諸星大二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
掲載時に何となく見てたけど 買ってしまった。
うーん。
自動車で、異様な場所に行くと変なFM局が、衒ひのないアニソン流してたり、するのでラジオ局を探してたことあったし、前ゐたところでは、AMで東京の(勿論、朝鮮語のラジオも聞けた)局の放送を聞けたので聞いてたけど、うーん、本作のナニは、うーん。
平岡公威さんが冥府を彷徨ふのを見たかったけど、うーん。『新世紀エヴァンゲリオン』の監督が諸星作品を見てアレをデザインしたと言ふのを聞いた後で、本書所収の冥府での鬼見ると、アレよりなんか、劣ってる感じが。
「まるでマンガだ」に関するものも、なんか、うーん。
ユーモアの感覚がこなれてて、いいんだけ -
購入済み
西遊記に似ているがちょっと違う
西遊記に似ていますが、設定が人間になっている点がすごくリアルに感じます。ストーリーはよく出来ていて、すごく面白いです。本当は西域編とあるので、本当は別のストーリーもあるのかもしれませんが、途中で説明があるので、あまり違和感なく読めます。諸星大二郎の漫画はいつもよく調べられていると思われるので、リアル感をもって楽しく読めます。
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Posted by ブクログ
昔から好きな漫画家さん諸星大二郎先生のコミック。
独特の世界観とそれにマッチした絵のタッチが好きでデビューの頃からのファンです。あの手塚先生も昔雑誌で誉めておられました。
独特の世界観を描いた作品(シリアスなものからちょっとエロいって言うよりエッチなものも)ものがありますが、私の好きな(どど次元)のようなコミカルなものもすごく面白いです。
ファンのきっかけとなった『暗黒神話』はヤマトタケル伝説を中軸に、古代日本の各神話や遺跡、仏教、果ては呪術やSF要素までを取り込んだ、唯一OVAになった1作品で私も持ってます。
こちらもタイトル通り遠い世界の話しですが、どれも奇抜で面白かったです。 -
購入済み
ベテランの実力
昨今の若手作家が安易に手を出して、凡作駄作を大量に排出している「密室型謎解きホラー」とでも呼ぶべきジャンルを、その道の第一人者が描くとどうなるかという稀有な例。さすがです。
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Posted by ブクログ
買いそびれたので、ちょっと本屋を探した。
(2)を読み終えたときは、え、まだ続くのと思ったが。
前半はエッシャーのだまし絵のような錯視空間で物語りが展開していく。
そして、最後のクライマックスで魔物少女とキョウコのスリリングなやり取り。そして、読後の大きな喪失感。
全般に渡り、一遍ごとにクイズがあったりで、チョット脱力する部分と本編のギャップがモロ☆先生らしい。
読み始める前は、こんな凄い作品と思わなかった。
モロ☆先生の作品を初めて読んだのは、僕が中学の頃だから40年以上前。そう考えたら、もう大作は望めないかなと思っていた。だけど、本作のこのエネルギーに圧倒されて、妖猿伝や海神記の完 -
Posted by ブクログ
古本屋でふと手にとった一冊。2000年始めの頃の「鳥」をテーマにした短編集。特に50pの中編「本牟智和気(ホムチワケ)」が素晴らしかった。諸星大二郎の古代漫画は、いつも映画や小説では未だ描かれていない古代を描いているのだが、その描き方は、一旦紙に描かれてしまうと、たとえどんな奇異なことが起きようとも、それしかあり得ないような世界を創造してしまう。そもそも四世紀の日本など、今迄小説にはほとんど描かれない。文献がないからである。
ここで描かれていることは、もちろん「古事記」を下敷きにしているのだが、彼らの服装や巫女の立ち位置、神籬(ひもろぎ)の描写、伯耆の国の砂丘と森との関係などは、ちゃんと考古 -
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蛭子さんに補陀落渡海に、水をモチーフにした神話や民俗を基底とした作品群です。
イザナギとイザナミが一番初めに産んだのが蛭子命(ひるこのみこと)でしたが、不具の子だったために海に流してしまいますが、神となって戻ってきて、恵比須さんとして祀られる。
なんてったって、ヒルコと書いてエビスと読ませるわけですから、不具の子というのは、手足のない、胞状奇胎のような、形の成してない形状を思い出される。時にそれはドザエモン(溺死体)であり、その描写がまたすさまじい。
海の向こうは異界であり、そこからやってきた漂着物は時に神としてあがめられ、時に魔物として畏れられる。
また、逆に、生きて海の向こうに渡海