あらすじ
●マッキンゼー流仕事術の決定版!
「空・雨・傘」「ロジックツリー」「イシュー」など、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
本書では、そうしたマッキンゼー流の仕事術(問題解決術)を、マンガでご紹介します。
ストーリーで紹介するため、どんなときにどんなフレームワークを使うのか、また実際に何をポイントとして仕事をしているのかがわかるつくりになっています。基本を取り上げ、どんな方でも一通りのことがわかるようにしています。
●マンガですぐわかる!
老舗和菓子店に勤める岳(がく)と、陽気で、ロジックとハートを大切にするコンサルタント誉(ほまれ)が、お店の再生を目指します。どんなロジックで新商品と販売戦略を打ち出し、起死回生を図るのか。ぜひご覧ください。
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Posted by ブクログ
◾️サマリー
・問題解決の手法をマンガで学ぶ
・マッキンゼーがどうかは気にしない
・問題という言葉は課題と考える
◾️所感
日々、生きていると公私にわたり課題にぶち当たる。
歳を重ねるとその数も増える。
私はメモ魔なので、そういう時は、課題を紙に書き出して、何が原因でどういうアプローチで解決してばいけば良いか紙に書くようになった。すると、頭がなんだかスッキリする。
本書は、なんだか日頃無意識にやっていることが、マンガで体系的に描かれていて、とても腹落ちした。
漫画のストーリーはちょっとなぁーだけど、中身を理解するための導入には、良いと感じた。
◾️心に残った箇所
インタビューをしたり、意見を聞いたりする時に最も大事なことは、「素直に聞く」ということです。
「きっとこれはこうだろう」とか「この情報は大事ではないから」などといった自分の思い込みで判断せず、相手の言葉に耳を傾けます。そうすることで、事実が見えてくるのです。自分の判断は一旦脇においたニュートラルな視点を持つと、ゼロ発想にもつながっていくのです。
Posted by ブクログ
✅問題解決の流れ------------------------
問題解決には2つのパターンがある。
①その場かぎりの解決=✖︎
②原因を根本から解決=◎
※問題の本質を理解しているか・いないか。
問題は何なのか? 問題の原因は何なのか?
❶問題を整理して「新の問題が何か」探す。
→ロジックツリー。なぜ?問題を深ぼる。
❷仮説を立てて解決策を分析する。
→イシューツリー。具体的な方法を考えていく。
❸仮説を検証する。
→立てた仮説が正しいか確かめる。
❹実行する。
→実行 ・ 改善 ・ 問題解決‼️
✅問題整理のテクニック-------------------
①3C = 競争戦略の3つのポイント
市場・自社・競合
②4P = マーケティング戦略の4つのポイント。
(※自分とライバルを比較する時に使う。)
商品・場所・価格・売り方
③ポジションニングマトリックス =立ち位置や優先順位を決めるテクニック。
※新商品やサービスを作る時、市場でどんな
ポジションを取りたいのか?どんな軸を使って
分析するか?
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漫画は大正義。
分かりやすいし、読み返すのも超楽
ロジカルシンキング(照屋・岡田著)やコンサル一年目が学ぶことをめっちゃ噛み砕いた内容で、こういう系取り掛かる前に読むと良いかも。
巻末のフレームワーク(3C、4C、whyツリー、howツリー、伝えるツリー、等)一覧と簡易説明良かった。
Posted by ブクログ
問題解決の基礎的なツールがわかりやすく書かれています。ジャッジせずに聞くという良い質問の事例やプレゼンの注意点・コツは特に参考なりましたが、一番大事なのは常に自分が主体的になるという心構えあありきという事へ肝に命じておきたいと思います。
Posted by ブクログ
・「真の問題」を見つけて、あるべき姿と現状のギャップを埋める」
・「現象」←「要因」←「真の問題」をロジックツリー(whyツリー)で深掘りする
・イシューツリー(howツリー)で解決策を検証。このとき3C(customer, company, competitor)やポジショニングマトリックスなどのフレームワークを使う
・リサーチは、現場、原点にあたる。「事実」と「意見」を分ける。
・ピラミッドストラクチャーでストーリを説明。このとき、So what?とWhy so?が循環していること。
・ゼロから考える「ゼロ発送」で、自分なりの立ち位置を示して、自分の発言力を高めていく。
Posted by ブクログ
原著の方もわりと好きなので、会社に広めるきっかけになればと思い購入。
経営の危機に陥った老舗の和菓子屋「清古堂」を救うため、原著者の大嶋祥誉氏をモチーフにしたコンサルタントほまれが問題解決に挑むストーリー。
ストーリーの進行に伴って、マッキンゼー流の問題解決の基礎をダイジェストで紹介する。まんがなのであっさりしているだろうとは思ったが、ほどよい程度で参考になる重要なポイントが紹介されており、十分に役に立つ。原著を読んではっとさせられた「コインの裏表のような、対症療法的な解決策にに走らない」という話をはじめ、問題解決メソッドの引き出しがなく困っている人や、これまでの経験則のみで問題に向かおうとして行き詰まっている人には、いい刺激になると思う。
当初自分が想定したような、部下等、他の誰かに伝えるツールとしても使いやすそう。
Posted by ブクログ
上司に「戦略が分かってない」と何度も言われてイラッとして買って読んだ(汗)上司が使った「パーチェスファネル」は載ってなかったけど、まぁ思考の整理にはなってよかったと思う。マンガなのは、ピケティの本の解説本で抵抗感がなくなっている。読みやすいというのは正義だ。
3C、4Pあたりは懐かしく読み、二軸で考えるとかはよくやってるなと思って読み、原点・現場にあたれということやアンケートの取り方、主体的に動くことなどは「やっぱりそうだよなぁ」と思いながら読んだ。そういうわけで「そうだったのか!」という発見はないにしても、「日頃から問題意識はあったけど、やはりそうだよな!」と思ったので十分意味はあったと思う。
Posted by ブクログ
マッキンゼーという、有名なコンサル会社の人間がどのような考え方、分析の仕方をしているかが、老舗お菓子屋の立て直しという漫画を通してよくわかった。
随所にロジックツリーや3C分析等の表もありイメージはしやすかったです。
全体感はわこりましたが、ただ何となく大枠感があるので、これらのツールを使いこなすには、又別の本等を参考にしてもう少し深掘りしての勉強も必要かと感じました。
Posted by ブクログ
問題を解決するためのいくつかのパターンを紹介した本。既にやっていることもあったが、参考になった。また、「人をジャッジしないこと」という言葉が心に残った。ついつい自分の価値観で良い悪いを決めたりしようとしてしまいがちなので心に留めたい。
Posted by ブクログ
内容としては凄い重要な事が書かれていて、まさにその通りだと思う。読みやすいのも良かった。
個人的には知っている内容がほとんどだったのでそこまで新しい話はなかったのと、実際にこれを仕事に活かすのは大変だろうと思う。知っていると出来るので壁はあるなと感じる。