大嶋祥誉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ私もコンサルタントなので、日々スキルアップに取り組むなかで出会った本。
ノートの取り方というのは、あまり人から教えられるものではなく、
みなそれぞれ自己流があるように思う。
当社でもメソッドがあるものの、今回はマッキンゼー流を学んでみた。
結論としては、当社の方法論とも共通項が多く、いろいろな裏付けがとれたことが収穫である。
=====
私はこの本から何を得たいのか:
①短い時間でも理解が深められるメソッドはあるか
②私はノートをうまく使えていない(仮説)という状態からの脱却
③「問題解決」とはそもそも何か
■私が留意すべきポイント
・アウトプットを前提としたノート構成を意識する。
・ヒ -
Posted by ブクログ
・問題そのものに取りかかる前に「何が本当の問題なのか?」を問うべき
・問題を構造化して真の問題は何かを明確にし、そしてクライアントがどうなったらいいのか?本当にイシュー(重要な課題)になるのか?を考える
・「Where(問題のありか)」「Why(原因)」「How(対策)」の3つの切り口
・人間のやることには①表面に表れる部分、②信念体系、③感情の出来事、がある
・きちんと筋道を立てて考えることができないときに、人は「問題を抱えてしまっている」と思う
・「他者への尊重、共感、許容」といったメンタルの要素が高い人たちが集まっているチームは共通して、生産性が高くチームの業績も高い -
Posted by ブクログ
ネタバレ・バリューとは、自分もしくは相手にとっての「メリット」。「こんなものがあったらいいな」や「こんな悩みが解決したらいいな」に応えるということ。
・バリューを出すための段取りで必要不可欠な技術3つ。
① 仮説を立てる
② 全体を設計する
③ アウトプットをデザインする
・イシューを解決することが目指すべき「バリュー」
・解決策を打ち出す「空・雨・傘」フレームワーク
空……現状はどうなっているか(事実)
雨……その現状が何を意味するか(解釈)
傘……その意味合いから何をするのか(行動)
・仕事を進めるうえでは、常にゼロから考え「そもそも」に立ち返ること。まず何が前提となっているのかを見 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体的に読みやすくクリシン+ロジシンの内容が簡潔にまとめられている良書。特にロジカルシンキングはクリエイティブな発想を具現化するツールである点は、認識を改める必要がある。
本書で定義する論理思考とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の思いで考えを持ち)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」であり特に重要な視点はクリティカルに考える(深い洞察による自分の考えを持つ)である。
「直観」や「ひらめき」を武器として使い周りを納得させることは重要であるため、ストレートに表に出すのではなく、「深く」探る必要がありこれが「論理思考」の基本。ここでいう「論理思考」とは「クリティカルに考え(深い -
Posted by ブクログ
マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書
2014/4/22 著:大嶋 祥誉
著者はセンジュヒューマンデザインワークス代表取締役。エグゼクティブコーチ、組織開発・人材育成コンサルタント。マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務時には新規事業のフィージビリティスタディ、全社戦略立案などのコンサルティングプロジェクトに従事。
マッキンゼーで体験した「ロジカルシンキング」は、すごくクリエイティブなものであった。常に「自分なりの答え」「独自の知見」をつくり出そうとする姿勢は、クリエイティブな空気に溢れたラボのような印象であった。
本当の「ロジカルシンキング」は、「それ、面白い!どうやった -
Posted by ブクログ
上司に「戦略が分かってない」と何度も言われてイラッとして買って読んだ(汗)上司が使った「パーチェスファネル」は載ってなかったけど、まぁ思考の整理にはなってよかったと思う。マンガなのは、ピケティの本の解説本で抵抗感がなくなっている。読みやすいというのは正義だ。
3C、4Pあたりは懐かしく読み、二軸で考えるとかはよくやってるなと思って読み、原点・現場にあたれということやアンケートの取り方、主体的に動くことなどは「やっぱりそうだよなぁ」と思いながら読んだ。そういうわけで「そうだったのか!」という発見はないにしても、「日頃から問題意識はあったけど、やはりそうだよな!」と思ったので十分意味はあったと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレマッキンゼーの問いの力を読んで良かったので本書を購入。マッキンゼーでのノートの使い方を示した本。ノートの目的は新たな思考を創造すること。なので情報収集するための羅線ノート、思考をまとめるためのノート、最終的なアウトプットのためのマッキンノートの3冊を使用。思考をまとめるノートは課題、要因、解決方法を記載。ドットを使用したりする。マッキンノートはワンスライドワンポイントで上部に課題、中間に図✖️6、下段に結論の構成。
問題解決の基本プロセスは問題設定とイシューを決める、課題を整理して構造化する、現場の情報をリサーチする、解決策の仮説を立てる、仮説を検証する、解決策を決める、解決策を実行する。
ブ -
Posted by ブクログ
ネタバレ独創的なアイディアを説明するために、ロジカルシンキング(話し方なども含め)を使う、ということがテーマ。
閃いた、としてもそれをうまく伝えられなければ、イーロン・マスク等のごく少数の天才を除いて人や組織を動かせない。
人や組織を動かせないとビジネスにならない、という流れかと。
どこまでメッセージを練り上げられるか、という切れ味勝負”も”だが、それをどう構造立てるかという組み方・伝え方もやはり両方必要だということを実感。
というか、元々はそうだったが、最近はできているかどうかは別で、工数のかけ方として切れ味に少し傾斜をかけすぎていたかも、と自戒。