大嶋祥誉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
単に答えを探すのではなく、いかに本質的な「問い」を立てるかという思考法に焦点を当てた一冊。著者のマッキンゼー時代の経験をベースにしながら、仕事の質を根本から引き上げるためのアプローチが論理的に整理されている。
特に印象に残るのは、目の前の課題に対して安易に解決策を急ぐのではなく、前提を疑う「ゼロ発想」や、モグラ叩きを防ぐための「そもそも何が問題なのか」という問いの重要性だ。単なるテクニック論に終始せず、経営者やユーザーなど、多様な視座から物事を捉え直す思考のトレーニングとしても実践的価値が高い。仕事の成果に行き詰まりを感じたときや、思考の枠組みをアップデートしたいときに立ち返りたくなる、示唆に富んだ一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ元マッキンゼー社員、つまりコンサル出身者の仕事ノウハウ系の本ですね。
激務をこなすコンサル社員は何かしら工夫やブレイクスルーを得ないと体も心も持たないのでしょうね。で、氏がひらめいたものの一つはいわゆる段取りであった、というのが主旨でありましょう。
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個人的に感じたのは、そのまま仕事に適用するのはちょっと難しい、ということ。
コンサルの仕事って、他社に乗り込んで、顧客と同等かそれ以上に対象業界を理解した上で、顧客が思いつかないソリューションや方向性を提示する。
こんなことをするにはまずもって時間がたりない。
だからこそ、ミニマム思考と筆者が呼ぶ方法で仕事を進めてゆく、と。
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ただ、そういう仕事の進め方って普通はあまりないかなと。
そもそも一般企業の社員だと、所属部署があり、大なり小なり、ある程度の専門・受け持ちがあり、それに関連した同じことの繰り返しで仕事が成り立っていると思います。その中で課題を見つけ業務を洗練化させてゆくと。つまりは、知らないことを調べるとか、そこから驚くような方向性を見つけるみたいな体験はあまりないのかなあと思うのです。
ただ、それでも本書が読む価値があると思うのは、仮説思考(あたりをつけて動く)、全体を俯瞰してスケジュール作りをする、フレームワークを使用する、時間の見積もりはバッファをとる(2倍で見積もる)、オフの時間や専門外のインプットを充実させる等々、部分部分私達がやっていると思われるようなことを網羅しているからです。
その点で、本書は中堅どころが普段の業務を見直すのに読むと存外振り返りになるのではと感じました。新人や若手だと何のことを言っているか分からない、という人が出てくるかもしれないなと感じました。
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ちなみに、ショートカットなどの時短を小手先と称して氏はあまり評価されていませんでしたが、コンサルのような業務の方にとってはそうなのであり、一般企業で何がしかの繰り返しを行う人は、それぞれに合ったところで「小手先」の時短方法を追求したほうがよいとは思いました。
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ということで元コンサルの本でした。
個別技術の磨き方より、全体的な仕事への取り組み方改善の本としてとらえると良いと思います。私にも学びはありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマッキンゼーの問いの力を読んで良かったので本書を購入。マッキンゼーでのノートの使い方を示した本。ノートの目的は新たな思考を創造すること。なので情報収集するための羅線ノート、思考をまとめるためのノート、最終的なアウトプットのためのマッキンノートの3冊を使用。思考をまとめるノートは課題、要因、解決方法を記載。ドットを使用したりする。マッキンノートはワンスライドワンポイントで上部に課題、中間に図✖️6、下段に結論の構成。
問題解決の基本プロセスは問題設定とイシューを決める、課題を整理して構造化する、現場の情報をリサーチする、解決策の仮説を立てる、仮説を検証する、解決策を決める、解決策を実行する。
ブランクチャート(詳細は書かないでイメージだけ書く)をすると進めやすい
この本を読んで、ノートは記録するためのものではなく、課題を解決するために頭を整理するためのツールという印象を受けた。まずはノート2つから実践しようと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ独創的なアイディアを説明するために、ロジカルシンキング(話し方なども含め)を使う、ということがテーマ。
閃いた、としてもそれをうまく伝えられなければ、イーロン・マスク等のごく少数の天才を除いて人や組織を動かせない。
人や組織を動かせないとビジネスにならない、という流れかと。
どこまでメッセージを練り上げられるか、という切れ味勝負”も”だが、それをどう構造立てるかという組み方・伝え方もやはり両方必要だということを実感。
というか、元々はそうだったが、最近はできているかどうかは別で、工数のかけ方として切れ味に少し傾斜をかけすぎていたかも、と自戒。