あらすじ
なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?その秘密はマッキンゼーの新人研修&OJTにあった。本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修のエピソードを紹介しながら、そこで叩き込まれる「マッキンゼー流ロジカルシンキング」のエッセンスを解説する。
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Posted by ブクログ
66マッキンゼー流入社1年目のロジカルシンキングの教科書
・論理的思考の3つの基本姿勢
1目的を意識
2思考の枠組みを意識
3常に問う
習慣
1身近な人に具体的に話す
2事実と意見を区別する
説得力の増す順序
1テーマ
2結論
3根拠
4行動(どうしてほしいか)
@cpa_1992
発想法
・シックスハット法
1客観的思考:数字
2直感的:直感
3否定的:デメリット
4肯定的:メリット
5創造的:今までにない
6プロセス管理:実現可能性をもとに
・論理的思考を忘れないために時々見返すべき本
Posted by ブクログ
自分の中でマッキンゼーブームで購入した本。
論理的思考とは何か〜①前提をちゃんと理解する(それは本当)②深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)③自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
クリティカルに考える。上記の3つを分析することで最も正しい回答を導く
相関関係と因果関係を一緒にしない
so what だから何? why so それはなぜ?
わかりやすく伝える方法
何の話かテーマ、論点 何を言いたいのか結論、趣旨 そう言える理由は何か根拠、何をしなければいけないか、行動
この本を読んでロジカルな考え方、伝え方にはフレームワークがあり、その通りやれば割と上手く収まると思われた。しかしながら、日常的に行うには訓練が必要と思った
Posted by ブクログ
論理思考って聞くと難しく考えがちですが、読んでみて普段の生活にも当てはまる事も多いと気づきました。フワフワと考えがちなので参考にしていきたいです。常に自分に対して「だからなに?」「それはなぜ?」を問いかけてみます。
Posted by ブクログ
マッキンゼーの人がどういう論理思考で問題解決しているかがよく分かる基本書である。クリティカルに考えロジカルに展開する、前提ルール、調査観察、結論、行動、イシュー=課題、ゼロリセット発想、全体俯瞰、Why so?、So what?、事実と意見、MECE、帰納法、ひらめきも論理思考で生まれる。考える際に参考にしていきたい一冊だ。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングへのマインドが得られる。
本書ではロジカルシンキングをクリティカルに習得するスキルよりかは、その本質に迫っていくようなアプローチだ。
本書での学びは以下の3点。
・1つ目に人を動かす基本の論構成。
①正しい前提
②結論
③根拠
④行動
ビジネスでもプライベートでも鉄則といえる。
・ゾウの寓話
目の不自由な6人が像の各々の部分を触り、
全員が違う結論を出した。
全体感がわかっていないと認識違いを生む。
・ドライブ中の対向車からの「ブタ!」
悪口ではなく、豚の群れに対する注意喚起だった…笑
Posted by ブクログ
ロジカルに考えると、見えなかった部分に気づけることもあるな、と思った。
女性が喜ぶプレゼントのテーマ、
車のすれ違いざまのブタ!の話が面白かった。
Posted by ブクログ
「論理思考がなんの役に立つのか?」はコミュニケーションが上手くいき、良い人間関係を作る事に役立つ
相手に納得して動いてもらう為にも「論理思考とクリティカル思考」で考えた事を伝える事が必要
組織、チームを動かす時に1番大切な事は「納得!」「いいね!」「やってみたい!」だと思う。それらの感情を相手から引き出す為の考え方&手法が色々と学べる本でした!
