【感想・ネタバレ】マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書のレビュー

あらすじ

なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?その秘密はマッキンゼーの新人研修&OJTにあった。本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修のエピソードを紹介しながら、そこで叩き込まれる「マッキンゼー流ロジカルシンキング」のエッセンスを解説する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の中でマッキンゼーブームで購入した本。
論理的思考とは何か〜①前提をちゃんと理解する(それは本当)②深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)③自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
クリティカルに考える。上記の3つを分析することで最も正しい回答を導く

相関関係と因果関係を一緒にしない 

so what だから何? why so それはなぜ?

わかりやすく伝える方法
何の話かテーマ、論点  何を言いたいのか結論、趣旨  そう言える理由は何か根拠、何をしなければいけないか、行動

この本を読んでロジカルな考え方、伝え方にはフレームワークがあり、その通りやれば割と上手く収まると思われた。しかしながら、日常的に行うには訓練が必要と思った

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2025年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的に読みやすくクリシン+ロジシンの内容が簡潔にまとめられている良書。特にロジカルシンキングはクリエイティブな発想を具現化するツールである点は、認識を改める必要がある。

本書で定義する論理思考とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の思いで考えを持ち)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」であり特に重要な視点はクリティカルに考える(深い洞察による自分の考えを持つ)である。

「直観」や「ひらめき」を武器として使い周りを納得させることは重要であるため、ストレートに表に出すのではなく、「深く」探る必要がありこれが「論理思考」の基本。ここでいう「論理思考」とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持つ)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」だが思考作業は以下3点。
ステップ1 前提を自分で確認する(それは本当?)
ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
大事なことはクリエイティブかつ論理的に「今目の前で起こっている真の問題は何か」を見つけ出すこと。「本当にどうなのか?」という1歩踏み込んだ思考をして、見当違いの思い込みによる失敗を防ぐ。
世の中にはいくら論理的に正しくても、この状況ではベストではない場合もある。

「それ、いいね」と言われるためには「クリティカルな思考(深い洞察)」がなければ始まらない。まず最初のボタンを掛け間違えないように「直観」や「ひらめき」に対してステップ1 (全体を俯瞰して)前提を自分で確認する(それは本当?)。また相関と因果関係の区別、当たり前は言わない。以下3つのスタンスは大事。
1 常に目的を意識する
2 思考パターンの枠を意識する
3 問い続ける(so what why so)
クリティカル思考を鍛える7つの習慣
1 身近な人にあえて具体的に話す
2 「乗っかる」のをやめる
3 ニュースの見出しから「別のこと」を考える
4 衝動買いの前に考える
5 事実と意見を区別する
6 どんな発言に対してもなにか「問い」を立てる
7 言葉の曖昧さに甘えない

「説得力」とは「論点」「結論」「根拠」「行動」の4要素を満たす。ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
「論点」「結論」を出すには「演繹法」と「帰納法」がある。前者は【大前提】→【調査観察】→【結論行動】の思考プロセスであり、【大前提】にとって意味のある【結論】が出るのが特徴。別名三段論法。注意点は間違った【大前提】や見当違いの【調査観察】を入れないようにすること。後者は【複数の事実、状況】→【類似性の調査観察】→【推論(結論)】であり、観察力や想像力が大切。
さらに話すときの流れとして「テーマ」→「結論」→「根拠」→「行動」で話す。また、客観的な理由が根拠としてある場合「調査の結果問題ないと思います」と客観的かつ具体的に言う。

ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)では「アイデア発想法」を使って発想を深くする。等価交換法、1人ブレスト、シックスハット(客観、直観、否定、肯定、創造、全体実現)

シナリオ分析でポジネガ分析してそれぞれの対策を緊急度、重要度マトリクスでマッピングする。
「本物の論理思考」は、論理思考を習慣にして意識的にクリティカルに思考プロセスすることで鋭くなった直観の正しさをロジカルに証明すること。

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2017年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

独創的なアイディアを説明するために、ロジカルシンキング(話し方なども含め)を使う、ということがテーマ。
閃いた、としてもそれをうまく伝えられなければ、イーロン・マスク等のごく少数の天才を除いて人や組織を動かせない。
人や組織を動かせないとビジネスにならない、という流れかと。

どこまでメッセージを練り上げられるか、という切れ味勝負”も”だが、それをどう構造立てるかという組み方・伝え方もやはり両方必要だということを実感。
というか、元々はそうだったが、最近はできているかどうかは別で、工数のかけ方として切れ味に少し傾斜をかけすぎていたかも、と自戒。

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2024年10月14日

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