栗城偲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
それは昔々。他の妖怪たちに顔がないからと仲間はずれにされた寂しがりやの妖怪・のっぺらぼう。顔を狐面に隠し、ひとりぼっちで愛する誰かを待っている。そして二百年―。一般企業に勤める中途失明者の巽は職場で浮いた存在なのを自覚していた。そんな巽の唯一の楽しみは狐面を拾った縁で出逢った男・草枕と過ごすランチタイム。古くさい言葉遣いでちょっと浮き世離れしているけれど真っ直ぐ巽と向き合ってくれる彼に、いつしか恋心が芽生えていく。そんな時、巽のまわりで不思議なことが起こりはじめ…!?
沢山ある人外のお話とはちょっと違ってて、そこはよかった。
ただ、なんだか幸せを感じないってゆ~か釈然としない。
多分、私はのっぺらぼうという妖怪に抵抗があるからだろうなぁ。どうせなら。人間社会で生活できるろくろ首の方が受け入れやすかったかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
高校の同級生だった映次と恋人になって5年、“抱かれる=下になる”のが嫌な累はエッチを拒否してばかり。しかしある日、映次は事故で意識不明になってしまう。見舞いの帰り、累が目覚めるとそこは猫の国。映次の愛猫・シロとクロにそっくりの少年たちが「猫の国で白猫と黒猫、どっちが上になるのか猫王様の前で決めて欲しい」と迫る。猫王様の城へ向かう途中、映次への想いを再確認した累は…。同級生カップルの上下決定戦の行方は?
CPのそれぞれをクロとシロに擬えての猫の国なんだけど、クロシロが、微妙に映次と累に重ならなくて…。
もっとガッツリ二人に似せて欲しかったなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレええっと……。
ドSだと思ってた自分の職場の塾講師が実は、ドMだったと判明したことからくる戸惑い……というのがテーマだったと思ったのだけれど……。
どうやら、私が思っていたのとまったく違う話が展開されていた!!
塾の事務員を務める南雲は、鬼軍曹とあだ名される数学講師の本郷が苦手。
どうやら本郷は、他の人間には優しいのに、南雲にだけ厳しいようなのだ。
けれど、どういうわけだか南雲は本郷との遭遇率が高い。
避けよう、避けようと思っているのにも関わらず、喫煙室でばったりあってしまったり、おまけに自宅まで近かったり……そうこうしているうちに、少しずつ本郷との距離が近くなり、一緒に帰るようになる。
そんな折、男に殴られる本郷を南雲が助けたところ、実は本郷はゲイでMで、おまけに南雲のことが好きなのだ、と告げられる。
突然の展開に驚く南雲だったが、本郷は南雲につれなくされることさえも「喜び」だと言い……
という話だったんですが……。
結局、私には本郷のどこがドMだったのかわからない!! まーったくわからない!!
確かに、前の彼氏には暴力を振るわれていて、それでも嫌ではなかったようなのだけれど、別に南雲と付き合い始めてからはドM的な行為を強要するわけでもなく、いたってまともで。
むしろ、ドSなんじゃないのかと思うくらい、一度リードを許したらぐいぐいくる感じで、挙句の果てに、南雲が受けだし……。
いやいや待って、ドMな攻めって何!? どんなの?? って思ったけど、結局、答えは出ませんでした。
違う……私が読みたかったのはこういうSMじゃない……と大きく打ちひしがれる結果になりました。
えーっと、普通のSM話を期待しているなら読まない方がいいです。
というか、変にSだとかMだとかの設定を入れるから、妙な期待感を持つわけで、そういう期待をしなければ十分に面白い本だと思います。
ただ、個人的には逆に思いっきりぶっ飛んで、Sじゃない攻めに「ガンガン攻めて!!」って懇願してくれる話にしてくれた方が読みがいがあったような気がしました。