Posted by ブクログ
著者の「問題解決の教科書」を読んだので、ついでに購入。
「クリティカルに考え、ロジカルに展開する」という主張に基づき、ものごとに対する考察(洞察)の仕方、発想の仕方をクリティカルシンキング・ロジカルシンキングの観点から説く。マッキンゼー出身者なので、「問題解決の」同様(良くも悪くも)コンサルタントらしい考え方だなぁと感じる。ピラミッドストラクチャー等、具体的な方法も多数紹介。身近な例えも頻繁に引用されているので分かりやすい。著者も繰り返し、ロジカルシンキングという言葉の重みに気圧される必要はないと言うが、確かにそのとおりかも、と思わせる内容。
どんなものでもそうだが、本で主張されるとおりの「すばらしい結果」を得るためには、一定実践を続け訓練が必要だと思う。この本にあるように「正しい前提」を見出せるようになり、誤った論理構築をしないようになるのはそう簡単ではないだろうな、と思った。
とはいえ、日々の仕事やコミュニケーションで何も考えずにいたのでは気づけなかったであろうことでもある。自分の考え方を変える、というか、一歩成長させるきっかけとして、役に立ってくれると思う。
単体でも役に立つと思うが、著者の前著も併せて読むとよいかもしれない。
Posted by ブクログ
当たり前のことを書いてますが、当たり前のことが実施できていないのも事実
事実なのか意見なのか
演繹法(大前提→事実→結論と行動)
帰納法(複数の事実→推測される前提→結論と行動)
So what? Why so?の繰り返し
大前提を疑う
曖昧さの排除
ダメな会話の例
テーマがわからない
結論がわからない
根拠がわからない
次の行動がわからない
→逆にいうとこれを抑えると格段にロジカルになる
Posted by ブクログ
全体的に読みやすくクリシン+ロジシンの内容が簡潔にまとめられている良書。特にロジカルシンキングはクリエイティブな発想を具現化するツールである点は、認識を改める必要がある。
本書で定義する論理思考とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の思いで考えを持ち)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」であり特に重要な視点はクリティカルに考える(深い洞察による自分の考えを持つ)である。
「直観」や「ひらめき」を武器として使い周りを納得させることは重要であるため、ストレートに表に出すのではなく、「深く」探る必要がありこれが「論理思考」の基本。ここでいう「論理思考」とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持つ)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」だが思考作業は以下3点。
ステップ1 前提を自分で確認する(それは本当?)
ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
大事なことはクリエイティブかつ論理的に「今目の前で起こっている真の問題は何か」を見つけ出すこと。「本当にどうなのか?」という1歩踏み込んだ思考をして、見当違いの思い込みによる失敗を防ぐ。
世の中にはいくら論理的に正しくても、この状況ではベストではない場合もある。
「それ、いいね」と言われるためには「クリティカルな思考(深い洞察)」がなければ始まらない。まず最初のボタンを掛け間違えないように「直観」や「ひらめき」に対してステップ1 (全体を俯瞰して)前提を自分で確認する(それは本当?)。また相関と因果関係の区別、当たり前は言わない。以下3つのスタンスは大事。
1 常に目的を意識する
2 思考パターンの枠を意識する
3 問い続ける(so what why so)
クリティカル思考を鍛える7つの習慣
1 身近な人にあえて具体的に話す
2 「乗っかる」のをやめる
3 ニュースの見出しから「別のこと」を考える
4 衝動買いの前に考える
5 事実と意見を区別する
6 どんな発言に対してもなにか「問い」を立てる
7 言葉の曖昧さに甘えない
「説得力」とは「論点」「結論」「根拠」「行動」の4要素を満たす。ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
「論点」「結論」を出すには「演繹法」と「帰納法」がある。前者は【大前提】→【調査観察】→【結論行動】の思考プロセスであり、【大前提】にとって意味のある【結論】が出るのが特徴。別名三段論法。注意点は間違った【大前提】や見当違いの【調査観察】を入れないようにすること。後者は【複数の事実、状況】→【類似性の調査観察】→【推論(結論)】であり、観察力や想像力が大切。
