう、くらいな気持ちになってる
もちろん今辞めたいわけではない
あくまで考え方として、懐に忍ばせる感じね
お金がなくても楽しくやれればそっちが正解だし、最悪どうにかなるし、なんならどうにかすることも楽しんでやろうと
こう見えて慎重派でビビりな人間なので、虚勢な部分もあるが、それくらいの気持ちでいたいという意思表示
アウトプットすることが大事なのよ、多分
そんな想いもあり、この本を読んで本当に残業がなくなって、空いた時間を有効活用できる様な社会・思想になっていくといいなと思った
そもそも「空いた時間を有効活用」って言ってる時点でダメだね
その時間は「必須な時間」なんだし
ふと外を見ると、こんな時間でもオフィスビルの明かりはまだまだ点いてる
「それ、本当に残業してまでやらないといけないことですか?」
Posted by ブクログ
ソーシャルサイエンスフィクション。勝手に名付けたジャンル。残業に対して税を課した日本社会を描く。
文章は端的。少し彩りにかけるかもしれ
ないが、作風に非常にあっていると思う。主人公のキャラは最初は取っつきにくかったけど、エピソードが進むにつれて背景が浮き彫りになり親しみを持てるようになってくる。
残業税が導入され、ダブルワークが増えるとか、外国人研修生制度が悪用されるとかなかなか興味深い。過剰に働くことが罪となる世の中はなかなか世知辛いなぁなんて序盤は思ったものの、過労死を扱う頃にはそんなことないのかも。なんて思ったり。冷静に考えると脱税と労災が一緒くたにされてるのだけど、労働基準監督官と主人公が組んでるあたりバランスもいい。
残業税に思いを馳せられる良い小説だった。
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小説・文芸
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