さらに話すときの流れとして「テーマ」→「結論」→「根拠」→「行動」で話す。また、客観的な理由が根拠としてある場合「調査の結果問題ないと思います」と客観的かつ具体的に言う。
ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)では「アイデア発想法」を使って発想を深くする。等価交換法、1人ブレスト、シックスハット(客観、直観、否定、肯定、創造、全体実現)
シナリオ分析でポジネガ分析してそれぞれの対策を緊急度、重要度マトリクスでマッピングする。
「本物の論理思考」は、論理思考を習慣にして意識的にクリティカルに思考プロセスすることで鋭くなった直観の正しさをロジカルに証明すること。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングのプロセスについてわかりやすく解説している。
特に問題解決に特化したクリティカル思考について深掘りして紹介している。
具体的行動
・普段の会話から曖昧な表現は使わず、具体的に話し、根拠も用意する
Posted by ブクログ
クリティカルに考え、ロジカルに展開するようになるための教科書(と思った)。
読みやすくリズミカルな文体で、わかりやすく解説されていた。それでいて感覚的な面もあり、女性の文章だなあという感じ。
前提条件を変えるだけで、ずいぶん先の展開が変わるもんだとか、例も豊富。
ノートの書き方もツボを押さえた内容が書かれていた。
これ1冊で極めるのは無理だけど、いきなりバーバラ・ミントさんの本を読む前に入門で読むのが良いかと。
Posted by ブクログ
マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書
2014/4/22 著:大嶋 祥誉
著者はセンジュヒューマンデザインワークス代表取締役。エグゼクティブコーチ、組織開発・人材育成コンサルタント。マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務時には新規事業のフィージビリティスタディ、全社戦略立案などのコンサルティングプロジェクトに従事。
マッキンゼーで体験した「ロジカルシンキング」は、すごくクリエイティブなものであった。常に「自分なりの答え」「独自の知見」をつくり出そうとする姿勢は、クリエイティブな空気に溢れたラボのような印象であった。
本当の「ロジカルシンキング」は、「それ、面白い!どうやったらできるの?」と相手が身を乗りだしたくなるような提案や行動を生み出してくれるものである。そんなロジカルシンキングについて以下の5章にわたり説明している。
①論理思考は難しくない
②クリティカルに考える
③ロジカルに展開する
④クリティカルに発想する
⑤クリシン+ロジシンで独創的な飛躍をする
「クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持ち)、ロジカルに展開する(わかりやすく伝える」論理思考。
一見するとロジカルシンキングという言葉だけ聞くと無機質で感情がなくただ文字を分けて論理的に並べているというイメージを受けるかもしれない。
しかし、真のロジカルシンキングについては論理だけではなく感情もわくわくも中には十分に入り込んでいる。
ロジカルシンキングで伝えるということはその先の行動もしっかりと意識して伝える必要があり、どんな言葉よりもイキイキとした感情が込められている。
本書はロジカルシンキングの導入本でもあり、全てであると言っても過言ではない。この本から得る知識をもとにぐっと能力を上げて次のステップに進む人も多いと思う。若いうちに読みたい一冊である。
Posted by ブクログ
独創的なアイディアを説明するために、ロジカルシンキング(話し方なども含め)を使う、ということがテーマ。
閃いた、としてもそれをうまく伝えられなければ、イーロン・マスク等のごく少数の天才を除いて人や組織を動かせない。
人や組織を動かせないとビジネスにならない、という流れかと。
どこまでメッセージを練り上げられるか、という切れ味勝負”も”だが、それをどう構造立てるかという組み方・伝え方もやはり両方必要だということを実感。
というか、元々はそうだったが、最近はできているかどうかは別で、工数のかけ方として切れ味に少し傾斜をかけすぎていたかも、と自戒。
Posted by ブクログ
物事について深く考え、自分の考えを持つこと、考えたことをうまく伝えて共感(納得)してもらうこと。さらには、それによって物事をうまく進めていくこと。って感じ?
全部は無理やから、これってほんまはどうやろ?てぼちぼち立ち止まって考えてみる。
(言い方はアレやけど)自分の思い通りにできるように、相手に納得してもらえる理屈、理論は持てるように(必ず必要なスキル)。
Posted by ブクログ
2024/03/22 読破
一言
創造的思考と論理的思考を組み合わせることで、問題解決が捗る
感想
論理的な思考をしたい方や、論理的な思考をしている方が何を考えているorどのような思考回路で物事を解決しているかを知りたい方は面白いと思います。
タイトルにもあるように、社会人になり入社1年目〜3年目の方はいいと思います。後輩にプレゼントしてみようと思いました。
クリエイティブな発想が大切ということも記されているのが個人的には根拠が強く感じました
Posted by ブクログ
クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持ち)、ロジカルに展開する(わかりやすく伝える)
何度もこの文が本文の中に出てくる
なんとなくみんなもやっているし…と
考えることをやめてしまうのは
よくないと改めて思った
論理思考のための思考作業には
ステップが3つ書かれていた
ステップ1
前提を自分でちゃんと確認する(それは本当?)
ステップ2
深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)
ステップ3
自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
それが本当に大切なことなのか、
やることに意味があるのかを考えて
行動することが大切だと思った
そして、考えたことを伝えるときに
相手に伝わる話し方
テーマ→結論→根拠→行動
よい考えでも
良さを伝えられなければ意味がない
Posted by ブクログ
〜マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書〜
-入社前に買った1冊で、大人になった今だから読み直してみた。
-マッキンゼー系のビジネス本は個人的に結構好きで、特に大嶋祥誉さんが書いてる本は文字のサイズとか行間とかが結構私みたいな読書元々苦手な人に合ってる気がして尚好き。
-入社前に読んだ時とはまた違った観点を持てた。
-入社前はすごい意識高い系でエンジンぶん回してたから、読んだ後になんだか想像できない妄想と共に、一回り大人になった気がした。
-今読んだら、ニューノーマルだろうが、ポストコロナだろうが「働く」ことに対して「社会貢献」に対して「儲ける」ことに対しての軸は変わらないってことを改めて痛感しました。
-新しいことをやろう!人がやったことないことをやろう!なんてすぐに大そうな人間になるのは難しいわけで、
-そういうことを簡単に言える人って羨ましいけど、ほとんどは何も考えてないと思う。
-でも、何事にも人との関わり方と戦略とそれに基づく戦略があれば、できないことはないんじゃないか、あれ?わたしにもやれる?って思える一冊でした。
-毎日の業務に追われて「あれ、わたし何やってんだろ?」って人に今だから、この時代だから読んでほしい。
-やっぱり原点って大事だな。
(この前の投稿でも言った気がするけど笑)
大嶋祥誉さん、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングのステップを一つ一つ詳しく学ぶことができる。しかし、もう少しステップをわけて説明して欲しいと感じた。まずは当たり前の事を一歩踏み込んで考える癖をつけようと思う。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングよりはクリティカルシンキング(批判的思考)についての解説。
So what?
why so?
について。
60分で読めるけれど、俺にとって読後に何も残らない本だった、残念ながら。
Posted by ブクログ
タイトルにつられて購入。
企画を考える部分を論理的に組み立てていこうという話。
著者自身も直感派であったがマッキンゼーでの経験を通して論理を積み上げていくことで計画を練っていく手法を会得したという。
ただ、根底部分は直感でも構わないといった記述もあった気がする。
Posted by ブクログ
パワーフレーズ
「(ロジカルシンキングとは)本当にやるべきことを明確にしてくれるもの」
ロジカルシンキングについて本を一度読んだ人からすると、少しくどいほどシンプルな例が連続する。しかし、本当に自分ができているのかな?と立ち返る時には手元にあると良い一冊。
Posted by ブクログ
クリティカルに考え、ロジカルに展開することが独創的な仕事をするキーだと。前提を確認、根拠を調べる、自分だけの深い意見を持つ3ステップ。「だからなに?それはなぜ?」を繰り返すことで思考を深める。